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義実家に泊まるとき「バスタオル」は持参するorしない。気遣いが逆に悪印象になることも!?

もうすぐお正月。年末年始に家族で夫の実家に行くという人も多いと思います。義実家にお泊まり帰省をする場合は、お土産だけでなく、着替えや洗面用具など、いろいろと荷物も多くなりますが、皆さんはバスタオルを持っていきますか? 今回『kufura』では、既婚女性107人にアンケートを行い、義実家にお泊まりする際に、家からバスタオルを持っていくかどうか調査してみました。

義実家にバスタオルを持参するのはかなりの少数派!

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まず、「あなたは夫の実家に泊まるときに、家からバスタオルを持参しますか?」と聞いたところ、以下のような結果となりました。

「持参する」・・・3人

「持参しない」・・・39人

「そもそも夫の実家に泊まることがない」・・・65人

今どきは、夫の実家に行っても泊まらずに帰ってくる人が多いようですが、泊まる場合は、バスタオルを持参する人はかなりの少数派で、バスタオルを持っていかない人のほうが圧倒的に多いようです。ではなぜ、義実家にバスタオルを持っていく、もしくは持っていかないのか、その理由を聞いてみましょう。

義実家にバスタオルを持参する理由とは?

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まずは、義実家にバスタオルを持参するという人の理由から見ていきます。

「私が潔癖症で、ほかの人のものを使うのが嫌なので、義実家に行く際も自分のバスタオルを持参するようにしています」(43歳/主婦)

「夫の実家に負担をかけたくないので、バスタオルは家から持参します」(74歳/主婦)

「使って汚れたものを洗ってもらうのは申し訳ないので、バスタオルは家から持っていくようにしています」(61歳/主婦)

義実家にバスタオルを持参する人の、持っていく理由は主に2つ。1つは、義家族だけでなく他人のバスタオルを使いたくないから。もう1つは、義実家でバスタオルを用意してもらったり、使用後に洗濯してもらうことを申し訳なく感じるという気遣いからの理由でした。

義実家にバスタオルを持参しない理由は?

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では次に、多数派だった義実家にバスタオルを持参しない人の理由をご紹介していきます。

義両親が用意してくれているので必要ない

「義両親がいつも用意してくれているし、それを使うことに抵抗もないので、家からバスタオルを持っていくことはありません」(31歳/主婦)

「バスタオルは義両親が用意してくれているし、そもそも家から持参するという考えもありませんでした」(53歳/主婦)

「バスタオルは義両親がきちんと用意してくれているし、帰る前に使ったバスタオルは自分で洗濯しているので、特に持っていかなくても問題ないと思います」(57歳/主婦)

「いつも新しいバスタオルを用意しておいてくれるので、家から持っていくことはありません」(73歳/主婦)

いつも義両親がバスタオルを用意してくれているので、わざわざ持っていかないという人が目立ちました。きちんと洗濯したもの、もしくは新しいものを用意してくれているので、義実家のバスタオルを使うことに抵抗はないし、そもそも持っていくという発想がなかったという人も多いようです。

荷物になるのが嫌なので持っていかない

「本当は自分のものを持っていきたいのですが、バスタオルはかさばって荷物になるので持っていきません」(39歳/総務・人事・事務)

「バスタオルまで持っていくと、帰省の際の荷物が増えて大変なことになるので、バスタオルは義実家で貸してもらうようにしています」(42歳/主婦)

「義実家にバスタオルはたくさんあるし、家から持っていくと荷物になって大変なので、持っていきません」(58歳/主婦)

できれば家から持っていきたいと思っていても、実際にバスタオルはかさばって荷物になるので持っていかないという人も。義実家への帰省は、何かと荷物が多くなるので、必要最低限のもの以外は持っていきたくないですよね。なので、義実家で借りることのできるバスタオルは、持っていかないという人もいました。

持っていくのは義両親に対して失礼な気がする

「持っていくと、義家族に自分たちの家のタオルは使いたくないように思われてしまって、逆に失礼になる気がするので、家からバスタオルは持っていきません」(40歳/主婦)

「バスタオルを持っていったら、義両親に“家族なのによそよそしい”と思われてしまいそうなので、持っていきません」(49歳/総務・人事・事務)

「義理の両親から、“バスタオルは必要ない”と言われているので、逆にわざわざ家から持っていくのは失礼にあたる気がします」(51歳/主婦)

バスタオルを持っていくと、義両親に義実家のバスタオルを使うのが嫌だという印象を与えてしまう恐れがあるため、持っていかないという人もいました。使うのが嫌という理由ではなく、義両親の負担にならないようにという気遣いからの理由であったとしても、「家族なのによそよそしい」とマイナスに捉えてしまう義両親もいるかもしれませんね。

持っていかない理由はほかにもいろいろ

「バスタオルは乾きにくいし、義実家に干すスペースもないので、フェイスタオルを多めに持っていって使うようにしています」(68歳/総務・人事・事務)

「そもそも家ではバスタオルを使わずフェイスタオルを使っているので、義実家に行くときもフェイスタオルを持っていきます」(29歳/主婦)

「義実家で貸してもらうのが当たり前だと思っていたので、持っていったことはありません」(26歳/その他)

「義家族と同じタオルを使うことに抵抗がないので、持っていきません」(54歳/主婦)

「帰省の際は、いつも近くの温泉に行くのが定番。義実家でお風呂に入ることはないので、バスタオルも持参しません」(53歳/その他)

「最初のころは持っていきましたが、夫が持っていかなくていいとしつこく言うので、持っていくのをやめました。正直、義実家のバスタオルは使いたくありませんが、夫がうるさいのでしょうがないです」(55歳/主婦)

ほかにも理由はいろいろありましたが、バスタオルではなくフェイスタオルを持っていく人もいる様子。そもそも家でもバスタオルは使わない、またフェイスタオルは荷物にならないし、バスタオル代わりに使えるからというのがその理由のようです。ほかにも、バスタオルは義実家で貸してもらうのが当たり前だと思っていたという意見も目立ちました。

バスタオル問題に対する義両親の反応は?

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義実家にバスタオルを持参する、もしくは持参しないことについて、義両親はどのように考えているのでしょうか? 義両親の反応についても聞いてみました。

「義母はいつも、“バスタオルは家にあるから持ってこなくていいよ”と言ってくれるので、持っていきません」(41歳/主婦)

「いつも“何も持たずに泊まりに来てね”と言ってくれます」(49歳/総務・人事・事務)

「義実家に泊まりに行くと、いつも“これを使ってね”と、バスタオルを用意してくれます」(56歳/主婦)

「バスタオルを持っていかないことに対し、“洗濯が大変だ”と義母にチクリと言われたりしますが、私が家から持っていこうとすると、旦那は“持っていくな”と言うので、どうしようもありません」(55歳/主婦)

「潔癖で、他人のタオルなどが使えない私。義両親は、“わざわざ持ってこなくていいのに”と言ってくれますが、“洗い物が増えると申し訳ないので”と誤魔化して、持っていくようにしています」(43歳/主婦)

義両親から「バスタオルを持ってこなくていい」と言われている人が多いことから、義両親も、自分たちの家のバスタオルを使ってもらうのが当然と考えていることが多いようです。ただ、「特に何も言われない」(40歳/コンピュータ関連技術職)という人もたくさんいたので、バスタオルに関しては、義両親はそれほど気にしていないのかもしれませんね。

いかがでしたか? 義実家に泊まる際は、バスタオルを持っていかないという人が圧倒的多数。今回の結果を見てみると、一般的に義実家に宿泊する際は、バスタオルは義実家のものを使うというのが、皆さん及び義両親双方の共通認識となっていると言えそうです。

土田奈々子
土田奈々子

フリーライター。2011年よりイギリス在住。渡英前は出版社に勤務し、金融機関向け専門誌やマタニティ&ベビー誌の編集に携わる。現在は、ウェブを中心に女性向けの記事を数多く執筆。得意ジャンルは、妊娠・出産・育児や女性の健康、海外生活事情など。プライベートは、田舎の小さな村で日英バイリンガル育児に奮闘する二児の母。自分自身の働く主婦としての目線、子育て中の母としての目線を大切にしながら記事を書いていきます

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