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「励ましの言葉」はもうこれだけでいい…!「わかるよ」「頑張れ」「大丈夫」みんなの励まされた言葉、集めました

仕事での失敗、失恋、友達とのすれ違いなど、日々の生活で落ち込むことはあります。その気持ちを解消する方法は、さまざまありますが、誰かにかけられた「励ましの言葉」が心に癒やしを与えてくれることもありますよね。みなさんは、どんな言葉をかけられたいですか?

20〜60代の男女374人に「励まされた言葉」を伺いました。同僚、先輩、友達、家族、さまざまなシチュエーションでかけられた言葉を紹介します。

自分の成果を認めてくれる言葉が嬉しい

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みなさんから寄せられた「励まされた言葉」を見ると、自分の頑張りや努力してきたことを認めてくれる言葉が記憶に残っているようです。とくにビジネスシーンにおいて、仕事の成果を認めてくれる人の存在は励みになります。

「先輩から『君の仕事はきっちりしているから安心できる』と言われたことで自信が持てました」(65歳男性/企画・マーケティング)

「上司に言われた『頼りになる』は、嬉しかったです」(54歳男性/その他)

「先輩から『あなたは仕事ができているんだからもっと自信を持ちなさい』と言われて、仕事のやる気に繋がりました」(30歳女性/主婦)

「仕事仲間からの『◯◯さんの仕事はいつも完璧です』は嬉しかったです」(59歳男性/営業・販売)

「上司から言われた『安心して仕事を任せられる』という言葉です」(66歳男性/総務・人事・事務)

「上司との面談で『いつもあなたがいてくれて助かるよ』と言われたのは忘れられません」(34歳女性/研究・開発)

「職場の人に言われた『全幅の信頼を置いているよ』です」(66歳男性/その他)

「上司から『あなたは、人が気づかない部分に気を配っていて丁寧に仕事をしているね』と言われたことです」(68歳男性/その他)

ピンと気を張って仕事をしていたときに、フッとそれが安らぐような温かい言葉は気持ちを楽にしてくれます。また、自分の頑張りを認めてくれる職場なら、モチベーションも上がりますよね!

仕事で励ましてもらえると、報われた気持ちになります。

友人からの「わかるよ」は魔法の言葉

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自分の感情を理解してくれて、気持ちに寄り添って「共感」してくれたことに励まされた方も多くいらっしゃいます。否定する言葉を使わずに、相手のことを受け入れる。それだけで励ましに繋がります。

「何か相談したときに友人から『わかるよ』と言われると少し安心することができます」(45歳女性/その他)

「友達が言ってくれた『しんどいときは休んだら良いんだよ。何もしないで良いんだよ』に救われました」(53歳女性/金融関係)

「友達が『こんなに優しくて強い女はいないよ』と言ってくれました」(44歳女性/主婦)

「友人から『あなたといると明るくなるから好き!』と言われたのは嬉しかったです」(25歳女性/営業・販売)

「友人から言われた『大丈夫。◯◯ならやれる』の言葉です」(50歳女性/総務・人事・事務)

「異性の友人に言われた『いてくれるだけで、安心感が増すよ』という言葉」(60歳男性/会社経営)

「共感」は、自尊心が高まり、相手との信頼関係も深めます。励ます言葉がすぐに出てこないときには、まずは「共感」は大事かもしれません!

「そばにいるよ」という共感の態度は心を慰めてくれます。

励ましの言葉は「無理せず頑張って」が定番!?

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次に自分が励ますとしたらどんな言葉をかけるのかを伺いました。

「私も頑張るから、一緒に頑張ろう!」(57歳女性/その他)

「しんどいときはいつでも話を聞くし、言いたくなかったらおいしいものでも食べに行こう」(29歳女性/学生・フリーター)

「努力が無駄になることはないから頑張れ!」(56歳男性/その他)

「目を見ながら『大丈夫!』と言います」(60歳男性/会社経営)

「無理せず、やれるところまでほどほどにやってみて」(42歳女性/その他)

374人の回答のほとんどが「無理せず、頑張れ!」でした。いろんなシチュエーションにもよるのかもしれませんが、意外とアッサリとした回答が集まったという印象です。

無理強いはしないけど、できるだけのことは頑張ってしよう!

相手の気持ちに寄り添う言葉を

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誰かに相談をされたときに自分の意見を言い過ぎるのは、励ましにはならないかもしれません。相手の気持ちに寄り添い、まずは「共感」。そして認めてあげること。みなさんの経験を見ると、このふたつが大事なことではないかと筆者は思いました。

そのうえで、相手の境界を超えて踏み込まず、一定の距離からアドバイスすることも重要。落ち込んでいるときは、ただ話を聞いて欲しいだけの場合も多いので、こちらから答えを提案するのではなく、相手の気持ちを最大限引き出して受け止めてあげるのが得策かもしれないですね。

励ますだけではなく、傾聴することも大事。
中山夏美
中山夏美

山形県出身在住。一児の母。出産を機に2020年に東京からUターン。アウトドアとエンタメを得意とするライター。雑誌やWEBメディアに携わる。

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