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どうしても「義実家に行きたくない」ときの言い訳は?みんなが納得する理由は…既婚女性にアンケート

たとえ比較的円満な関係であっても、義実家への訪問はどこか気が重いと感じてしまう人もいるようです。ゴールデンウィークの帰省もできれば回避したいと考えている人も、もしかしたらいるかもしれません。

そこで、『kufura』では既婚女性84人を対象に、“義実家に行きたくないときの上手な言い訳”をテーマにアンケート調査を実施しました。

義実家に行きたくないときの言い訳トップ3

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既婚女性84人に“義実家に行きたくないときの上手な言い訳”をたずねたところ、次の3つが大半を占めました。

第1位:体調不良・・・42票(50.0%)

第2位:プライベートの都合・・・16票(19.0%)

第3位:仕事の都合・・・13票(15.5%)

半数の人が挙げた口実は、自分自身や夫、子どもの“体調不良”。角が立たず、かつ当日のドタキャンにも使える万能フレーズですよね。うまい言い訳が見つからないときは、とりあえず健康問題のせいにしておくというのは義実家に限らず、さまざまな付き合いをスキップしたいときの常套手段ともいえるかもしれません。

ランキング外ではこんな少数意見も…

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トップ3の言い訳以外の少数意見として、こんな声も……。

「年に1回しか行かないし、行くと優しく接してくださるので嫌だなと思ったことはないです」(55歳/主婦)

「行きたくないと思うことがない。もし行けない状況のときが来たら素直な気持ちを伝えると思います。義実家もいつも気遣ってくれるので、そのまま受け止めてくれると思います」(53歳/主婦)

「行かない、と最初に宣言しておく。行くことがないことを伝えておくのが得策」(42歳/主婦)

「お義母さんは私に会いたいのではなく、息子に会いたいのだから、あなたが沢山行ってあげて!と夫に事あるごとに話す。初めからあまり顔を出さない嫁に徹している」(51歳/主婦)

「あまり言い訳しない。面倒であれば面倒だという」(36歳/その他)

義実家との関係性は、家庭ごと人ごとに千差万別。そもそも「行きたくないと思うことがない」というコメントは、上記を含めて8件ありました。その他、言い訳に頭を悩ませるよりも、はじめから「行かない」宣言をしたり、行きたくない旨をはっきりと伝えたりするのも、ひとつの手かもしれません。

義実家以外にも使えるかも!? 人付き合いを控えたいときの定番フレーズ

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体調不良

「体調が悪いといえば無理強いされないしちゃんとした理由のように感じる」(32歳/主婦)

「旦那が体調不良とか、風邪気味とか。病人かもしれない人を連れて行くのはご迷惑なので……という感じに言う」(57歳/その他)

「喉が痛い等、風邪の兆候があり、うつすと大変なのでと伝える」(57歳/総務・人事・事務)

「子どもが体調不良。これが一番角が立たない」(46歳/総務・人事・事務)

「猫の体調が悪い。みんな猫好きなので最優先事項となり、説明の必要もなくスムーズだから」(54歳/主婦)

会いたい気持ちはあるけれど、病気のせいで残念……というニュアンスをにじませて伝えれば、相手に悪印象を与えることもないはず。ただ、あまり頻発すると相手から心配されたり、怪しまれたりしかねないので、使うタイミングには注意しましょう。

プライベートの都合

「予定が合わなくて、ということにしている」(36歳/金融関係)

「子どもが友達と約束があり、みんなでお邪魔できない。またみんな揃ったときに伺いますと言う」(39歳/主婦)

「子どもの予定とバッティングする。実際、部活や習い事が詰まっており、送迎が必要なので無理」(52歳/主婦)

「家事がたまっているからなど、当たり障りのないようにしています」(55歳/主婦)

プライベートな都合のなかでも、特に子どものスケジュールは鉄板。何かと忙しくて帰省どころではないというのは、その子が成長した証ともいえます。孫が元気で楽しくやっているなら……とおじいちゃんおばあちゃんも納得ではないでしょうか。

仕事の都合

「仕事が入ったと言ってごまかす! 大体、そう言えば夫が対処してくれるため」(49歳/主婦)

「夫の仕事が忙しいから休日はゆっくり休ませたい」(48歳/主婦)

2024年のゴールデンウィークは、4/30(火)、5/1(水)、5/2(木)が平日。「今年はゆっくり休みがとれなくて」と仕事を理由にすれば、義両親から「それなら仕方ない」と深く追及されることもなさそうです。

 

以上、“義実家に行きたくないときの上手な言い訳”についてご紹介しました。今年のゴールデンウィークはどうしようかとまだ迷っているという人は、ご参考にしてみてはいかがでしょうか。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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