アン ミカさんが大切にするギフト選びのルール3つ
アン ミカさんが大切にする3つのギフト選びのルールアン ミカさんは、普段からよくギフトを贈られているそうです。ギフトを選ぶ際には、3つのルールを基準にしているのだとか。
「ギフトを選ぶときは自分の実体験をすごく大切にしています。まずは自分がいただいてうれしかった、すごく美味しかった、笑顔になったというものを選ぶ。これは、喜びを巡らせるためです。
2つめに、世界的に知られているなど、そのブランドが持ってる安心感があるもの。皆さんが知っている伝統、歴史があるものだといただいた方も選ぶ側も安心感があります。 そういう歴史に裏打ちされて、長く世界で愛されてるものを選ぶことが多いです。
3つめは、お渡しする相手との何かしらのリンクを考えます。お渡しする時にお話するストーリー性、ラインナップがたくさんあるブランドの中から、なぜこれを選んだか。“あなたにこういうものが合うと思ったの”っていうところまで考えて、受け取られた方に笑顔を巡らせることをむちゃくちゃ大切にしてます。
相手を笑顔にする……その笑顔を見ると自分も笑顔になります。美味しいもの、そして甘いものは好感を高めます。皆さんプレゼント上手になって、ピースのチョコで皆に笑顔を巡らせていきましょう」(以下「」内、アン ミカさん)
ギフト選びのポイントは日々の細やかなやり取りから相手のSNSまで情報収集!
ギフトの選びのアイデアは日々の細やかなやり取りから相手のSNSまで情報収集!ギフトの達人であるアン ミカさんが、絶対やらないことがあります。
「プレゼントを贈る相手の家庭環境などをちゃんとリサーチしてから、お渡しするようにしています。例えば生モノなど賞味期限が短いもの、扱いに困るものを大量に贈らない。1人暮らしの方だと冷蔵庫の空きスペースが狭いかもしれないので冷蔵・冷凍保存が必要なものをたくさん贈らないとか、お酒が苦手な方にお酒を贈らないなど。“この年齢の方だからきっとこうだろう”という想像だけで贈らないように気をつけています」
なるほど……実際アン ミカさんはどうやって、お相手が喜びそうなギフトの情報を得ているのでしょうか?
「プレゼントを贈るのは基本的に近しい仲。なんとなく周りの方にお伺いしたり、相手との過去の会話などの引き出しから考えたり。今だったらSNSを見てなんとなく“この人全然お酒の話が出てこない”という発見から、お酒を飲まれない方だろうなとわかりますよね。それで、そういう方には例えばイニシャル入りのハンカチや高級なジュースなど、自分ではあまり買わないものをお渡しします。フルーツにはアレルギーもあるので、事前になんとなく聞いてみたりなどリサーチしますね」
さらにギフトの渡し方にも、こだわりがあるそう。
「基本的には、お目にかかる時に手紙を添えてお渡しします。ただ、なかなかスケジュールが合わないまま年を越してしまう場合や、年末に多忙なお友達などには送らせていただくことも。そういう時は、送るのに適してるものなのかも考慮しています。お届け先も、芸能界の方で普段からマネージャーさんがよく帯同されている方は、家よりも事務所にお送りしたほうが受け取りやすいなど、事前にリサーチしています」
「つまらないものですが……」は絶対に言わない
nullさらに直接渡す場合、アンミカさんは絶対に「つまらないものですが……」という言葉を使わないそう。
「私は絶対にそうは言わないです。 “気に入ってもらえたら嬉しいけど”“私はすごく好きなものなの、これ”など、謙虚さは失わない程度に気に入ってもらえたら嬉しい気持ちを伝えます。
日本のへりくだる、つつましやかさからくる言葉とわかっていても、やっぱりつまらないものは、欲しくない気がして……。丁寧な言葉だと“ご笑納ください”など、別の言い方もできますよね。自分が1回食べて欲しかったものや、使って良かったものを贈るようにしているので、“自分もこう使ってすごくよかったから、選んでみたの”など、押し付けがましくならないように気をつけてお渡しします。
あと、外国人の友達からは逆に“ウィッシュリスト”という、自分の欲しいものが書いてあるリストを事前に送ってくることも多いんですよ。でも、欲しいものをリスト化されたものを順に贈る側がみんなで取り合うので、高いものが残っちゃったりしますが、それもご愛敬です(笑)」
今回の発表会で紹介されたチョコレートなどは、ちょっとした贈り物にピッタリなのだとか。
「元気がない友達には、チョコレートの出番が多いですね。チョコレートを“はい”って渡すと、笑顔になる。お友達のおうちに行くときにも、お茶受け的にちょっといいチョコレートを持っていきます」
ギフトを渡すことで、関係性が深まったり、御縁がつながっていくきっかけになると語るアン ミカさん。
「ギフトやプレゼントは、相手の心をほぐして笑顔にするもの。そしてそのプレゼントで、いい未来のご縁を紡いでいくものですから、大切にしたいです。その場限りではなく、“いただいて嬉しかった。だからこのプレゼントを誰かにあげたい”と次のご縁を紡いだり、相手とのいい関係をポジティブに紡いでいくために贈りたいですね。
“リンツのチョコをいただいて美味しかった! あなたのこと考えてこういう内容のものを選んだよ”と言われてうれしくなって、相手とのいい思い出が 残っていく。するとその人との関係も良くなっていくみたいな。そういう風にプレゼントを選びたいですね」
2024年をポジティブな気持ちで乗り切る心構えを!
nullポジティブといえば、アン ミカさん監修の『ポジティブ手帳 2024』が3年目に突入。よりパワーアップして、日々ハッピーになるコツが満載と話題になっています。占いの知識と漢方養生士の資格を駆使してこの手帳を作り上げたアン ミカさんに、2024年はどんな行動を取ったら良いかをkufura読者に向けて教えていただきました。
「『ポジティブ手帳』のはじめの方にも書いてるのですが、2024年は“破壊と再生の星”冥王星が水瓶座に入ってきます。今はアクエリアス(水瓶座)の時代と言われる何百年に1度の時期。お互いの個性を認め合って、みんなが友好的に暮らし、自分の枠を外してフリーダムに開放的になっていくべき時代になるんです。冥王星は“破壊と再生”なので、1回自分で作っていた枠を取っ払ってみるといいですよ。思い込みとか、完璧主義とか、こうじゃなきゃいけないと思ってる人ほど、 1回過去の成功法則が使えなくなることがやってくるんです。
その時は“うわー、こんな悪いことが起こった”と思いがちですが、次のステップに行くためにはそれは実はいらない足枷だったということに気づく。足枷に慣れてしまい、重くないとダメと思って……そうでないとダメと思ってたけど、いらなかったじゃないということに。そんなふうに自分が心地よく生きるために、いろんなものがミニマムな状態になっていく時代になるので、日々の変化や気持ちを書くことで自分を知っておくといいですよ。
何に喜怒哀楽があって、何が心地悪いとか、何が似合う、好きなど、そういうものを知っていけばいくほど、生きやすくなるんです。そういう意味では、本当に『ポジティブ手帳』は必要なんですよ。来年の星回りほど必要になってくるので、自分自身を知っておくと、急に破壊と再生が起こった時に“これは私には必要だったんだ”とすっと平穏な気持ちに戻れます。何かが起こったときに“なんで?なんで?”と被害者意識になると、ぐっと沼にはまっていくので、ポジティブに気持ちを持っていくためにも『ポジティブ手帳』を活かしてほしいです」
アン ミカさんのようにポジティブに生きていきたい方は、ぜひ真似してみませんか?
大阪生まれ。IT系出版社に勤務後、「女性にもITをもっと分かりやすく伝えたい!」とIT系編集・ライターとして独立したはずが、生来の好奇心の強さとフットワークの軽さから、気が付けばトレンドライターとして幅広いジャンルを取材・執筆するように。商業施設や店舗の出店や話題の新商品など、時流にまつわるできごとをさまざまな切り口で伝えています。