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「LINEのブロック事情」を調査!企業アカウントには容赦ないけど、自分がされると超へこむ!?

楽しく連絡が取りあえて、時には企業のお得情報も手に入るLINEは、多くの人にとって欠かせない便利ツール。でも一方で、自分に関係ないメッセージがたくさん届くと煩わしく感じてしまう人も多いはず。そんな時に行う「ブロック」機能。実はこの機能、した側はスッキリ、された側はモヤモヤが残る、非常に扱いに注意が必要なもの。そこで今回は、20代~60代の男女500人にLINEのブロックについてアンケートを実施。みんなどれくらいブロックしているの? ブロックされたらどう思う? LINEのブロック事情をまとめてみました。

LINEのブロック経験がある人は全体の47%、20代は9割も!!

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まずはじめに、LINEのブロックをした経験について尋ねたところ、「ある」という人は全体の47.2%。これを男女別にみると、女性が約4割だったのに対し、男性は6割弱と女性より多いことが明らかに。また年代別にみると、若い世代ほど多く、なんと20代では9割以上の人が「ある」と答えていることがわかりました。年齢が上がるにつれ、相手の気持ちを考え、ブロックを躊躇してしまう傾向にあるのかもしれませんね。

■あなたはこれまでに、LINEで「ブロック」をしたことはありますか?

「ある」……236人(47.2%)
「ない」……245人(49.0%)
「わからない」……19人(3.8%)

【男女別「ある」人の割合】
「男性」……56.9%(199人中113人)
「女性」……40.9%(301人中123人)

【年代別「ある」人の割合】
「20代」……90.5%(42人中38人)
「30代」……55.7%(70人中39人)
「40代」……50.8%(124人中63人)
「50代」……42.4%(132人中56人)
「60代」……30.3%(132人中40人)

個人アカウントをブロックする際は、右端の「ブロック」を選択します。

2人に1人が「企業アカウント」をブロックしていた

ではみなさん、具体的にはどんな相手をブロックしているのでしょう。「ブロックした経験がある」という236人に、その相手との間柄について尋ねてみました。その結果、最も多かったのは「企業アカウント」で5割。その理由については、「もう必要なくなったから」「必要以上にお知らせがくるから」などでした。

次いで多かった相手は、「知らない人」や「迷惑メール」などの「その他」。友達の自動追加機能が許可されていることで、「勝手にいろんな人とLINEの友達になっていた」「知らない人からメッセージが来る」というトラブルを経験している人が多いようです。ブロックした相手TOP10と、ブロックの理由については以下の通り。

■LINEでブロックした相手TOP10&その理由■

1位 「企業アカウント」……118人(50%)

・「よく利用する企業でお得な情報が欲しいため友達追加をしたが、通知が多すぎて鬱陶しくなったから」(20代女性/学生・フリーター)
・「必要のない情報が来るから」(36歳男性/デザイン関係)など

2位 「そのほか」……76人(32.2%)

・「迷惑メールがくるから」(35歳男性/研究・開発)
・「婚活サイトで会った人がしつこかったから」(51歳女性/総務・人事)など

3位 「恋愛関係の相手」……30人(12.7%)

・「ストーカー並みに連絡が鬱陶しかったため」(32歳女性/主婦)
・「もう連絡を取りたくないと思ったから」(35歳女性/その他)など

4位 「昔からの友人」……29人(12.3%)

・「もう関わらないだろうなと思ったから」(21歳女性/学生・フリーター)
・「相手に対する信用を失ったから」(34歳女性/学生・フリーター)など

5位 「営業の人」……26人(11.0%)

・「勝手に個人情報をみたから」(45歳女性/その他)など

6位 「会社の同僚」……19人(8.1%)

・「退職の際に職場関係の人は連絡先を消す決まりがあったため、ブロックで全部消しました」(43歳女性/その他)など

6位(同率)「趣味のつながり仲間(グループ、サークル)」……19人(8.1%)

・「一切縁がなくなったから」(42歳男性/その他)など

8位 「会社の上司」……13人(5.5%)

・「ハラスメントばかり言うため」(44歳男性/その他)など

9位 「学校・習い事関係」……6人(2.5%)

・「保育園の保護者グループ。抜け方が分からなかったから」(40歳女性/その他)など

9位(同率)「ママ友」……6人(2.5%)

・「人間的に許せない面が目に付いて不快だったから」(48歳女性/主婦)など

TOP10には入りませんでしたが、「親・きょうだい」など身内をブロックしている人も数人いました。

ブロックする前に、このような確認表示が出ます。

スッキリ!寂しい!? ブロック後の気持ちあれこれ

LINEブロック後の気持ちについて聞いたところ、ほとんどの人が「気持ちがスッキリした」「ホッとした」などやってよかったと感じていることが明らかに。一方で、知り合いをブロックした人の中には、「後悔した」や「少し寂しい」といった感情がある人もいることがわかりました。

■LINEをブロックした後の気持ちを教えてください。

「安心した。なるべくこれ以上この手のアカウントとは絡みたくない」(企業アカウントをブロック/24歳女性/その他)

「二度と関わりたくない」(企業・友人・恋愛関係等をブロック/51歳女性/総務・人事・事務)

「しっかり内容を確認してから友達登録などをするべきだと思いました」(営業の人、企業アカウントをブロック/54歳男性/会社経営・役員)

「仕事の上司なので後から後悔した」(会社の上司 、企業アカウントをブロック/34歳男性/その他)

「後で仕返しがあるかもしれないと思うと少し怖かった」(恋愛関係の相手/32歳女性/主婦)

「後ろめたい気もするけど、結果的には安心した」(企業アカウントをブロック/61歳男性/営業・販売)

ブロックをされた経験者1割、20代は3人に1人が経験あり

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では続いて、LINEをブロックされた経験について聞いてみましょう。まずはブロックされたことがあるかを尋ねたところ、「ある」という人は10%程度。「ブロックした経験」と同じく、「ブロックされた経験」も、女性より男性の方が若干多く、若い年代ほど多いことがわかりました。

■あなたはこれまでに、LINEでブロックされたことはありますか?

「ある」……52人(10.4%)
「ない」……273人(54.6%)
「わからない」……175人(35.0%)

【男女別「ある」人の割合】
「男性」……15.1%(199人中30人)
「女性」……7.3%(301人中22人)

【年代別「ある」人の割合】
「20代」……33.3%(42人中14人)
「30代」……17.1%(70人中12人)
「40代」……8.9%(124人中11人)
「50代」……6.1%(132人中8人) 
「60代」……5.3%(132人中7人)

ブロックされた相手、4人に1人が恋愛関係の相手

ブロックされた相手について具体的に当てはまる人をすべて答えてもらったところ、最も多かったのは「恋愛関係の相手」で3割弱。元恋人という人が大多数でした。ちなみにブロックされたことがわかった理由については、「メッセージが既読にならない」という人が最も多いことがわかりました。

■LINEでブロックされた相手TOP5■
1位 「恋愛関係の相手」……15人(28.8%)
2位 「そのほか」……13人(25%)
3位 「昔からの友人」……11人(21.2%)
4位 「趣味のつながり仲間(グループ、サークル)」……9人(17.3%)
5位 「会社の同僚」……7人(13.5%)

■LINEをブロックされたとわかった理由に当てはまるものをすべて選んでください。

「メッセージが既読にならない」…… 24人(46.2%)
「そのほか」……13人(25.0%)
「ブロックしてきた本人から聞いた」……3人(5.8%)
「共通の友人から聞いた」……2人(3.8%)

別れたら即ブロックする人も少なくないようです。

ショック!切ない!イライラ!? ブロックされた時の気持ちあれこれ

LINEでブロックされた時の気持ちについて尋ねたところ、「ショックを受けた」「悲しかった」という気持ちになる人が半数近くいました。一方で、昔の恋人やもう連絡を取らないであろう知人・友人からのブロックの場合、「何も感じない」「仕方ない」と諦める人も多いことがわかりました。みんなの複雑な気持ちは以下の通り……

「切なく感じた」(子ども・恋愛関係の相手からブロック/52歳男性/その他)

「気にならない」(昔からの友人・会社の同僚からブロック/43歳男性/営業・販売)

「前の職場の上司でお世話になった方だったのでショックだった」(会社の上司からブロック/34歳男性/その他)

「理由を教えてほしいと思った」(趣味のつながり仲間からブロック/51歳男性/その他)

「ショックだったが、もう関わらないからどうでもいいと思った」(会社の同僚からブロック/29歳女性/主婦)

ブロックされる側のほうが、ダメージが大きそうです。

SNSでブロックした経験がある人は28%

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LINEについては、わりとブロックしている人が多いことがわかりましたが、SNS(X<旧ツイッター>、インスタグラム、Facebookなど)ではどうなのでしょう。今までブロックした経験があるかを尋ねたところ、7割近い人が「ない」と回答。SNSについてはブロックではなく、「見ない」「会員登録を辞める」などの方法でSNSから離れるという手段を選ぶ人が多いようです。

あなたはこれまでに、SNS(X<旧ツイッター>、インスタグラム、Facebookなど)でブロックをしたことはありますか?

「ある」……140人(28.0%)
「ない」……342人(68.4%)
「わからない」……18人(3.6%)

いまは、LINEやSNSを見ない日はない?

みんなのLINEブロック事情、いかがでしたか?

意外とみなさん、企業に対しては平気でブロックしているようですね。一方で、ブロックしたりされたことで、ショックを受けたり、後悔している人も少なくないことがわかりました。友人や知り合いをブロックする時は、よく考えてから実行することが大切ですね。

ちえ
ちえ

エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。

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