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夫の実家への「帰省ブルー」を感じた人は7割!回避する秘策はある?既婚女性108人に調査

年末年始、夫の実家に帰省するのが気が重い……。毎年この時期、“帰省ブルー”に悩まされている人は案外多いのではないでしょうか。『kufura』では、20代~50代の既婚女性108人を対象に、その実態についてアンケート調査を実施しました。

「夫の実家への帰省ブルーを感じたことはありますか?」

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「ある」・・・48票(44.4%)

「ない」・・・23票(21.3%)

「帰省しない」・・・37票(34.3%)

そもそも帰省する習慣がないという37票を除いてデータを見ると、帰省ブルーを感じているのは、71人中48人にのぼり、約68%という割合に! 残念ながら、多くの女性にとって、夫の実家への帰省はあまり喜ばしくないイベントであるようです。

帰省ブルーの最大の原因は?

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夫の生まれ育った実家に顔を出すだけなのに、なぜブルーな気分になってしまうのか? その元凶についても尋ねてみました。

家事の手伝いで気が休まらないから

「ずっと台所にいなくてはいけない」(47歳/その他)

「夫の実家に行ったら、座る暇なく働きますが、ねぎらいはゼロ」(53歳/主婦)

「まだまだ男尊女卑のある地域で、女性はお酒の準備などを男の人のためにしないといけないから」(41歳/主婦)

夫の生まれ育った地域や家庭において「家事は女性がするのが当たり前」という価値観が根強いと、帰省が超ハード・モードに。夫は上げ膳据え膳でリフレッシュ。他方、妻のほうはせっかくの休暇が台無しで疲労困憊というのはきついものがあります。

苦手な親戚がいるから

「何かと義母の話を聞いては相槌を打たなければならないから。話が長いので帰る頃にはぐったりしてしまう」(28歳/主婦)

「独身の妹さんが2人いて義理の母と結託している感じが苦手」(56歳/総務・人事)

「義理兄がデリカシーのない発言をする。デリケートで触れてほしくないことも平気で話題にする」(33歳/主婦)

「旦那の兄嫁が苦手だから」(43歳/主婦)

義両親の存在だけでも気を使いますが、年末年始の休暇では実家に親戚一同が集まることもあり、余計に頭痛の種が増える羽目に。夫の手前、知らんぷりしているわけにもいかず、嫁としては辛いところです。

義実家の住環境が合わないから

「夫の実家は古くて掃除も微妙なとこがあるのでホント、年末は嫌。行きたくない……のが本音です」(48歳/主婦)

「夫の実家が古くて使い勝手が悪い。田舎過ぎてすることがないため」(50歳/主婦)

「家が寒い。タバコ臭い」(37歳/パート・アルバイト)

都市部と田舎の暮らしのギャップに悩む声も。ただ、夫の生まれ育った家や義両親の掃除の仕方にダメ出しをするのははばかられますし、これまた難しい問題です。

生活習慣が異なるから

「朝が早く、夜明けと共に起床しなければいけないこと」(58歳/主婦)

「長年の生活リズム、好きな食べ物とかが異なるので、一緒にいると大変疲れる」(52歳/主婦)

郷に入れば郷に従え……で、義実家の生活習慣に合わせなければならないのも帰省ブルーの一因。正月休みくらい好きなときに寝て、好きなものを食べて過ごしたいのに、慣れない環境で窮屈な思いをしなければならないのはしんどいですよね。

とにかく気を使うから

「何もすることがない。作り笑いでただひたすら疲れるだけ」(54歳/その他)

「義実家が遠方なので1週間は帰省しないといけない。よくしてくれて居心地はいいけど、気は抜けないので疲れます」(24歳/パート・アルバイト)

「義母はとても良い人だが、やはりとてもとても気を使う。何かと落ち着かないです」(39歳/主婦)

今回、帰省ブルーの原因として、最も多かったのはこれ。たとえ義実家との人間関係に問題はなくても、よその家で過ごすこと自体、疲れてしまうとの声が続出しました。やはりリラックスするなら自宅が一番というのは共感する人が少なくないのではないでしょうか。

その他、こんな理由も…

「ご飯の時に、お義母さんの使った箸で取り分けてくれたりすること。息子に虫歯がうつらないか心配」(45歳/事務職)

「実家にいるときの夫の態度が違う」(41歳/事務職)

「遠方なので年に1度しか会えないのですが、歓待ぶりがすごすぎて……。子どもたちだけじゃなく、私までお小遣いをいただくのですが、金額が大きすぎて申し訳ない気分になります」(38歳/パート・アルバイト)

2番目のコメントについて。夫の態度が普段とどう異なるのか具体的には示されなかったのですが、筆者友人から同様の愚痴を聞いたことはあります。日頃は家事・育児に率先的な優しい夫なのに、帰省したときにはその土地の風習に合わせるのか、亭主関白に急変するのだとか……。

また、義実家の手厚いおもてなしで、お小遣いまでもらえるのは、冷たくされるより恵まれた境遇ともいえますが、それはそれで気詰まりというのも、何となくわかりますよね。

帰省ブルーを回避する秘策は?

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「今年は仕事と重なり自分だけ帰省しなくていいので気分は楽。ただし夫に持たせるお土産など事前準備はしなければならない」(37歳/パート・アルバイト)

「子供の習い事や受験期を理由に、夫だけ帰省してもらった」(58歳/主婦)

「これからはわかりませんが、コロナ禍で行けない口実(主人のご両親は高齢のため)ができて良かったです」(38歳/パート・アルバイト)

「夫に頼んで、私の実家の両親の調子が悪い事にしてお互いの実家で過ごすことにした」(56歳/総務・人事)

「帰省してもできるだけ早めに帰れるように夫と画策。夫は自営業なので、これから仕事あるから~~と(嘘)夫からやんわり言わせています」(48歳/主婦)

「夫の実家にずっといるのではなく、近くの温泉旅館に行って気分転換」(58歳/その他)

「推しのトレカやグッズをカバンに忍ばせて、そっと見て元気をもらってました」(53歳/主婦)

仕事などを理由に行かないという手もありますが、今は何といっても三密回避が口実になるとの声は上記以外にもかなりありました。コロナ禍に感謝といっては語弊がありますが、正直この点に限っては、ほっとしている人が多いのではないでしょうか。

その他、夫だけ帰省させる、早めに切り上げる、帰省中ささやかな楽しみも見つけるなど、さまざまなアイディアが寄せられました。

 

以上、帰省ブルーに関するアンケート調査結果をご紹介しました。既に帰省することが決まっている人、あるいは義実家から「今年はどうするの?」とせっつかれて頭が痛い人はぜひご参考にしてみては?

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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