「先約・予定あり」なので…
null「もうすでに予定があって行けないと答える。先に約束していた方が優先順位が高いと思うから」(36歳/その他)
「その日は家族で一緒に食事に行く約束をしているので、という。家族との約束で文句をいわれたことがないから」(26歳/その他)
「その日は、舞台のチケットを取ってある。どうしても見たいので残念だけどと言う。飲み会の前から予定してあったといえば仕方ないと思われる」(58歳/主婦)
「次の日、用事があるから。詳しく話しすぎないのがコツ」(49歳/主婦)
「誘われる前からの予定・大事な約束」を引き合いに出して断るという方が、アンケート結果では一番多く、356人中82人と約2割を占めました。
予定があるから、用事と重なっているからという理由は、誰かを巻き込むこともなく、納得されやすそうですね。
「家族・子ども・ペットのケア」があるので…
null「行きたいけれど、家族の介護が今日は任せられる人がいないので、申し訳ないけれど、参加できません」(59歳/主婦)
「子どもの預け先がないです、と断る」(41歳/その他)
「子どもが受験生で送迎が必要なのでと断る」(45歳/主婦)
「子どもの習い事があるので……という」(41歳/その他)
「行きたいけど、家でペットが待っているから」(30歳/営業・販売)
「行きたいのですが、猫に餌をあげなくてはいけないので、という。ちなみに猫は飼っておらず、写真は妹のところの猫を保存しています」(50歳/総務・人事・事務)
高齢の家族、子ども、ペットなど、自分以外の家族を引き合いに断るという方も多くいました。いわれた方も状況が見えないだけに納得してくれそうですね。
「体調が優れない」ので…
null「ベタだけど“体調悪いので……”が簡潔で一番有効的だと思う」(40歳/主婦)
「最近、過敏性腸症候群で通院していて、調子悪いので、申し訳ありません」(48歳/主婦)
「生理でおなかがいたいので。調子が悪いといえば何もいえないと思うから」(47歳/主婦)
「腰痛で長い時間座っていられないと、よくギックリ腰をやるので」(58歳/主婦)
”体調が万全ではない”ということをアピールしながら断る方も多くいました。また自分ではなく、家族の体調を理由にするという方も。
「子どもが熱を出した、という。これなら仕方がないかと思ってくれるから」(46歳/主婦)
「家族が風邪気味なので念のためやめておきます」(35歳/主婦)
風邪は万病の元でもあるので、体調に敏感な昨今はとくに有効かもしれません。
先立つものが…「経済的に厳しい」です
null「お金がないからごめんという」(42歳/その他)
「今、金欠で厳しくて……ごめんねという! この理由で納得しない人はいないと思うから!」(32歳/その他)
「可愛く……“今は金欠大ピンチ! ご馳走してくれますか?”と、お金を捻出できないことを宣言します」(50歳/その他)
飲みにいけばかかるお金。そのお金を理由に断る方も複数いました。いわれた方はどうしてあげることもできないので、仕方ないと納得しそうですね。
「仕事があるので」行けません
null「仕事が次の日早くてなどと仕事都合にする」(35歳/その他)
「仕事関係の人と会う約束をしている。仕事なら無理に誘えないと思うので」(35歳/その他)
「行きたいんだけど仕事が忙しくて体がもたないと思うから」(47歳/その他)
「夜勤。それなら仕方がないと、みんな思ってくれる」(49歳/総務・人事・事務)
「仕事の締め切りが迫ってて、行きたいけど行けない」(56歳/主婦)
仕事が理由だと相手には状況がわかりにくいので、角が立ちにくそうですね。
「感染症が…」とお断りします
null「現時点では、感染症対策といえば終わりだと思う」(49歳/総務・人事・事務)
「コロナが心配だから。コロナといえば理解してくれそうだから」(20歳/学生・フリーター)
「“職業柄、感染対策徹底しないといけないので”病院勤務なことと地元でよく感染者が出たので」(26歳/その他)
「職場がコロナ対応に厳しめなのでやめておく……といえば納得してもらえる」(51歳/金融関係)
「“行きたいですが、職場から飲み会に参加するのを控えるようにいわれているので行けないです、すみません”コロナが流行っているため納得してもらえるし職場からいわれていることだから」(23歳/その他)
「娘の部活の大会が近いので、コロナ対策であまり仕事以外は外出しないようにしてるので、すみません。家族に感染させないためなら仕方がないと思うから」(47歳/その他)
「“年老いた両親と週に1回は会うので、感染対策として今は飲み会は我慢しているんです”と伝えます。我慢しているんです、ということで角が立たなくなります」(57歳/主婦)
「申し訳ありませんが感染が気になるので今回は遠慮させてください。落ち着いたらぜひ行きましょう」(53歳/主婦)
「今はとにかくコロナが理由です。ママさんとの飲み会だったら“会社で禁止されている”会社の飲み会だったら“配偶者の会社から家族の飲み会は控えるようにといわれている”」(53歳/主婦)
「このご時世で、家族も外食や飲みに行くのを我慢しているので、私だけ行けないので申し訳ないです!と謝る」(52歳/主婦)
”コロナだから”といわれれば、家族の感染が気になる、禁止されている、我慢している……と詳細な理由は様々だとしても、もう何にもいえなくなってしまうほどの存在感。人によって考え方や置かれてる状況も違うので、了承せざるを得ないといえるのではないでしょうか。
まだまだあります!「私流の断り方」
null「下戸なんです」(46歳/コンピュータ関連技術職)
「“最近睡眠不足なので……、次回参加します”次回といえば許されそう」(29歳/その他)
「車で来てしまったのでといって断る」(38歳/公務員)
「“行けたら行くわ”という。関西人なら、“ああ、来ないんだな”とわかるし、一応“行けたら”というエクスキューズもしているので、万能な言葉だと思っている」(47歳/主婦)
「みんなが私はBTSのファンだと知ってるので、BTSの生配信がどうしても見たいから!といいます」(52歳/主婦)
人によって様々な理由がありましたが、それぞれに優先順位が違うので、いわれた方も納得ですね。また、
「飲み会には行かないと決めているので、そもそも誘われることがない」(54歳/主婦)
という答えもありました。
いかがでしたか? 新型コロナウイルスが世界中で流行して以来、人が集まることに様々な考え方が表出されるようになりました。このアンケート調査を行なったときには日本に上陸していなかったオミクロン株の存在など、状況は刻一刻と変化しています。
人が集まる機会に気が乗らない時にはどうするべきなのか、自分はどうしたいのか、ゆっくり考えてみてもいいのかもしれません。ぜひ今回の記事も参考にしてくださいね。