意外と少ない!? 「実家に帰る」女性たち…楽しみ派は75%
nullまず、20代~40代の有職者既婚女性368人に“2018年の正月の過ごし方”について尋ねたところ、「実家に帰省する」または「実家と義実家に帰省する」と回答した人の合計は87人(23.6%)でした。
そして次に、その87人を対象に「実家に帰省するのは楽しみですか?」と質問すると、結果は以下の通りに。
「楽しみ」・・・65人(74.7%)
「楽しみではない」・・・22人(25.3%)
約4人に3人の多数派が、実家への帰省をポジティブにとらえていることが分かりました。
気兼ねなくゆっくり…「実家への帰省で楽しみなこと」
null続いて、実家に帰省する予定の87人に“実家への帰省で楽しみなこと・理由”についても回答してもらいました。
回答を分類して、多かった順にご紹介しましょう。
上げ膳据え膳も! 「のんびりできる」こと
「実家でゆっくり休めるので楽しみ」(40歳/その他)
「家事をしなくていい」(29歳/兼業主婦)
「ゴロゴロすること」(32歳/その他)
「実家の両親が子どもの遊び相手になってくれるので、のんびりできる」(31歳/主婦)
「上げ膳据え膳」(36歳/主婦)
実家でゆっくり羽を伸ばせることを“楽しみなこと”として挙げている人は、かなりの多数派になりました。家事に仕事に子育てに……と大忙しの毎日、年末とお正月ぐらいはのんびり過ごしたいですよね。
贅沢料理に母の味! 「料理がおいしい」
「お寿司が食べられるから」(32歳/主婦)
「カニ鍋を食べる」(49歳/主婦)
「母の料理を食べる」(24歳/営業・販売)
実家ならば、普段よりちょっとリッチなものを気兼ねなくごちそうになれたり、懐かしい“お袋の味”に舌鼓をうったりできるのも楽しみのひとつですね。
実家の猫にも! 久しぶりで嬉しい…「親しい人などに会える」
「みんなで楽しく1年の始まりを過ごせる」(24歳/その他)
「お盆以来、忙しくて会えなかったので嬉しいのと、実家に妹家族が来るのも楽しみ。おばあちゃんの家にも行き更におじさんたちとも会います。楽しみです」(39歳/主婦)
「なかなか会えない兄弟や甥っ子が来るので楽しみ」(29歳/主婦)
「実家の猫に会える」(32歳/主婦)
「親に孫の顔を見せられる」(23歳/主婦)という親孝行な声も。家族、親族に久しぶりに会えるのはもちろんのこと、学生時代の友人や懐かしい幼馴染などと旧交を温められるのも実家帰省の醍醐味です。
思い出もたくさん! 「実家や田舎の環境が好き」
「田舎ならではの景色が見られる」(42歳/主婦)
「温泉があるから」(33歳/主婦)
「実家のある街が好きだから」(39歳/主婦)
地元を離れてみて気がつく良さって、ありますよね。学生時代に通学で毎日通っていた道や思い出の公園、海岸など、懐かしい景色に癒される人も多いのかもしれません。
一応帰るけど…「実家への帰省で楽しみではないこと」
null実家帰省組のなかでは少数派だった「楽しみではない」と回答した人たちにも、“楽しみではないこと・理由”について聞いてみました。
逆に!? 夫もいるから…「実家のほうが気を使う」こと
「手伝いをしないといけないから」(38歳/主婦)
「夫に気を使いながら過ごさなければならない」(36歳/主婦)
「家にいるほうが気を使わなくて良いので楽」(36歳/主婦)
先述の「実家でのんびりできる」という答えとは間逆の意見もちらほら……。次に紹介する“家族との関係”にもよるのかもしれません。
正直おっくう…「家族・親戚との折り合いがよくない」
「父親の機嫌がコロコロ変わるから、周りが嫌な気分になりかねない」(38歳/主婦)
「母親に会いたくないから」(36歳/主婦)
「弟夫婦に会うこと。義理の妹に好かれていないから」(31歳/主婦)
肉親だからこそ嫌だと感じてしまうこと、溝ができてしまうこともあるでしょう。帰省はするものの、「顔を合わせるのが気まずい」「楽しくはない」という人たちも少なくないようです。
イヤじゃないけどゆっくり休みたい! 「時間・労力がかかる」
「実家に行くのがすごくイヤというわけではないが、正月休みが3日しかない。そのうち1日ずつ合計2日を互いの実家に行くと、ゆっくりする時間がない。たまには年末年始に旅行に行くなど自由に楽しんでみたい」(47歳/主婦)
「高速道路の渋滞が憂鬱」(44歳/主婦)
「遠いので行き・帰りの運転がいやだ」(30歳/主婦)
「実家がイヤ」というわけではなく、長距離移動に難色を示す声です。とくに、年末年始の移動に交通機関の混雑はつきもの。休暇が短くゆっくりとれない人だと、正直「帰省が面倒」というのは共感できますよね。
「夫と離れて寂しい」ラブラブな人も! 少数派の声
少数派ですが、なかにはなかなか見逃せない納得の意見もありましたのでご紹介しましょう。
「トイレの数が少ない」(48歳/営業・販売)
核家族での生活が長くなると、親戚一同が集まっての生活環境に戸惑ってしまうことはあるかもしれませんね。
「仕事の夫と離れるのは少し寂しい」(31歳/主婦)
「夫がいるほうが気を使う」という声もありましたが、一緒にいられない寂しさから帰省がさほど楽しくないと思う人もいました。ラブラブぶりに「ちょっとうらやましい」と感じる方もいるのでは!?
今回のアンケート結果では、年末年始に実家に帰省する人は4人に1人。今は昔よりも通信手段が発達して、遠方でも気軽にコミュニケーションができることもあって、わざわざ帰省しない人も増えているのかもしれません。
楽しみにしている方もそうでない方も、せっかく時間とお金をかけて帰省するのですから、少しでも「帰って良かった」と思える時間が持てたらいいですね。