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都内の「無料」で「涼しく」「ためになる」親子で楽しめる穴場「展示」に行ってみよう

とにかく暑い日が続きますが、どうせなら「無料」で「涼しい」場所に行きませんか? しかも、学びがあるのでためになること間違いなし。
都内で楽しめる展示会を3つご紹介します。

有楽町駅すぐそばの無料施設「SusHi Tech Square」

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2022年8月に有楽町にオープンした「SusHi Tech Square」 は 、デジタルを切り口に東京の「未来」「スポーツ」「生きもの」の展示を鑑賞・体感できるほか、展示や、テーマに応じた様々なワークショップ等のイベントを開催している施設です。展示されているコンテンツを通じて、「未来について一緒に考える」ことができるんですよ。

また、会場にある広場「プレイグラウンド」には Wi‐Fi 及びコンセントが完備され、飲み物も持込可能です。駅前&無料ですので、「待ち合わせまでのすきま時間にちょっと休憩」という利用の仕方もできます。

そんな場所で、現在東京都は「人間×自然×技術=未来展(ひと かける しぜん かける ぎじゅつ は みらい てん)-Well-being for human & nature – 」を開催中。
「人間×植物×AR=?」「人間×動物×AI=?」「人間×鳥×VR=?」「人間×昆虫×ドローン=?」「わたし×自然×技術=?」……といった東京の多様な自然の未来から、わたしたちの暮らしをより豊かにするヒントが見つかる展覧会です。

これまで「身体」「都市」をテーマにした展示を開催してきており、今回は第3期「自然と環境」としてウェルビーイング(こころ、からだ、つながりの豊かさ)をコンセプトに、より「体験」できる展示となっています。

エントランスの様子。

クリエイターによる様々な展示のほか、プレイグラウンドでは「もしも自分が植物だったら」というコンセプトでAR体験できる「擬草化フィルター」で記念撮影もできちゃいます。

廃材を活用したワークショップ、アートとビジネスを語るトークイベントのほか、8月24日(土)には夏祭りも開催予定。

東京都が主催のイベントですが、もちろん他県の方々も楽しめます。とくに都民の皆さんは、納めた税金の使われている場所ですし、積極的に観に行ってみては?

「人間×自然×技術=未来展 (ひと かける しぜん かける ぎじゅつ は みらい てん)
– Well-being for human & nature -」

会 期:2024年6月19日(水)~2024年9月23日(月)
休 業 日:月曜日(ただし9月16日、9月23日は開場)、9月17日
開場時間:平日11:00~21:00(最終⼊場 20:30)/⼟休日10:00~19:00(最終⼊場18:30)
⼊場料金:無料
会 場:SusHi Tech Square内1F Space
〒100-0005 東京都千代⽥区丸の内 3-8-3(東京交通会館向かい)
主 催:東京都
公式サイト

*同時開催
「TOKYO FORWARD TOKYO2020 レガシー展」
「デジタルでみる東京自然いきもの展」

AIが導き出した未来の旅行を体験!

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東京の南青山にある「ITOCHU SDGs STUDIO」は伊藤忠商事が運営している、SDGsについて発信やイベントを行う場所です。「人と商いと地球」をつなぐカルチャープラットフォームとして、展示コンテンツや「KIDS PARK」「こどもの視点カフェ」などを展開しています。

現在、AIが考えた「あるかもしれない未来」への旅を通じて本物の未来に思いを馳せる『きみとAIの!?な未来旅行展』を7月18日(木)~9月23日(月・祝)で開催中です。

『きみとAIの!?な未来旅行展』

入り口に置かれた出発ゲートをくぐったら、広がっているのは未来の世界。ただし、「AIの考えた」未来です。生成AIの発展がめざましい今、この展示ではAIにさまざまな論文や研究データを学習させて出力した「あるかもしれない未来」の景色や体験に出会うことができます。

未来の乗り物に乗っている気分を味わえたり、VRで個性的な未来ホテルに滞在できたりするエリアや、未来のサブマリン&サファリツアー体験など、面白い中に「なぜこのような形になっているのだろう」という疑問や問題点を考えるきっかけを生み出す内容の展示に。また、斬新な調理法でつくる未来ならではのレストランメニューなどは、観る人の想像力を刺激してくれること間違いなし。

AIが考えることは、すべてが理想的で正しいものではないことも、展示からは伝わってきます。あなたはそれを見て、どう感じるのでしょう? 親子で話し合ってみるきっかけにも良さそうですね。

未来の旅行をテーマに「泊まる」「食べる」「車窓」「サファリツアー」などさまざまな体験ブースが。

『きみとAIの!?な未来旅行展』
主催:ITOCHU SDGs STUDIO
期間:2024年7月18日(木)~9月23日(月・祝)
時間: 11:00~18:00
休館日 :月曜日(※月曜日が祝日の場合、翌営業日が休館)
料⾦:  無料
会場: ITOCHU SDGs STUDIO GALLERY(東京都港区北青山2-3-1 Itochu Garden B1)

公式サイト

大きな地震が気になるいま、地球の深部をさぐる

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地震のほしをさぐる ―地球深部探査船「ちきゅう」再び東北沖7000mの深部へ!

展示会場。(画像提供:日本科学未来館)

日本科学未来館では、研究開発の「いま」を見せるシリーズ「Mirai can NOW(ミライキャンナウ)」の第7弾として、特別企画「地震のほしをさぐる ―地球深部探査船「ちきゅう」再び東北沖7,000mの深部へ!」を8月1日(木)~9月9日(月)に開催中。

地球のダイナミックな活動のひとつ、地震。本企画では、地震のメカニズムの解明に貢献する探査船「ちきゅう」に着目し、世界最高レベルの科学掘削能力を持つ「ちきゅう」の特徴を実物や模型などで展示しています。また東北地方太平洋沖地震の震源域での掘削調査で得られた研究成果や、今年9月から実施予定の新たな研究航海を紹介。「ちきゅう」に乗船する研究者やクルーにも注目し、謎の多い地震のメカニズムの解明に挑む人々に迫ります。

「ちきゅう」は、海底を掘り進めることで堆積物や岩石などを含む地質試料(コアサンプル)を直接採取することができる探査船です。船を運用する海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、東北地方太平洋沖地震発生の翌2012年に「ちきゅう」で震源域の迅速な掘削調査を行い、巨大地震について研究を進めてきました。そして今年9月、まだ解明されていない謎に迫るため再び東北沖で調査航海を実施します。

会場には、海底掘削ツールの先端部分である「ドリルビット」の実物や、「ちきゅう」の100分の1スケールの模型などを展示。船底のプロペラ推進器「アジマススラスタ」(外径約4.6メートル)の実物大グラフィックの展示を見ると、「ちきゅう」の大きさをリアルに感じられます。

船体の中央にそびえ立つ「デリック」と呼ばれる巨大なタワー(掘削やぐら)の画像を背景に、調査研究に挑む「ちきゅう」のクルーになりきって写真を撮ることができるフォトブースも。さらに、会場内と常設展示フロアをめぐるワークシートを用意。海洋科学掘削に加えて、人工衛星や惑星探査などの「地球・宇宙をさぐる科学技術」について楽しみながら学ぶことができます。

期間中の8月31日(土)には、「ちきゅう」で東北地方太平洋沖地震の研究を進めてきた研究者と、今年9月から実施予定の新たな掘削調査に挑むメンバーに来館者が応援メッセージを届けるイベントを開催予定。詳しくは公式HPを。

「地震のほしをさぐる
―地球深部探査船「ちきゅう」再び東北沖7,000mの深部へ!」

開催期間:2024年8月1日(木)~9月9日(月)  ※9月3日(火)は休館
会場:日本科学未来館 1階 シンボルゾーン
参加費:無料(入館料も無料) ※常設展や特別展、ドームシアターの鑑賞は別途料金が必要
主催:日本科学未来館
協力:国立研究開発法人海洋研究開発機構(JAMSTEC)

公式サイト

どの展示も9月中頃まで開催されているものなので、今から気軽に訪れてみては?

 

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