富士川SA(静岡県):富士山を眺める空中散歩を
null■東名高速道路 上り
雄大な富士の裾野で一休みできる憩いスポットが「富士川SA」です。一般道からもアクセス可能で、目印となるのが大観覧車「フジスカイビュー」。富士山の雄姿はもちろん、遠く駿河湾を見渡す大パノラマがゆったり楽しめます。
「EXPASA富士川」や隣接する道の駅 「富士川楽座」には、地元の名産品を扱ったお土産処やレストラン、カフェなどが充実。名物の桜エビやシラスを使ったメニューは外せません!
「富士川楽座」内には、屋内アスレチックやスタンプラリーで遊べる「体験館どんぶら」や、直径14mのドームスクリーンで眺める迫力のプラネタリウムなど、子どもが楽しめる施設も備わっています。また、4階の展望ラウンジにはストリートピアノも設置され、富士山をバックに演奏も可能。
富士山を眺めながら、しばし時を忘れて寛いでみてはいかがですか?
諏訪湖SA(長野県):レイクビューの本格温泉が魅力!
null■中央自動車道 上り/下り
諏訪湖の南側に位置し、諏訪湖と信州の山々を望む絶景が評判のSA。下り線が上り線よりも高台に位置し、上下線で標高が異なるので、行きかえりで違う見え方が楽しめます。
上り・下りの両方にあるのが「ハイウェイ温泉諏訪湖」。浴場はこぢんまりとした造りですが、男湯・女湯どちらからも諏訪湖が望めることから人気の温泉施設です。1992年に営業がスタートし、高速道路に造られた日本初の温泉施設とも言われています。
温泉だけでなく、信州名物が揃うショップでのお買い物や、馬刺しが乗った「さくら丼」など地元の食が集うレストランも見逃せません。
展望デッキで寛ぐもよし、温泉でリフレッシュするもよし。心身ともにドライブの疲れを癒やしてくれること間違いなしです!
刈谷ハイウェイオアシス(愛知県):1日遊べるテーマパークへ!
null■伊勢湾岸自動車道 上り/下り
伊勢湾岸道の刈谷PAや一般道からもアクセスできるレジャー施設。フードコートや産直品を扱うセントラルプラザの横にそびえる大観覧車が、ワクワク感をかきたててくれます。
隣接する岩ケ池公園には、全長520mのコースを駆けるゴーカートやメリーゴーランド、大型複合遊具など、遊園地さながらの遊び場が広がっています。暑い日には、ジャブジャブ・ミスト噴水で水遊びするのも一興ですね。
遊び倒した後は、「天然温泉かきつばた」へ。壺湯や寝湯などいくつもの湯船が揃う他、岩盤浴を楽しむことも可能。
1日中楽しめて、最後は温泉で疲れまで取れちゃう一大テーマパークです。
淡路ハイウェイオアシス(兵庫県):緑と花と瀬戸内の景色に憩う
null■神戸淡路鳴門自動車道 淡路SA(上り・下り)直結
瀬戸内海に浮かぶ淡路島。「淡路ハイウェイオアシス」は兵庫県立淡路島公園内に位置し、「食べる・遊ぶ・買う」が一気に楽しめる複合施設です。
「オアシス館」の中央ホールは、吹き抜けガラス張りのアトリウムとなっており、とにかく開放的! 高さ約10mもの木々が並び、窓の外には明石海峡の絶景が広がる癒やし空間です。
淡路島公園内には、大阪湾から明石海峡大橋が一望できる「展望広場」や、四季折々の花が咲き誇る「花の谷」、子どもが遊べる遊具や「水の遊び場」などが点在。公園内をふらりと散策するだけでも、ドライブの疲れは飛んで清々しい気分になれそう!
淡路島と言えばたまねぎが有名ですが、その他にもおいしい食べ物がたくさんあります。オアシス館内のレストランで、ぜひ舌鼓を。
壇之浦PA(山口県):関門橋と海を間近に!
null■関門自動車道 下り
関門橋のたもとに位置し、関門海峡と関門橋を間近に望む圧巻のロケーションで人気の「壇之浦PA」。
屋上の展望デッキからの眺めは格別で海風がドライブの疲れを癒やしてくれます。夜は、対岸に門司の夜景が広がり、橋のライトアップと相まってとてもロマンチック! いつ訪れても美しい景色が楽しめます。
およそ2年前にリニューアルオープンした壇之浦PAには、「海鮮市場体験エリア」として大きなクジラのモニュメントが出迎えるフードコートや売店コーナーが並びます。
唐戸市場から毎朝仕入れた新鮮な魚介類がいただけるフードコートでは、名物の“ふく”や海鮮丼といった海の幸の他、ご当地グルメの瓦そばなどおいしいものが目白押し! 魚のすり身の天ぷら「棒天」といったテイクアウトメニューもあるので、のぞいてみては?
高速道路は景色の変化がとぼしく子どもも飽きてしまいがち。しかし、休憩がてら開放的な景色と出合えたら、旅の疲れがリフレッシュされますよね。さらに子どもが遊べる施設が充実していると、退屈知らず間違いなしです。ぜひ、立ち寄りを検討してみてくださいね。
次回は【関東・東日本編】をお届けします!
※ご紹介した店舗や遊具の利用時間・料金などは、各施設のHPを確認ください。
【取材協力】
鈴木和平
ライフプランニング株式会社 代表取締役。主に旅、道、歴史に関する雑誌の企画編集、テレビ番組の企画などを数多く手がける。とくに、『るるぶ』の編集に年間60冊ほど携わり、ドライブ情報に精通する。国内の主要道路はすべて走破した大のドライブ好き。