収集日、分別できてる?…ゴミ出し
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「ゴミ出し。やってくれるけど、曜日を覚えてくれないので、いちいち言わないといけないこと」(52歳/主婦)」
「ゴミ出しをしているだけで、分別方法や曜日を覚えていない」(45歳/主婦)
「ゴミ出しを気が向いた時にしかしない」(49歳/総務・人事・事務)
家事を「やっているつもり」でよく聞かれるゴミ出し。収集日にゴミを出すのはもちろんですが、それまでの家中のゴミの収集、分別、ゴミ袋の取り替え……それらなくしてゴミ捨てといえようか!
そもそも分別はルールとして守るべきもの。あまりにルールが分かってないと「ゴミ出しをしているが、いつもやり直して出している」(39歳/主婦)というように、結局妻側の手間になることもあるようです。
1年で数回のイベント!?…料理
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「夫が料理をすると、メニューと味付けがワンパターンになりがちで……」(61歳/主婦)
「料理を作ってくれるけど、コンロが油まみれのまま放ってある。少しは片付けてほしい」(49歳/総務・人事・事務)
「たまに、大きな鍋で、名前が分からない煮物をいっぱい作ることがある。こちらとしては三度三度の食事の用意は日常なので、イベントのようにふるまわれても困る。何時間もかかる煮込み料理を、年に何回か作るより、毎週1回一食でいいから、アシストなしで完結する料理を作ってくれたらいいのに」(48歳/主婦)
料理をしてくれるのはありがたいけれど、キッチンを汚してそのままなのが気にかかるという声が多数! また、時間をたっぷりかけた手の込んだ料理を気が向いた時だけ作ることに、日々効率も考えながら料理している妻の苛立ちが垣間見える回答もありました。
中途半端が気になる…皿洗い
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「食後洗い物をしてくれることがあるが、水切り籠がいっぱいになると食器が残っていてもやめてしまう。
鍋やフライパンは洗わずに、そのまま残っている」(59歳/主婦)
「夫は洗い物をしてくれるが、魚焼きグリルや包丁などを洗い忘れる」(53歳/総務・人事・事務)
「お皿洗いはしてくれますが、よく洗い残しがある。きちんときれいにしてほしいです」(41歳/主婦)
食後の洗い物って億劫になることもあるので、やってくれるのはかなりありがたい!……ものの、調理器具やグリルなどを洗い忘れていたり汚れが落ち切っていない場合「それらをきれいにするのは誰?」という気持ちに。
筆者の家庭でも洗いものは基本、夫が担当していますが、洗い終わった食器が雑然と水切りカゴに置かれていることが多いのが悩みの種。角を立てずに改善してもらえたら……と思いながら、お口にチャックをしています(笑)。
部屋の角は置き去りになりがち…掃除
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「掃除。夫はやっていると言っているが、実際は半年に一回あるかないか、なんですよね」(48歳/主婦)
「掃除機をかけてくれるが、正直もっと丁寧にかけて欲しい」(39歳/総務・人事・事務)
「片付けをしていると言っているが、全く何も変化がない」(29歳/主婦)
【夫に聞いた編】でも多かった「掃除・片付け」についての声は、妻側でも同じく多数寄せられました。違いがみられたのは、夫側は部屋がきれいになったか、という視点での回答が多いのに対し、妻側は掃除する頻度についての回答が多かったこと。そして、掃除の中でも群を抜いていたのが、お風呂掃除についての声!
「夫が担当になっている風呂掃除の回数が少ない」(35歳/会社経営・役員)
「結構やってくれているけど、お風呂やトイレにに洗剤をふりかけて放置し満足している。ちゃんとこすって洗い流して、と思う」(58歳/総務・人事・事務)
「お風呂は俺が最後に入って洗うと言って、やってくれるのは良いが、光熱費や水道代のことを考えずに掃除してくれるので、有難いのか有り難くないのか複雑な気持ちです」(65歳/主婦)
「風呂の掃除。次から次と、掃除道具などを買い込んでくる割には、はかどっていない」(56歳/主婦)
お風呂場は狭いスペースとはいえ、水回りなだけあってヌメりやカビが心配な場所。そして掃除の方法によっては、水道料金が気にかかったりも。掃除の仕方にまで口を出したくないと思う反面、「適度」な掃除を求めたくなる気持ち……わからないでもないかも!?
妻側でもっとも多かった回答は…不満なし!
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「お互い話し合うためそのようなことはない」(28歳/コンピューター関連技術職)
「夫はなんでもしてくれるので不満はない」(52歳/総務・人事・事務)
「とにかく何かやってくれれば満足」(66歳/営業・販売)
【夫にきいた編】と同じく、一番多かった回答は「不満はない」「助かっている」というもの。お互いを思いやって積極的に家事に参画したり、話し合ってうまく家事分担をしている家庭が多いようです。
共働き家庭が増えている昨今、夫も家事に積極的に参画する人が増えてきたと感じる一方、その背景には、夫婦でよく話し合うなどのコミュニケーションや、お互いを思いやる気持ちが必須。
夫婦がお互いが気持ちよくいられる家事のあり方を見つけるために、まずはコミュニケーションをしっかりとるところから見直してみるのもいいかもしれませんね。