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【夫のお小遣い事情】4割が不満あり!? その理由は?妻たちが聞きたかったことをズバリ聞いてみた

“家族”というチームの中で、妻は夫に、夫は妻に、本当はどう思っているのかの本音を聞きたいけれど、なかなか聞けないということもあるのかもしれません。既婚女性96人に、事前に「配偶者に聞きたいけど、なかなか聞けないこと」をアンケート調査したところ、「本当のところ、お小遣いに不満があるのかどうかを夫に聞きたい」という意見がありました。

そこで『kufura』では、20〜60代の既婚男性165人に「現在のお小遣いに満足しているか?」をアンケート調査しました。お小遣いに対する夫たちの本音とは……?

「お小遣いに満足」していますか?既婚男性に聞いた

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今回の調査では、165人中75人の夫が「お小遣い」制であると回答。そのお小遣いに満足しているかどうかを聞いたところ、以下の結果になりました。

  • とても満足している…14人(18.7%

  • やや満足している…34人(45.3%

  • 満足していない…27人(36.0%)

アンケート結果では、約6割の方が今のお小遣いに満足しているという結果に。その詳細と、4割の方が回答した満足していない理由を見ていきましょう。

現状満足!「特に困っていないし、文句もない」

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「一応今の額で、あまり困ることがないから」(68歳/その他/結婚40年目)

「十分な額なので」(46歳/その他/結婚6年目)

「もともとそんなに物欲もないので、もらっている分でも十分おつりがでるよ、と」(48歳/コンピューター関連技術職/結婚28年目)

「大丈夫欲しいものは貯めて買う」(62歳/コンピューター関連以外の技術職/結婚37年目)

「不満はない。十分にやっていけるし急な出費は出してくれるから」(64歳/その他/結婚37年目)

現在のお小遣いに特に困らずに満足しているという方からは、妻に対して感謝の気持ちを含んだ優しい回答が得られました。お金の管理も、夫婦関係もうまくいっている様子がうかがえます。

自分のことより「家族優先」

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「子どもの教育にお金を使ってほしいので、今のままで良いよ」(48歳/公務員/結婚11年目)

「子どもにお金がかかるからそっちにお金を使うほうがいい」(35歳/コンピューター関連以外の技術職/結婚7年目)

「不満はあるけど今は子どもの教育費に金がかかるので我慢するよ。自分があまり金を使うほうじゃないのでなんとかなるから」(54歳/その他/結婚21年目)

「お小遣いより家計に使って」(64歳/会社経営・役員/結婚32年目)

「不満はあるけど家族優先だから仕方ないな」(39歳/その他/結婚13年目)

子育て真っ只中の方からは、自分より子ども優先にしたいとの声もありました。確かに教育費にお金がかかる時期は、子ども優先になる家庭が多いのは仕方がないことかもしれません。自分のことを我慢してくれる夫の姿は、妻には頼れる存在として映っていることでしょう。

いろんな思いはあるけれど「財政状況から仕方なく…」

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「不満はあるけど生活のために小遣いは節約しないといけない」(65歳/その他/結婚25年目)

「もちろん不満がないというと嘘になるけど、家計維持を第一に考えるとやむを得ないと思う」(69歳/その他/結婚27年目)

「たくさんあればうれしいけれど、稼ぎが少ないので仕方がない」(53歳/コンピューター関連以外の技術職/結婚27年目)

「もっと欲しいけど収入から考えると妥当かな」(41歳/その他/結婚12年目)

「もっと貰えれば嬉しいけれど、家計を圧迫したくはない」(63歳/その他/結婚38年目)

「不満はあるけれど財政が厳しいから気にしないで」(56歳/コンピューター関連以外の技術職/結婚20年目)

本音を言えばもう少し欲しいけれど、収入と支出のバランスを考えると、現状いたしかたないという声も。

実は足りていない「もっと貰えれば嬉しいかも…」

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「会社の人との付き合いなどで足りない」(68歳/総務・人事・事務/結婚42年目)

「増やしてほしいといいますが、なかなか強くいえません」(50歳/その他/結婚26年目)

「不満があるので小遣いを上げて欲しい」(47歳/研究・開発/結婚20年目)

「もう少しだけ貰えるとありがたいなぁ」(58歳/研究・開発/結婚25年目)

「家計が困らないなら、もう少しお小遣いをアップして欲しい」(54歳/総務・人事・事務/結婚19年目)

「めっちゃ不満です。倍いや、3倍はください。給料が上がっているのに小遣いが上がってないから」(53歳/その他/結婚15年目)

「本当はたくさんほしい」(51歳/営業・販売/結婚24年目)

夫の本音が続々と! 小遣いアップを要望する声も多数ありました。中には、3倍!?との声も。仕事での人付き合いが影響している人もいるようですね。

本音です!「不満はありません」

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「特に使う予定はないので大丈夫」(67歳/その他/結婚35年目)

「不満はないなぁ。取りあえず好きなことができている」(67歳/その他/結婚40年目)

「男の甲斐性でなんとかする」(65歳/その他/結婚35年目)

「へそくりがあるので問題なし」(69歳/その他/結婚40年目)

不満は全くなし!という潔い意見も聞かれました。男の甲斐性という頼もしい意見も。いずれにしてもお金のいざこざもなくうまくいっている証拠なのでしょう。

その他、こんな意見も

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「幸せだからいいよ」(27歳/研究・開発/結婚3年目)

「今のところ不満はないけど、年とって稼げなくなったら不安」(68歳/その他/結婚35年目)

「たくさんほしいけど、将来のためといっています」(39歳/研究・開発/結婚5年目)

「妻の浪費癖もあるため自分の金額を下げて、その分へそくりにしている」(45歳/その他/結婚24年目)

「くれるのならください、といいます。使わなければ貯金して、家族へのプレゼント資金にします」(49歳/デザイン関係/結婚17年目)

「いくらもらっても満足しないからべつに良い」(53歳/総務・人事・事務/結婚27年目)

 

いかがでしたか? 夫婦といえども、顔を合わせてなかなか本音を聞けないという方もいるかもしれません。夫はお小遣いの額について、本当のところどう思っているのか……? 本音を知るきっかけになればと思います。

また、夫たちの妻への疑問、「へそくりの有無と金額」についてのアンケート調査も実施しました。あわせて読んでみてくださいね!

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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