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【妻のへそくり事情】本当のこと教えて!「へそくりはあるの?額はいくら?」夫たちが聞きたかったことをズバリ聞いてみた

一つ屋根の下に暮らしていても、意外にも本当のことはわからないということもあるのかもしれません。今回夫から妻への疑問として既婚男性にアンケート調査を行ったところ、夫は妻に「へそくり」があるのかどうかを知りたいということがわかりました。

そこで今回『kufura』では、20〜60代の既婚女性83人に「へそくり」についてズバリ聞いてみました。妻のへそくりの実態とは……?

本当のこと教えて!「夫に内緒にしているへそくり」はある?

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まずは、妻にへそくりがあるかどうかを聞いたところ、以下の結果になりました。

  • たくさんある…10人(12.0%)

  • 少しある…30人 (36.1%)

  • ない…43人 (51.8%)

へそくりがある人とない人では、ズバリ、半々に分かれるという結果に。へそくりがある人はどのように貯めているのか、またへそくりがない人にその理由も聞きました。

そのへそくり…「どうやって貯めたの?」

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1:日々の生活費から少しずつ…

「10万円くらい。なんとなくちょっとずつ家計と別にして、持っていた。何かどうしても欲しくなった時に使う」(49歳/総務・人事・事務/結婚10年目)

45万円。やりくりをしながら貯めた。何かあると困るから」(56歳/主婦/結婚30年目)

100万円。生活費からコツコツと。老後資金のため」(36歳/主婦/結婚11年目)

100万円、生活費を切りつめて貯めた」(41歳/主婦/結婚15年目)

「夫の給料から少しずつ貯めた200万円」(59歳/主婦/結婚30年目)

多かったのは、日々の生活費から、少しずつへそくりに回したという回答。日々の細かい節約がまとまった金額につながったり、コツコツとチリツモにして貯めたという声。夫は気がついていないことが多いでしょうから、気がつかれたら驚きの声が上がりそうですね。

2:自分の稼ぎはへそくりに回す

「自分の働いた分は取ってある。老後のため」(62歳/主婦/結婚33年目)

「パートの収入から残ったもの。自分に使うため」(60歳/主婦/結婚34年目)

150万円。自分の給料から」(39歳/総務・人事・事務/結婚7年目)

働いてお給料をもらっているという方は、その収入からへそくりを確保しているという方も。夫の収入よりも管理しやすく貯めやすそうですね。

3:結婚前に持っていた、独身時代の虎の子

500万円。独身のときに貯めたお金、何かあったときに使うため」(45歳/主婦/結婚15年目)

「結婚前に貯めていたお金。何というわけではないが安心のため」(48歳/総務・人事・事務/結婚20年目)

「独身の時の会社の株式の配当金」(59歳/主婦/結婚8年目)

「独身時代に貯めていた。もしものときのために旧姓のまま口座に残してある」(39歳/その他/結婚9年目)

独身時代に働いていた分などをそのままへそくりで持っているという方も。結婚前の分は自分のものという主張も通りそうですし、夫も深追いできなさそう。“何かあった時の安心のため”という気持ちも理解できますね。

4:地道にコツコツと…ポイ活を利用

「ポイ活で5万円くらい。自分の買い物にあてる」(38歳/主婦/結婚12年目)

「ポイ活でコツコツ。150万円。旅行に行きたいです」(41歳/主婦/結婚12年目)

流行りの「ポイ活」を利用してへそくりにしているという方も。自分の目標の額を決めたら、貯め甲斐もあるのかもしれません。

やり方はいろいろ!へそくりを貯める方法

「毎月決まった金額を貯める」(53歳/その他/結婚23年目)

1,000万円くらい。父親からもらった遺産を隠している。推し活のワールドツアーに使います」(55歳/主婦/結婚28年目)

「メイン口座に給与が振り込まれるので、別に口座を作って毎月少しずつその口座に移している。大きな買い物や万が一のことがあったときなどの不測の事態に備えている」(46歳/総務・人事・事務/結婚6年目)

コツコツ貯金、別口座、相続……など、人それぞれにやり方もあるようですね。積もり積もってまとまったお金になった時の満足感もありそうです。

「へそくりは持っていない」その理由とは?

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続いて、約半数の方が回答した「へそくりは持っていない」理由を見ていきましょう。

1:収支はお互いにわかっています

「全てオープンにしている」(52歳/総務・人事・事務/結婚24年目)

「全部言ってるので、へそくりではない」(54歳/主婦/結婚29年目)

「結婚時にお互いの預貯金を合算したから」(52歳/総務・人事・事務/結婚4年目)

「家計簿をつけているのは私だが年末に一緒に収支のチェックをしている」(43歳/主婦/結婚19年目)

「共働きで財布は一緒にしていて、共同で管理しているので、へそくりしても分かることだから」(47歳/主婦/結婚23年目)

家計は一緒にして、全ての収支はクリアにしているという方も多くいる結果に。家計の管理は2人で一緒にしているため、内緒のへそくりにはならないということなのでしょう。その方が自分には合っているという方も多くいました。

2:そもそも家計は別管理です

「財布が別だから」(32歳/その他/結婚1年目)

「それぞれで資産管理をしているから」(68歳/総務・人事・事務/結婚30年目)

そもそもの家計が別管理で、それぞれで管理をしているという方も。共働きの人に多いパターンかもしれません。自分達それぞれで管理することで、へそくりの概念が当てはまらないようです。

3:内緒にする理由がないので…

「隠すのも面倒だから」(43歳/主婦/結婚11年目)

「その発想がなかった。信頼関係第一なので、内緒の金を持つべきではない」(45歳/その他/結婚11年目)

「へそくりする意味がなく、突然私が亡くなっても整理しやすいように分かるようにしている」(41歳/主婦/結婚15年目)

夫婦関係の中で、隠し事はNGと考える方が多い結果なのでしょうか? 家計収支もクリアで内緒にはしない主義という声も聞かれました。むしろ、自分に万が一のことがあった際に整理、管理しているというしっかりした意見も。クリアにすることで何かあった時に困ることなく、周りは助かりそうですね。

その他、私がへそくりを持たない理由

「ストレスで浪費しているから」(45歳/主婦/結婚11年目)

「へそくりしなくてもお金は、使えるから」(61歳/主婦/結婚34年目)

「自分で隠したへそくりの場所を忘れてしまいそうだから」(51歳/主婦/結婚23年目)

「専業主婦をさせてもらった負い目から、自分のへそくりにする気持ちは起きなかったので」(53歳/主婦/結婚16年目)

さまざまな意見がありましたが、へそくりがあってもなくても家族穏やかに笑顔で過ごせれば、それぞれの考えで家計の運営もうまくいくのでしょう。

 

しかしながら、夫が聞き出したかった「へそくり」の有無や金額、実際にそれを知った夫の気持ちはいかに……? へそくりの有無が夫婦のいざこざにつながらず、いつまでも信頼を持ちあえる夫婦でいたいですね。

次回は妻たちの夫への疑問、「お小遣いに不満はある」かのアンケート調査をお送りします。なかなか聞けない夫の本音とは? あわせて読んでみてくださいね。

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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