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もし「夫をもう一度選べる」なら重視するのは?家事メンはやっぱり人気なのか…妻157人に調査

結婚する時には見えていなかった夫の性格や、結婚後に気になり始めたことなど、長い間一つ屋根の下で暮らしていると、些細なことから大きなことまでいろいろな点が気になることもあるでしょう。もし、次があるのなら、次に夫になる人には……と頭の中で思いを巡らすこともあるかもしれません。

今回『kufura』では、20〜60代の既婚女性157人に「もし、夫をもう一度選べるなら、今度はどのような点を重視したいですか?」と質問しました。妻たちが求める「理想の夫像」とは?

家事メン・イクメン求む!「家事育児に協力的な人」

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「育児や家事に積極的な人」(36歳/総務・人事・事務)

「共働きをするなら、家事など手伝ってくれる人」(43歳/公務員)

「家事を手伝ってくれる。体調が悪い時でもご飯を作らなくちゃいけないのが辛いので」(48歳/主婦)

「家事育児に積極的で、家族時間を大切にする人。言わないとしないし、言ってもしてくれず携帯ばかりだから」(28歳/営業・販売)

「最低限の家事ができて、積極的な人。なおかつもう少し家庭的な人。 夫はフルタイムで共働きなのに、仕事は夜遅く帰宅するため、家事の負担がかかりすぎて嫌になる」(46歳/営業・販売)

共働きが増えている昨今でも、まだまだ家事や育児の負担は女性の方が重いケースも少なくないようです。特に子どもが小さいうちは、夫には積極的に家事・育児に関わってほしいという意見が多くありました。女性側からすると、「手伝う」のではなく、一緒にやるのが当たり前という認識になってほしいかもしれません。

お金は大事!「経済的にしっかりしている人」

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「優しくてお給料をしっかり持って帰ってきてくれる人」(38歳/その他)

「経済観念がしっかりしている人。毎日お金の心配ばかりで嫌になる」(60歳/主婦)

「歳上のお金持ち。何をするのにもお金が必要だから」(58歳/主婦)

「収入のよい人。マイホームを建てたかった」(47歳/主婦)

「もう少しケチでない人。色々と節約志向が強すぎるので」(57歳/主婦)

「金持ちで堅実な、働かなくてもいいと言ってくれる人。専業主婦として悠々自適に暮らしてみたい」(49歳/主婦)

男性にも同じ質問をしましたが、女性の方が現実的なのか「お金」を重視したいという方が多かったです。お金の心配のない生活は確かに憧れますし、もし、次に選べるなら……という気持ちもわかりますね。

独り立ちしてほしい…「実家との関係が適切な人」

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「親と同居してない人」(62歳/主婦)

「夫の実家優先にならないこと。夫婦+子どもでの普通の家族旅行なのに、親を連れて行かないなら行かないとかいい出す。ありえない」(41歳/主婦)

「マザコンでない人。私よりお母さんが大切で、週末は自分の母と遊んで私はいつも1人だった」(60歳/その他)

「親や兄弟とのかかわり方。今は良いが、結婚したての時は、実家を優先して困った」(47歳/主婦)

結婚後の義実家との関わり方については、妻側は結構悩む話なのかもしれません。夫に実家を優先されて憂鬱になったり、せっかくのお出かけに実家が関わってきたりすると、こんなはずじゃなかった!と思いたくなることもあるでしょう。次に夫を選べるんだったら……という気持ちも頷けます。

優しさが欲しい「思いやり・理解がある人」

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「自分より他人に優しく、思いやりのある人」(51歳/その他)

「口数が多く自己主張が激しいので、温厚で優しい、人を尊重してくれる人」(55歳/主婦)

「思いやりがある人。子どもの事を一番に考える人」(51歳/主婦)

「優しく笑顔が絶えない人」(59歳/主婦)

「私の独特の感性を理解してくれて、隠さなくても良い人。夫がそうで、一緒にいて楽なので」(41歳/主婦)

「理解があって、気遣いできる人! 思いやりのある人! その全てが夫にはないから」(54歳/主婦)

長い時間を共にする夫婦ですから、相手への気遣い、優しさ、思いやりを持っていなければ、綻びが出てくるのも仕方のない話。お互いを尊重しながら譲り合う気持ちは大切ですね。

年齢にこだわりたい「自分より年下or年上の人」

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「年下で年をとっても仲良くできる」(51歳/総務・人事・事務)

「同年代の方。20歳以上年上の夫の介護問題がのしかかってきて辛い」(48歳/パート・アルバイト)

「自分より一回り以上、年上の人。甘えたい。助けてほしい」(42歳/主婦)

「若い人。介護をしてもらいたいから」(49歳/総務・人事・事務)

「歳の差。今は歳の差があるので、もう少し近い方が一緒の時間を長く楽しめるから」(51歳/主婦)

年齢に関しては、年上を選べば介護などの問題が早くやってくるかもしれませんし、年下を選びたい人からは逆に自分の老後に介護してもらいたいという意見もありました。年の差は縮めることはできませんが、いろいろな感じ方があるようですね。

怒らないでほしい…「短気ではない人」

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「短気じゃない人。とにかくすぐに怒鳴らない人がいいです」(44歳/主婦)

「小言を言わず怒らない人」(55歳/主婦)

「すぐに怒らない人。子どもに寛容な人」(40歳/主婦)

「感情が安定している人。今の夫は激情型で怒ると手がつけられないのでストレスが溜まるから」(65歳/その他)

「すぐ怒らない人。いつもイライラしていて疲れるから」(31歳/主婦)

家の中で大きな声を上げたり、イライラしない人がいいという声も。色々とストレスを抱え込むこともあるかもしれませんが、そういった言動には辟易している人も多いようです。

今が幸せだから…もう一度選びたい「今の夫」

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既婚女性157人中11人(7%)が、「もう一度今の夫を選びたい」と回答していました。

「現行のままでよい。満足してるから」(32歳/営業・販売)

「今度も今の夫のままでいいです。何年経ってもすごく優しくてこんないい人なかなかいない!と思うので」(41歳/主婦)

「今の夫を選びます。子育ても協力的ですし、乗り越えてきた年数があるので」(32歳/総務・人事・事務)

夫婦円満でうまく行っている人からは、今の夫で満足との回答でした。ちなみに既婚男性に同じ質問をしたところ、「今の妻がいい」と答えた人の割合は25.3%でした。夫のほうが現状の結婚生活に満足している割合が高いようです。

その他、次はこんな人と結婚したい!

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おしまいに、少数意見をお届けします。

「旅行に一緒に出かけてくれる人」(38歳/主婦)

「身なりに気を使う人。ファッション、見た目を気にしなさすぎ」(62歳/主婦)

「人付き合いがほどほどな人。今の夫は人付き合いが多く家に突然連れて来たりで落ち着かない」(57歳/総務・人事・事務)

「多忙な仕事をしてない人。今の夫の仕事はとにかく忙しいので夫婦の時間も家族の時間もあまりとれないから」(50歳/総務・人事・事務)

一緒に何かをしたいという人や、今の夫に対する思いの裏をいくような理想を掲げる人もいました。

 

今回は「もしも、もう一度夫を選べるのなら」という仮定の質問でしたが、いかがだったでしょうか? みなさんの意見に共感する既婚女性も多そうです。心当たりがあった既婚男性の方は、これからでも改善できることがあれば試してみてもいいかもしれません。いずれにしても、夫婦ともに結婚生活を前向きに過ごしたいですね。

橋浦多美
橋浦多美

大学卒業後OLから25歳でアナウンサーへ転職。テレビ、ラジオ、司会等を中心に現在はフリーのアナウンサーとして活動中。得意分野は家計経済で、暮らしがよくなるお金との付き合い方を日々考えています。FP、宅建士、ビジネスマナー検定、食生活アドバイザーなどの資格を保有。双子男児の母。

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