美容院代が高すぎる
null「美容室に行く回数と値段」(50歳/その他)
「美容院に毎月行くのは考えられない」(48歳/その他)
「1回の美容院で1万円ぐらい使っている。僕の髪の毛は坊主で自分で刈っているのに」(44歳/研究・開発)
美容院でカット、さらにはトリートメントやカラーリングも付加すると、すぐに1万円をオーバーしてしまいます。
こうした妻の美容院代は、セルフカットや安価な床屋などで済ませている男性から見ると、かなりお高く感じられてしまうもよう。とはいえ、カットもカラーリングも自分でやるよりもプロにお任せしたほうがきれいに仕上がりますし、なかなか難しい問題ですよね。
趣味にお金をかけすぎる
null「節約節約と細かく人には言うけれど、自分の趣味にはお金をかけること」(46歳/その他)
「アイドルのコンサートには糸目をつけません。同じコンサートの内容なのに何度も行く必要があるのでしょうか。理解できません」(39歳/営業・販売)
「推しの芸能人のライブ、ディナーショーに湯水のごとく使うこと」(59歳/研究・開発)
実は、“配偶者が趣味にお金をかけすぎる”との不満の声は、既婚女性を対象にしたアンケート調査でも多々あがっています! 趣味に関してはお互い様……ということで、各自の小遣いの範囲内で楽しむようにしたいところですね。
買いだめをしすぎる
null「安いからという理由でストックがあるものでも買ってくる」(44歳/その他)
「値引きシールが貼ってあると食べられない量でも買ってくる」(59歳/営業・販売)
「食材を安く買うのは構わないが、使わず賞味期限切れにしてしまう」(58歳/広報・広告・デザイン)
同じ商品を買うならなるべく安く……というのは節約の基本ですが、割引に釣られて大量買いしたものを消費しきれず捨てる羽目になるのはかえって損。それに夫からも「もったいない」と白い目で見られかねません。計画的で堅実なショッピングを心がけたいものですね。
効果の乏しい節約にハマっている
null「ちょっとでも安売りしている店で買い物するのはいいが、結構遠いところまで出かけてガソリン代や時間がかかることを考えると、結局損していると思ってしまう」(53歳/その他)
「古着は節約になると言いつつ、毎週古着屋で服やバッグを買っているのを見ていると、本当に節約になっているのか疑問に思う」(52歳/その他)
「100円ショップでの衝動買いが多く、家の中が100円ショップで買ったものであふれている」(56歳/研究・開発)
買いだめ以外にも、節約に関するダメ出しの声がちらほら。単に“安く買う”こと自体を目的化するのではなく、節約のつもりの行動が本当に家計にとってプラスとなっているのかしっかりチェックしましょう。
節約意識が低すぎる
null「あまり節約意識がない。1日待てば安売りの日なのに、その前日にスーパーに行ったりする」(41歳/総務・人事)
「日用品の重複買いが多いと思います。無駄にすることもあるのでちゃんと在庫を確認してから買ってほしいです」(49歳/営業・販売)
「妻は何でもかんでもコンビニ利用。自分は専らスーパーかディスカウントストア派」(50歳/会社経営・役員)
節約の効果があるかどうか以前に、そもそも妻の節約意識が欠けていることを問題視する声も。節約に神経質になりすぎるのもストレスになってしまいますが、在庫を確認するなどちょっとした心がけは夫婦ともに実践してみてはいかがでしょうか。
節約の意識が高すぎる
null「妻は倹約家なので、何でも最後まで使いきらないと、新しいものを買わないので困る」(45歳/研究・開発)
「妻はとにかく節約という意識で衣服やインテリア商品を買うが、見た目も安っぽいし、すぐにダメになることが多く感覚が合わない」(53歳/総務・人事)
「1~2カ月に1度ぐらい外食に誘うと“金銭的に余裕がない”と言われる。そこまで貧乏ではないと思うのだが」(46歳/研究・開発)
浪費癖があるのも困りものですが、逆に、妻が質素倹約に励み過ぎると、夫に息苦しさを感じさせてしまうこともあるようです。よかれと思っての節約で実は夫にガッカリされている……なんてことにならぬよう、うまくバランスをとりたいところです。
その他、こんな意見も…
null「食材とかは工夫して安くしているのに必ずおやつは買う。おやつより食材にお金をかけるほうが良い気がする」(50歳/営業・販売)
「夕食に刺身の盛り合わせを買ってくることが多い。他の安い総菜にしてほしい」(38歳/研究・開発)
「普段食料品や日用品を買うのは比較しまくって買うのに、時々高価な家具類を私に相談なしに買ってくるので困ります」(57歳/その他)
他にも夫にとって理解しがたい妻のお金の使い方はいろいろ。金銭感覚の違いはまだまだありそうです。
以上、“夫にとって理解しがたい妻の金銭感覚”をご紹介しました。「なるほど、そうだよね」と納得できる部分もあれば、夫に反論したくなった部分もあるのではないでしょうか。そんなわけで、次回は立場を変えて“妻にとって理解しがたい夫の金銭感覚”をお届けします。お楽しみに!
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。