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【妻編】推しグッズはどうなる!? 「夫から処分を迫られた」趣味の収集物を調査

自分にとってはお宝でも、他人から見ると無価値というのは往々にしてあるもの。大切にコレクションしているものに対して、夫から「何でそんなもの集めてるの? 邪魔になるから捨てれば」などと言われてしまったことはないでしょうか?

『kufura』では、20代~50代の既婚女性166人を対象に、“趣味で集めていたけれど夫から処分を迫られたもの”をテーマにアンケート調査を実施しました。

「推し」のグッズ類

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「結婚前にあった、某男性グループのグッズは全て処分しました。悲しかったです」(37歳/その他)

「好きなアーティストのライブグッズ。ゴミ捨て場まで持って行ったが、諦めきれずに持ち帰って隠してある」(44歳/主婦)

「韓国アイドルのグッズです! 結婚した時にバレないように保管してたらすぐばれました。旦那からは、処分してと言われてカチーンときたので、じゃあ、旦那のフィギュア達も処分してもらわないと平等じゃないと言ったら何も言われなくなりました。まだ我が家に保管してます」(23歳/その他)

自分の“推し”のグッズについて夫から処分を迫られたら、皆さんはどうしますか? 今回のアンケートでは三者三様の対応が寄せられましたが、3つ目の夫への反撃はお見事! 夫だけコレクションをキープして、妻だけ処分するのはフェアじゃありませんよね。

ぬいぐるみ類

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「キティちゃんのぬいぐるみ。もう子どもじゃないので卒業を迫られました」(41歳/主婦)

「プーさんのぬいぐるみ。大好きで沢山のぬいぐるみがあったが、多すぎたので二人で相談して大きいもののみにしました」(45歳/主婦)

「結婚前に主人とよく行ったディズニーランドで購入したミッキーマウスのぬいぐるみ。場所を取りすぎと言われてほとんど廃棄した。子どもができて結果としてまたミッキーのぬいぐるみが増えてきたが、夫は文句言わず」(58歳/主婦)

筆者も経験がありますが、愛着のあるぬいぐるみとさよならするのは悲しすぎますよね……。コメントによれば、妻の私物としては認めてもらえなくても、子どものものには夫は口出しできないもよう。ぬいぐるみ好きな人は、子どもと一緒に趣味を楽しんでみてはいかがでしょうか。

書籍類

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「本が多いので処分したら?と言われたことがある。保管場所がないので、時々処分している」(50歳/主婦)

「漫画。一部屋を占領していたので、子ども部屋を作るために泣く泣く処分しました」(50歳/財務・経理)

「漫画本が大好きなので、専用の棚を作ってもらって、そこに置いている」(44歳/公務員・団体職員)

既婚男性へのアンケート「趣味で集めていたけれど妻から処分を迫られたもの」でもコメントがあった書籍類。今は電子書籍などもありますし、自分用のスペースからはみ出すものは今後購入方法を検討してもよいかもしれません。

衣類

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「大量の服。いらないものは実家に持って帰ってと言われた」(33歳/総務・人事・事務)

「派手めの洋服は、着ると嫌がるので処分しました」(52歳/パート・アルバイト)

「服が旦那の5倍位あった為、断捨離を迫られた」(57歳/自営業)

サイズが合わなくなったり、デザインが流行おくれになったりした衣類でも、もったいなくて捨てられない……という人は多いのではないでしょうか。もう1年以上、袖を通していないものでクローゼットを圧迫しているアイテムは、夫から言われる前に処分するのが正解かもしれません。

紙袋、空き缶など

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「趣味ではないが、もったいない精神で取っておいた紙袋やショッパーは再利用する機会よりも増える方が多いという理由で捨てるように言われた。現在はほんの数枚のみ取ってある」(33歳/パート・アルバイト)

「お菓子などが入っていた缶箱。可愛いかったりお洒落な絵柄の缶箱が捨てられなくて、結構な数を持ってました。かさばるし、置く所もなく、“使わないよね”と言われ、だいぶ処分しました」(53歳/パート・アルバイト)

紙袋や空き箱などは、デザインがよいものは「何かに使えそう」ととっておきたくなりますが、活用する機会は少ないもの。次々と際限なくためこむのではなく、数の上限を決めておくのが得策かもしれません。

その他、こんなアイテムも…

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「植木。手入れ不足で放置していたので、とうとう捨てられてしまいました」(57歳/主婦)

「元カレからのプレゼントですかね」(44歳/その他)

 

以上、“趣味で集めていたけれど夫から処分を迫られたもの”をご紹介しました。基本的に、自分用のスペースできちんと保管している私物に関して夫から口出しされる筋合いはないとも思えますが、なかには夫の目に余る状況もあるかもしれません。おうちの整理整頓と自分の趣味の両立をうまく図りたいものですね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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