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【夫編】収集癖が過ぎた?「妻から処分を迫られた」趣味のもの…既婚男性のリアルな声を紹介

皆さんの旦那さんは、何かの“コレクター”でしょうか? 趣味を楽しむのは個人の自由。ただ、収集癖が過ぎると部屋にものがあふれて、一緒に生活する妻としては「もういいかげんにして!」と堪忍袋の緒が切れそうになりますよね。今回は、20代~50代の既婚男性67人を対象に“趣味で集めていたけれど妻から処分を迫られたもの”をテーマにアンケート調査を実施しました。

逆に、妻が夫から処分を迫られたものを調査した妻編】も。こちらも併せてお楽しみください。

フィギュア、プラモデル類

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「妻は私のガンプラのコレクションを処分して欲しいようだが、断固拒否している」(45歳/研究・開発)

「フィギュア。実家の自室に持ち込んで、文句が出ないようにしています」(57歳/その他)

「鉄道模型。家が狭く、邪魔になったので処分した」(56歳/研究・開発)

好きな人にとっては垂涎ものでも、門外漢にとっては全く価値がわからないフィギュア、プラモデル類。夫婦そろってハマっている趣味であればともかく、夫だけが熱を上げている場合、妻としてはおうちのスペースを圧迫し続ける“お宝”の存在が疎ましくなってしまうこともあるでしょう。

思い入れのあるものであれば、捨てろとまではいいませんが、せめて邪魔にならないようにキープしてほしいところです。

漫画、雑誌類

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「まんが本。子どもには見せられないということで、捨てられました」(51歳/その他)

「ボクシング雑誌。創刊号から約40年ボクシングマガジンを集めていましたがついにすべて処分しました。ボクシングの記者が欲しがっていたのですべてあげました」(59歳/営業・販売)

男女問わずためこみがちな漫画、雑誌類。筆者自身は漫画好きなので夫のコレクションが気になりません(むしろ自分も読ませてもらう)が、人によっては眉をひそめてしまうこともあるかもしれません。

それにしても雑誌を40年分というのはすごい! 処分するときはきっと断腸の思いだったでしょうね……。ただ、そのままゴミと化すのではなく、有効活用してくれそうな人の手に渡ったのは何よりです。

ビデオ、DVD系

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「映画のVHSビデオ。趣味で洋画のビデオを数百本コレクションしていましたが、新居では邪魔になるからと処分しました」(53歳/総務・人事・事務)

「成人向けのビデオやDVDなど。データ化してこっそり持ってます」(48歳/管理職)

男性ならでは……といっては語弊があるかもしれませんが、アダルト系を挙げる人がちらほら。あまり堂々とコレクションされては妻としては微妙な気分になってしまいますので、こっそり管理してほしいものです。

自動車系

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「クルマのカスタムです!」(48歳/営業・販売)

「結婚する前は車にはまってましたが、結婚してからファミリーカーにさせられました」(48歳/その他)

「車が好きで数台持っている。妻には反対されたが、そのまま所持」(51歳/公務員・団体職員)

自動車は家のなかのスペースというより、とにかく金食い虫なのが大問題。夫が大富豪で自分のポケットマネーで遊ぶ分には異存はありませんが、一般庶民であれば趣味よりも家計を優先してほしいものです。

その他、こんなアイテムも…

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「ビックリマンシール。それほど場所を取らないので、今でもどこかにしまってあるはずです」(46歳/会社経営・役員)

「プロ野球選手のサイン色紙。今でも倉庫にですが、隠し持っています」(42歳/営業・販売)

「レトログッズを集めていて処分を迫られたが、貸倉庫に保管することで合意した」(32歳/その他)

「ギター。かさばるので1本だけにするように言われた」(58歳/広報・広告・デザイン)

「全自動麻雀卓が場所をとりすぎて処分しました」(47歳/広報・広告・デザイン)

机の引き出しに収まりそうなものから、かなりかさばるものまで、“趣味のアイテム”といっても実に多種多様。筆者は個人的には、夫が自分用のスペースで保管するものについては一切不問。ただ、リビングなど公共スペースにまではみ出してくるものには苦言を呈したくなります(逆に、筆者の私物がエリアを越えた場合も文句を言われる)。皆さんはいかがでしょうか?

 

以上、“趣味で集めていたけれど妻から処分を迫られたもの”をご紹介しました。今後子どもが小学校へあがるタイミングや一人部屋を持つタイミングなど、家族の行事をきっかけに、夫の趣味のアイテムを巡ってさらにひと悶着あるかもしれません。妻目線でゴミのようでも夫にとっては大切な宝物という可能性はありますので、保管方法などについてよ~く話し合ってみてくださいね。

中田綾美
中田綾美

成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。

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