8割超が「変わらず仲が良い」「以前より仲良し」と回答
null既婚男性のアンケート対象者は86人とサンプル数は少なめではありますが、夫婦仲の“体感変化”を選択してもらったところ、以下のような割合になりました。
【コロナ禍以前と現在で夫婦関係はどう変わった?/夫に調査】
変わらず仲が良い・・・70.9%
変わらず仲が悪い・・・9.3%
以前より仲が良くなった・・・14.0%
以前より仲が悪くなった・・・5.8%
「変わらず仲が良い」と回答した割合は70.9%。「以前より仲が良くなった」と回答した人と合わせると84.9%にのぼります。今回のアンケート対象者の場合は、良好な夫婦関係に落ち着いている人が大半、という結果になっています。
3年を経て現在の状態になった理由とは?
既婚男性が「コロナ禍以前より仲良くなった」と感じた理由
nullまず「以前より夫婦仲がよくなった」と回答した理由について、以下のような回答がありました。
「コロナを機に一緒に過ごす時間が長くなったので」(43歳/企画・マーケティング)
「出かけなくなって、以前より一緒にいることが増えたから」(48歳/広報・広告・デザイン)
「感染して万が一亡くなった時の事を考えると今を大事にしようとお互いの気持ちが一致した事を確認できた」(50歳/総務・人事)
一緒に過ごす時間が長くなったことが“吉”と出たケースです。会話が増え、相手の心情を慮るようになり、思いやりを交換するようになったことで、夫婦仲が向上していました。
「コロナ禍の前より仲が悪くなった」「以前と変わらず仲が悪い」理由
null対して、「以前より仲が悪くなった」と回答している人の声です。一緒に過ごす時間が増えたことが“凶”となってしまった回答が目立っています。
「元々仲が悪かったがコロナに関する考え方で更に悪くなった」(52歳/研究・開発・技術)
「お互いに疲れているから」(55歳/その他)
「コロナ禍でストレスを感じるようになったため、言葉に角が立つようになってきてしまった」(52歳/営業・販売)
「ささいなことで口ごたえするようになった」(58歳/広報・広告・デザイン)
考え方の違いを容認できなかったり、在宅時にストレスや怒りをぶつけ合うようになった結果、悪化に向かったようです。
類似の回答が見られたのが「以前と変わらず仲が悪い」と回答したグループです。
「結婚当初から関係は崩壊しているから」(50歳/営業・販売)
「仕事がリモートにはできない仕事であったため、生活に変わりはなく、夫婦仲も変わりはなかった」(51歳/営業・販売)
「コロナ禍でもお互い仕事は普通に職場に行っていたので、状況は変わらずよく喧嘩をする」(52歳/その他)
もともと夫婦仲はよくなかったところにコロナ禍が到来し、特に互いが歩み寄ることもなく、関係性が平行線をたどっていることがうかがえます。
圧倒的多数派は「コロナ前と相変わらず仲良し」
null今回のアンケートで7割超と最多の割合だったのが、「以前と変わらず仲良し」でした。
その理由を自己分析してもらいました。一部の声をご紹介します。
「妻のことがいつも愛おしいから」(46歳/その他)
「一緒に過ごせる時間が増えるのはとてもうれしい」(30歳/営業・販売)
「夫婦関係は比較的良好だと思うし、コロナの影響がほぼ無い業種なので以前と大きく変わらない」(42歳/その他)
「ペット等の話題で元から仲が良い」(48歳/その他)
「けんかもしますが、次の日は仲直りして、後にひきません。コロナに関係ないです」(48歳/その他)
「育児について協力して取り組むことができているから」(42歳/研究・開発・技術者)
「家事を積極的に手伝うようになったから」(50歳/研究・開発・技術者)
「結婚25年もたつと、新婚当初の仲の良さとは違うが特にけんかをすることもなく良い関係だと思う」(59歳/その他)
以前から共通の趣味や話題を持っていたり、家事・育児で支え合っているなどの回答が見られました。以前からよい雰囲気作りや仲直りのための“2人のパターン”ができあがっていたケースも多く見られました。
以上、既婚男性が振り返る3年間の夫婦関係の変化についてお届けしました。
近づきすぎたことで悪いところが目についてしまう。相変らず一緒にいると楽しい。いつも愛おしい。さまざまな回答がありました。
次回は妻サイドの声をお届けします。夫編との共通点もありましたが、相違点もありました。さて、その内容とは?
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