『kufura』編集部は、結婚後5年以上経過した40~60代の既婚女性128人に配偶者の魅力についてのアンケートを実施。
49.2%が「夫は年齢を重ねるにつれてとても魅力的になった(14.1%)/少し魅力的になった(35.1%)」と回答しています。
相手のどんな点に魅力を感じているのでしょうか。
前回の【夫に聞いた】編に続き、既婚女性が夫に感じている“魅力”についてお届けします。
1:以前よりも「寛容」になった
null今回のアンケートで最も多かったのが、夫が以前よりも“丸く”“優しく”なった、という声です。
「昔から変わらないけど、角がとれた感じが顔にも現れているから」(48歳・総務・人事/結婚21~25年)
「若い頃よりもさらに人に対する優しさが増したと思います」(48歳・主婦/結婚21~25年)
「夫は元々性根が優しい人ではあったが、年齢を重ねて尖ったところも丸くなり、ますます優しい人になっている」(44歳・その他/結婚6~10年)
昔よりも“許せること”が多くなり、寛容度が増している夫に魅力を感じている女性の声でした。
2:人の気持ちを配慮するようになった
null寛容さに加え、“思いやり”という回答も多く寄せられました。
「人の気持ちを想像しようと努力するようになり、柔軟になった」(43歳・その他/結婚11~15年)
「気が長くなり、こちらのことをよく理解して対処してくれるようになった」(66歳・その他/結婚41年以上)
「夫は53歳。今までは自分が一番という感覚が、他人に対して敬意や“ありがとう”を示せる性格に変わってきた。以前より私に対しても敬意を払うようになった」(47歳・総務・人事/結婚11~15年)
「包容力があって優しいのは出会ったときから変わらない部分だけど、子どもが生まれたときも子育て中も、子どもが巣立った今も親の介護で大変なときも支えてくれて、日々素敵な人と感じています」(51歳・主婦/結婚26~30年)
年齢とともに思いやりと寛容度が増していく夫を見ていると、「自分をここまで受け止めてくれる人はいない」という感慨に変わっていきそう。
3:家事に関わるようになった
null夫が家事に関わるようになった、という声です。
「仕事一辺倒だったが、最近は色々と家事を手伝ってくれるようになった」(60歳・主婦/結婚36~40年)
「コロナ禍で在宅勤務が多くなりました。昼食の用意もしなければならず、結構きついものがありますが、家事も手伝ってくれるので、助かります」(51歳・パート/結婚16~20年)
心の余裕や就労意欲さえも奪うことがある、家事。共有することで夫の魅力を発見する余裕が生まれるのかもしれません。
4:体形維持の努力をしている
null夫の体形に関する回答です。
「筋肉を鍛えて細マッチョになったから」(57歳・主婦/結婚26~30年)
「運動してるから太ってないし筋肉もあると思う」(47歳・パート/結婚16~20年)
男性サイドからの声は、容姿や顔、肌に関する回答が目立ちましたが、女性からの回答は“体形”に関するものが占めていました。
5:雰囲気が魅力的になった
null少々漠然としておりますが “雰囲気”に関する声です。
「頼りがいもあるし、どんどん魅力的で素敵に年を重ねていると思います」(45歳・主婦/結婚16~20年)
「昔は全然かっこよくなかったけど歳をとりダンディーになってきた」(48歳・公務員・団体職員/結婚11~15年)
内面の変化や私生活の充実が、“雰囲気”となって表れてくるのかもしれませんね。
「夫が魅力的になったと思わない」と回答した理由をのぞいてみると……
nullさて、ここまで「夫が年齢とともに魅力的になった」と感じている女性の声をお届けしましたが、今回のアンケートで、「夫は以前より魅力的になったと思わない」と回答した人も51.8%いました。
おもな理由は「容姿・身なりの変化」が33.8%、「性格の変化」が30.8%、「昔と変わらず魅力的」が13.8%でした。
性格の変化については「怒りっぽくなった」「不機嫌になった」という変化が多く寄せられていたのが印象的でした。男女ともにこうした回答が一定数あり、加齢とともに性格が“丸く”なる人と、不機嫌になる人の違いはどこで生じているのか、ちょっと気になりますね。
また「昔と変わらず魅力的」という回答の中には「結婚当初から好き度合いは変わらず、大好き。変化ない」(40歳・主婦/結婚6~10年)といった“ベタ惚れ”回答があったこともここに記しておきます。
まとめ
null以上、2回にわたって「配偶者が魅力的になった」と感じている男女の声をお届けしました。
同じことが毎日繰り返される結婚生活は、景色の変わらないグランドをぐるぐると回り続けるようなもの。たまらなく退屈だったり、伴走者と相性が合わず苦しい結婚生活もあると思います。一方で、足元の草花の変化や季節の移ろいを2人で楽しんでいるようなカップルもいるようです。
変わったね。でも、素敵だね。そんなふうに言い合うためには、互いの優しさや小さな変化を少しずつ感知する“アンテナ”も必要なのかもしれません。
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