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【妻編】「仲良し夫婦」を自負する妻がしている努力とは?既婚女性164人に聞いた

女性向けのメディアで「モテる方法」と検索してみると、こんな言葉が並んでいます。笑顔が多い、ほめ上手、聞き上手、ノリがいい、清潔感がある……。要は、自分のキラキラした“おもて面”をうまく演出することが大切、というわけです。

ところが、結婚生活においては、つくり笑顔とウソのほめ言葉をずっと繰り出し続けるのは、至難のワザ。その目的が、相手の心を自分の思い通りに動かすためなら、きっとどこかで行き詰まってしまうでしょう。

不特定多数から“モテる”ことと、1つの関係を維持することは、全く別の努力が必要です。

今回は、夫婦円満を自覚している既婚女性に、日常的に行っている努力についてうかがいました。【夫編】に続き、既婚女性が円満な関係を保つためにしていることをお届けします。

『kufura』編集部が20~50代の既婚女性164人に「自分たちの夫婦は“仲良し夫婦”だと思いますか?」という質問をしたところ、110人(67.9%)が「そう思う」と回答しています。

円満を自覚している110人の女性に“仲良しでいるために努力していること”についてうかがいました。

皆さんの声をご紹介します。

シンプルだけど忘れたくない「ありがとう」「ごめんなさい」

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まずは、シンプルなことから。意外と忘れがちな「ありがとう」という言葉についです。

「お互いに感謝の言葉を伝え合ったり、相手の心情に寄り添うようにしています」(51歳・主婦)

「”ありがとう“”ごめんなさい”は言う。子どもにも夫にもスキンシップは欠かさない」(36歳・主婦)

「“ありがとう”と感謝を口にするように心がけている」(41歳・主婦)

「ありがとう」の一言は、相手に“やってもらっていることを当たり前とは思っていない、という意思表示ができる言葉なのかもしれませんね。

夫婦間の会話はなぜ大切?

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続いて、会話の時間を持つこと。

「1日の終わりに話し合う時間をもつこと」(34歳・その他)

「子どもたちが寝た後は2人でゆっくり話をする」(40歳・主婦)

「とにかくよく話す。時事ネタでもなんでも、思ったことを話し合う」(53歳・総務・人事・事務)

単に情報交換だけでなく、安心できる相手と会話のキャッチボールを楽しんでいるようです。投手と捕手の役割を交換しながら、その日のお互いのコンディションを確認できる時間となっています。

2人の時間を作る

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会話に続いて、2人の時間に関する回答です。

「できるだけ一緒にいる時間をつくるようにする」(38歳・主婦)

「共通の趣味(楽器演奏)で、時々一緒に弾くようにしている」(45歳・主婦)

忙しい毎日だと、2人きりの時間を持つのが難しくなります。でも、お互いちょっとがんばって2人きりの時間を捻出している人もいました。

不満はためこまずに、都度伝える

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不満をためこまずに話すことの大切さを実感している声も。

「文句をしっかりと言い、モヤモヤな気持ちをためないこと」(36歳・その他)

「何か不満や気をつけて欲しいことがあったら、ためずに話す。争い事があまり起きない様に少し意識しています」(29歳・その他)

「相手を尊重する気持ちを持つこと。自分も遠慮せず話し合う姿勢でいること」(36歳・主婦)

蓄積した我慢は、風船のようにふくらんで、ある日”パチン”とはじけることがあります。近い未来に「あのとき、あんなに我慢したのに!」と爆発しないために、自分の内面を開示することも大切です。

傷つけ合いはNG!夫婦げんかにも「ルール」を作る

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意見がぶつかり合っても、“ある一線”を越えないというルールを設けている声が聞かれました。

「けんかがあってもお互いに早く解決して元の関係通りになるよう努めている。長引くにつれ溝は深まっていくから」(42歳・主婦)

「日付をこえてけんかをしない。怒っても悪口など一線を越えない」(45歳・主婦)

「けんかをしても長い日にちにならないように、次の日には仲良くなること」(44歳・主婦)

「相手を正そうとしない」(45歳・その他)

「急に怒らないように気をつけている。相手の境遇や状況を考えた発言を心がける。お互い様という気持ちを忘れないようにする」(44歳・総務・人事・事務)

スポーツにおいて、ルールはプレイヤー暴走の抑止力となります。夫婦げんかにおいても、長引かせないため、相手へのリスペクトを損なわないためのルールを設けることは大切なことなのかもしれません。

一方に明確な非がある場合を除き、ですけれど……。

「個」の時間も大切に

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子育てがある程度落ち着いてくる40代後半になると“自分の領域”を大切にする、という声が聞かれます。

「趣味など、お互い好きなことをする時間は自由に。縛り付けない」(46歳・主婦)

「お互いにプライベートに干渉しすぎない」(49歳・総務・人事・事務)

「お互いバラバラで自由時間を楽しむ」(53歳・主婦)

2人の時間も大切に。個人の時間も大切に。生活の変化に合わせて、「together(共に)・alone(おひとり)・バランス」を取っていきたいですね。

情動にまかせずスキンシップを習慣化

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夫婦間のふれあいに関する回答です。

「毎日、今日のあったことについて会話をするしキスやハグを毎日する」(37歳・総務・人事・事務)

「思ったことは口に出して言う。行ってらっしゃいのハグとおやすみのキスは毎日しています」(36歳・その他)

わき上がる情動にまかせず、スキンシップを“習慣化”。機嫌が悪くても、家事に追われていても“その時間”がやってきたら、条件反射で体が動きそう。

 

今回は、既婚女性に聞いた夫婦が仲良しでいるための努力についてお届けしました。

「相手に好かれたい」から「愛し合う」という境地に至るまでには、“ちょっとしたこと”をコツコツと積み上げることが大切であるようです。一方だけが努力をするのではなく、それを“お互いに”できたら盤石な関係が築かれていくのかもしれません。

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