「“愛のない結婚生活”と“お金のない結婚生活”では、あなたが耐えられないと思うのはどちらですか?」という問いを投げかけました。
回答は男女別にお届けします。今回は男性の声をお届けします。
53.3%の男性が「愛」を重視
nullまず、「愛のない結婚生活」と「お金のない結婚生活」のうち、既婚男性が耐えられないと考える結婚生活の割合は、以下の通りでした。
「お金のない結婚生活」には耐えられない・・・46.7%
「愛のない結婚生活」には耐えられない・・・53.3%
“愛”が“お金”をわずかに上回っています。
続いて、それぞれの理由を聞いてみました。
金>愛「お金のない結婚生活に耐えられない」理由
nullまず、お金のない結婚生活に「耐えられない」と回答したグループの声です。
以下のような回答が寄せられました。
金欠が心の余裕を奪う
「お金がないと余裕が無くなるから全てが上手く行かないと思う」(45歳・営業・販売)
「お金がないと生活にうるおいがなくなるから」(31歳・営業・販売)
「何事にも余裕がなくなりそうだから」(37歳・研究・開発)
「お金がなければ最低限の娯楽が楽しめない」(38歳・総務・人事・事務)
「お金が無いと精神的余裕がなくなり、許せる問題も許せなくなる。ほとんどの人は心根が優しいので、お金がない大好きな人と結婚するよりも、ある程度経済的余裕がある人の優しいところを探して暮らすほうが長い年月を見ても幸せだと思う」(45歳・技術職)
けんかが増えて愛がすり減る
「お金がなければけんかも絶えなそうだから」(47歳・その他)
「愛があってもお金がないと結局いさかいの原因となるから」(53歳・金融関係)
「金の切れ目が縁の切れ目」(59歳・その他)
愛だけでは暮らしていけない
「やはりお金は必要。愛情があってもお金がなければ生活できないから」(40歳・その他)
「現実問題として、愛情だけでは生活していけない。ある程度はお金も必要。お金があれば愛情が無くても生活していける。一番は両方あるのが良いかな」(43歳・その他)
「健康的な生活に最低限の金銭的な余裕は必要」(59歳・企画・マーケティング)
お金があれば、多くの問題は解決する
「たいがいの問題は、お金さえあれば、解決するから」(44歳・その他)
お金の余裕がないときには、相手のお金の使い方や生活の無駄遣いがいちいち心を刺激して、寛容さも損なわれる。そう考える人が多くいました。お金はモノを買うだけでなく、心の余裕や穏やかな人間関係を支えている側面もあるようです。
愛>お金「愛のない結婚生活には耐えられない」理由
null続いて、結婚生活には「愛のほうが必要」と考えている既婚男性の声です。以下のような声が寄せられました。
愛がないと結婚生活がつらい
「お金があっても人間関係がうまくいっていないほうがつらいから」(41歳・営業・販売)
「愛のない結婚生活は寿命を縮めるだけだと思うから」(43歳・その他)
「お金があっても冷たい家には帰りたくない」(43歳・その他)
愛が生活の質を上げる
「現状金は全然ない。でも毎日爆笑しながらそれなりに満たされている。以前金をそこそこ持っていた時よりも今の方が断然幸せだから」(37歳・その他)
「お金は手にしやすいが、愛は手にしづらいものだから」(47歳・デザイン関係)
「愛がなければ妻を信用して安心できないのでお金にも響くし人生の質が急激に下がる」(47歳・研究・開発)
お金がなかったら、助け合えばいい
「お金の問題は2人で解決できる相談もできるが、愛がないとその相談もできないから」(48歳・営業・販売)
「愛があれば、2人で支え合いながら生活していける」(54歳・その他)
愛があるから前向きにがんばれる
「お金があっても、愛情がなければポジティブに使えるとは限らない」(40歳・総務・人事・事務)
「お金がなくても愛情があれば前向きに生きられるから」(30歳・総務・人事・事務)
仮にお金がなくても、愛する人と助け合って、話し合って、前向きに暮らしていれば“なんとかなる”という声が聞かれました。金がないという究極の状態をイメージしたとき「なんとかなる」という楽天的な思考が浮かんだかどうかで、回答内容はずいぶん変わってきそうだな、と感じました。
以上、今回は“愛”と“お金”に関する既婚男性の声をお届けしました。
皆さんは自分と似た意見を見つけましか?
家庭の日常は、お金にならない些末な雑事とコミュニケーションの積み重ね。そうしたことを愛もなく毎日繰り返すのが苦しいケースもあるかもしれないし、お金があれば愛がなくともそれぞれの役割を割り切って演じられると考えるケースもあるかもしれません。
いずれにせよ、配偶者を思う気持ちと、ある程度の経済力は結婚生活の雰囲気に大きな影響を与えることは間違いなさそうです。
次回は妻側の意見をお伝えします!