『kufura』編集部は、20~50代の既婚男女451人(男性254人・女性197人)にアンケートを実施し、「配偶者は隠しているつもりでも、自分は知っている“配偶者の隠し事”」についてうかがいました。
【夫編】に続く今回は、妻からの声をご紹介します。
男女のアンケート内容を集計すると、配偶者の隠し事を知っている割合は、男性が40.9%、女性が54.5%。女性のほうが高くなっています。
今回は、冴えわたる妻のカンによって露呈した夫の隠し事についてお届けします。
秘密1:嗜好品
nullまず最初は、嗜好品について。「やめた」と言っていた夫がこっそり煙草や酒をたしなんでいることを“じつは知っている”という声です。
「夫は隠れてタバコを吸っている」(51歳・総務・人事・事務)
「実は禁煙したと言っていたがこそこそ吸っているのを知っている」(43歳・主婦)
「夫は禁酒中ですが、ときどき外で飲んでいることはバレバレです。臭いで」(53歳・主婦)
適度なたしなみとして、指摘したり責めたてたりせずに黙認しているようです。
秘密2:趣味
null夫の趣味を知ってしまったケースも。
「ビックリマンチョコのシールをコレクションしている」(32歳・主婦)
「ネットで裏アカを持っている」(38歳・総務・人事・事務)
「携帯ゲームでたまに課金していること」(34歳・主婦)
夫は「とりとめもないことだから言わない」のか「隠していたい」のか定かではありませんが、妻は夫の趣味を見て見ぬふりをしています。
秘密3:消費・浪費
null妻に言わずに、お金を使っているケースもありました。
「義理の父が送ってくる子どもへのお小遣いを自分で使っていること」(52歳・技術職)
「新しくスノボウエアを買ってること」(34歳・主婦)
「とにかくネットショッピング好きで、買い物がばれていないと思っているが、ほぼばれています」(48歳・営業・販売)
「共通預金口座のカードをいつの間にか持って行っている。一時的に現金を出して、給料が入ったらもどしているかもしれない」(35歳・企画・マーケティング)
「ランチに結構お金を使っていること」(49歳・主婦)
大きな買い物から、日々のちょっとした贅沢まで、さまざまなケースが寄せられています。不穏な回答もありましたが、家計に大きなダメージがない限り、黙認している様子です。
秘密4:へそくり
null続いて、妻に言わずにため込んでいるお金について、です。
「私にナイショでへそくりの口座を持っていること。うかつにもキャッシュカードの利用明細をゴミ箱に捨てていたので、残高も知ってます」(56歳・主婦)
「コンビニの電子マネーのポイントを大量に持っていること」(35歳・主婦)
「隠し口座があることを知っていますが、黙っています。大した金額ではないはずなので」(38歳・デザイン関係)
夫からの声でも妻の“へそくり”に関する回答が多く寄せられていました。相手に後ろめたい理由がなければ、やりくりして堅実に貯金していることは容認できることなのかもしれません。
秘密5:成人向けコンテンツの視聴
null何かのきっかけで、夫が保有している成人向けコンテンツを見つけてしまったという声です。
「若い女の子の写真集を、隠し持っていることを知っています。普段はセクシャルな話は全くしない人ですが、アイドル系のかわいこちゃんタイプが好きみたいです」(55歳・主婦)
「いかがわしいビデオを隠していること」(35歳・主婦)
おのおの、見て見ぬふりをして夫を問い詰めることはしていません。“よくある話”として笑い飛ばすか、しぶしぶ黙認するかは、その内容やボリュームにもよりそう。
秘密6:異性関係
nullここで秘密の重大度が一気にアップします。夫の秘密の異性関係についての回答です。
「結婚直前に浮気したことがあること」(40歳・主婦)
「時々出会い系のサイトを見ていること」(37歳・その他)
「地下アイドルに毎週会いに行っていること」(49歳・総務・人事・事務)
「性的な接待を伴う店に行っている」(39歳・主婦)
「浮気をしていること」(47歳・その他)
相手の秘密を追究しない理由には、それぞれの思惑があるのでしょう。いずれにしても、夫婦関係に禍根を残す火種となりそうな回答です。
今回は、妻がひそかに知っている“夫の秘密”についてお届けしました。
“こっそりタバコ”から異性関係まで、その重大度はさまざまでした。
男女ともに、大きな秘密に気づいていても知らないふりをしているケースが見受けられます。その話題に触れた瞬間に家庭の地盤がグラグラと揺れ、元に戻れなくなることが目に見えているために指摘できないケースもあるのかもしれません。