20~50代の既婚男女451人(男性254人・女性197人)にアンケートを実施し、「配偶者は隠しているつもりでも、自分は気づいている“配偶者の隠し事”」について、こっそりとうかがいました
結果は「夫の回答」「妻の回答」の2回に分けてお届けします。
「夫の隠し事を知っている」vs「妻の隠し事を知っている」の割合差は…
nullアンケート内容を集計すると、配偶者の隠しごとを知っている割合は、男性が40.9%、女性が54.5%。女性のほうが高くなっています。
男女が隠し事を「知らない」と回答した理由については、以下のような理由が集まっています。
「何も知っていることがないので、秘密がないのかバレていないのだと思います」(40歳・営業・販売/男性)
「妻は隠すのがうまいので、こちらはまるで気付いていない」(58歳・その他/男性)
「気にしたことがないので、夫に秘密があるのかどうかわからない」(55歳・主婦/女性)
「特になし。問いただす内容は特にないし興味もない」(46歳・その他/女性)
知ろうとしない、興味がない、相手のスキがなくてしっぽをつかめない……といった回答が見られました。
一方、アンケートの回答者が気づいている配偶者の秘密については、“小さな隠し事”から”重大な隠し事”までさまざまなものが寄せられています。
今回は、既婚男性からの声をご紹介します。
秘密1:妻の「へそくり」の存在
null20人が回答していたのが、妻が夫に言わずに貯めている“へそくり”の存在です。
「別口でお金を貯めていること」(47歳・営業・販売)
「貯金を自分名義でしている」(59歳・技術職)
「かなりの金額をへそくりしていること」(55歳・その他)
「冷蔵庫にへそくりが入っていること」(56歳・研究・開発)
また、貯金を運用している人も見受けられました。
「個人年金の積立をやってること」(42歳・営業・販売)
「かくれて、ポイントで投資信託を買っているのを知っている。購入額が10万円以上あり含み益もかなりあるらしい」(45歳・その他)
私欲のためではなく、きっと家族のためだ……と思えばこそ、黙認しているケースもあるのではないでしょうか。
秘密2:おいしい物をこっそり食べていること
null妻がこっそり“好物”を食べていることを、夫は知っていました。
「焼き芋を食べていること」(42歳・その他)
「私のいない間に隠れてケーキを食べている」(55歳・研究・開発)
「内緒で甘いものをよく食べているようです」(49歳・その他)
「夜中にお菓子を食べていること」(40歳・技術職)
こっそり焼き芋やスイーツを食べる姿を「かわいい」と感じるか「ずるい」と感じるのか、それとも「お金がもったいない」と感じるのか。
回答者は、妻にとって幸せな時間であることをわかっているからこそ、胸にしまっているのかもしれませんね。
秘密3:趣味
null妻がこっそり没頭している趣味を“知っている”という声です。
「スピリチュアルな趣味」(50歳・技術職)
「推しのタレントがいて、SNSでこっそり応援していること」(57歳・その他)
「こっそり果実酒を作っているのを知っている」(46歳・デザイン関係)
夫に隠しているのか、単に伝えていないだけなのか定かではありませんが、夫は気づいていても指摘せずに静かに見守っています。
秘密4:不都合な過去
null妻が夫にさえ言っていない過去。夫は気づいていても知らないふりをしている例もありました。
「家内は元ヤンです」(56歳・金融関係)
「昔、少しやんちゃしていたこと」(49歳・金融関係)
「元カレの人数」(34歳・総務・人事・事務)
「卒業した高校名」(58歳・営業・販売)
「過去に宗教にはまっていた」(41歳・技術職)
過去は過去。今は今。相手の過去にとまどいながらも、“自分が知っている妻”と向き合っているようです。
秘密5:浪費・消費
nullさて、少しずつ秘密の重大度が上がってきましたが。自分が知らない支出に関する回答です。
「ブランド品を良く買うこと」(43歳・その他)
「漫画の大人買い」(51歳・その他)
「クレジット会社から借金して自分の趣味の用品を購入している」(58歳・デザイン関係)
多少の無駄遣いは誰にでもあることですが、借金をする段階に突入すると、夫の心配は募るばかり。穏やかな家庭が大荒れになることを覚悟しながら、いつ指摘するべきか頭を抱えてしまいそう。
秘密6:異性関係
null妻の秘密の異性関係を夫が知っているケースも。
「妻のSNSでつながっている人の中に、元カレがいること」(52歳・その他)
「結婚式に昔の恋人を呼んだこと」(31歳・営業・販売)
「以前の彼氏と連絡を取っていること」(44歳・公務員)
「何らかの理由をつけて外出しているけど浮気をしていることは知っています」(54歳・会社経営・役員)
“SNSつながり”から、深い関係を想起させるものまで、複数の回答がありました。
家庭内は一見、均衡が保たれているように見えても、何かのきっかけで、一波乱が起きそう。
以上、今回は夫が知っている“妻の隠し事”についてお届けしました。
秘密をニヤニヤしながら見守る夫、黙認する夫、虎視眈々と追及の機会をうかがう夫……。隠し事1つでさまざまな夫の眼差しが浮かびがってきます。
次回は、妻の回答をご紹介します。夫の秘密を鋭敏に察する妻たちの回答はどのような内容だったのでしょうか。