普段は仕事に家庭にと忙しく、ゆっくり顔をあわせる時間がない共働き夫婦も、年末年始のお休みにはたっぷりと一緒に過ごせたかもしれません。帰省や年賀状、大掃除に親戚周りと、慌ただしく過ごしているうちに、気がついたら夫婦げんかばかりしていた……なんてことはありませんか?
今年こそは夫婦仲良く過ごすために、夫婦げんかの“傾向”を踏まえて対策を練ってみてはいかがでしょうか?
夫婦ゲンカのトリガーはどこにある?知っておけば対策が打てるかも…
null『kufura』では、仕事を持つ164人の既婚女性に、よく夫婦げんかになってしまう原因を選択してもらいました(複数回答可)。
多く回答が集まった項目を6位から順にご紹介します。
6位:態度が冷たい、悪い・・・9.1%
近しい関係であっても、「ありがとう」や「お疲れ様」など、感謝やねぎらいの言葉をかけあっていける関係が理想的。とはいえ、近しい関係であればあるほど、つい「言わなくてもわかるはず」という甘えが出て、パートナーに寂しい思いをさせている男性は多いのかもしれません。
4位:必要な連絡をしない・・・9.8%
子どもがいる場合は、パパの帰宅時間を確認して「一緒にお風呂に入れるか」「ご飯は一緒に食べられるか」などを考えておきたいもの。「会社を出たら、連絡してって言ったでしょう」というのは、多くの家庭で繰り広げられている会話だと推測できます。
中には、「ごめん、今日飲み会だった」という連絡を当日の夕方もらったときの妻の落胆も含まれていると推測できます。
同率4位:育児の分担の比率・・・9.8%
夫婦で仕事を持っていると、どうしてもパート勤務や時短勤務を選択している妻の方が自然と多く育児をするようになります。「もう少しパパも育児に参加して欲しい」という思いを抱えている女性が多いのかもしれません。
3位:何度も同じ注意をされる・・・11.6%
人に注意をするのは、案外疲れるもの。「紅茶のティーバッグは生ごみへ」「靴下を脱ぎっぱなしにしないで」と、口を酸っぱくして言っているうちに、怒りにボッと着火してしまうときもあるのでしょうね……。
2位:家事の分担の比率・・・13.4%
家事の分担は、最も燃えやすい火種のひとつ。家事には終わりがなく、“やりたい家事”だけ“やりたいとき”だけやれば済むわけではありません。けんかを避けるべく、「なんでやってくれないの?」ではなく、「これ、やってくれない?」と相手を責める姿勢を封印し、協力体制を築きたいものです。
1位:お金の使い方の方針に食い違いがある・・・18.9%
倹約家の妻が、夫の浪費に怒ったり、その逆のパターンもあったりと、お金の使い方はしばしばもめ事を引き起こします。
「酔っ払ってタクシーで帰るクセがイヤ」「美容のお金が高すぎると指摘された」などなど、争いのタネは枚挙にいとまがありません。
もともとは、夫婦と言っても価値観の異なる相手。“時間”、“健康”、“癒し”、“美容”、“将来”など、パートナーが生活のどの部分に重きを置いているのかを、推し量って理解しようとすることも大切なのかもしれません。
夫婦ゲンカの傾向について探っていきましたが、いかがでしょうか?
ちなみに、今回のアンケートでは34.1%の女性が「夫婦げんかはあまりしない」と回答しています。けんかも仲直りも、多大なエネルギーを要します。「夫婦げんかが愛を深めるための共通の趣味」という夫婦は別ですが、争いを避けるためにもう一歩だけ相手に寄り添ってコミュニケーションを取っていきたいものです。