カレー、ハンバーグ…料理に細かくして混ぜる
null「ほうれん草などの葉物野菜。とにかくハンバーグに細かく刻んで混ぜる」(40歳/主婦)
「人参。細かく刻んで、ハンバーグなどに少しずつ量を増やして混ぜていったら、食べられるようになった」(45歳/主婦)
「嫌いだった食べ物はピーマン。大好物のカレーの中に普段から刻んで入れていた。ある日カレーの調理中の様子を子どもが目撃、“カレーにピーマン入れたら美味しくなるの!? いつも入れてたの!?”と驚いた様子で尋ねてきた。そうだよと答えると、その日以来、他の料理のピーマンも自分から食べるようになった」(38歳/主婦)
多くのママの定番は“細かくしてわからなくして混ぜる”というもの。子ども自身に食べさせることができているため、ママも「子どもが食べない……」というストレスから解放されそうです。
また、回答にもあったように、「自分は食べることができるんだ」と子どもが思えば、一気に苦手克服につながることも。
わからないようにするために、カレーやハンバーグ、スムージーなどを利用しているという声が聞かれました。
苦手な味を感じさせないように…子ども好みの味付けにする
null「子どもの好きな味付けにして、少しずつ慣らしていく」(44歳/主婦)
「茄子が嫌いな子ども達も麻婆茄子にしたり、揚げ浸しにして味を濃いめにつけると食べれるようになった」(33歳/主婦)
「基本的に何でも食べるが、味付けによって苦手な物があるので、その食材は好きな味付けにしたりする」(39歳/主婦)
味が苦手な場合、子どもの好きな味つけにするのは有効な手段なのでしょう。「食べないな」と思っているものがあれば、いろんな味付けを試してみたいものです。
子どもによっては濃い味付けを敬遠するかもしれませんが、
「ナスが食べられなかったが、好きな鶏肉と一緒にちょっと味付けを濃くしてナスにもしみこませたら食べられるようになり、それからだんだんと味を薄くしていき、今ではナス焼も食べられるように」(46歳/その他)
といった意見も。慣れさせる第一歩として、濃い目の味付けも一つの手段と言えそうです。
スイーツに混ぜるのも一つの手段!好きなものとミックスする
null「ピーマンが嫌いなのでマドレーヌに入れた」(35歳/総務・人事・事務)
「嫌いな食べ物と好きな食べ物に一緒に入れて作ったから食べた」(35歳/主婦)
「ケーキなどに混ぜて作る」(21歳/主婦)
嫌いなものがあれば、好きなものもあるはず。両方をうまく組み合わせれば、食べられるようになるかもしれません。
子どもの大好きなおやつの代わりとしてだせば、野菜も食べられて栄養面でも安心です。
諦めないで!食卓に出し続ける
null「ずっと出し続けた。食べたときに、食べられたね、と声かけした」(38歳/主婦)
「繰り返し出す」(42歳/主婦)
「気にせずちょくちょく食卓に出す」(41歳/主婦)
食卓にあがらないものは、別のところで遭遇したときになかなか箸が進まないもの。子どもの好き嫌いは気分によることも多く、いつもは食べないのに「あ、今日は食べた!」ということもあるのです。
諦めずに食卓に出し続ければ、箸をつける日が来るかもしれません。食べることができたときには、すかさず褒めてあげましょう。
これなら頑張れるかも!? 苦手なものも「一口だけ」
null「3人いますが、別食は作らず、必ず一口は食べるようにしてました」(47歳/営業・販売)
「あえて隠さず出しました。嫌がるなら無理に食べなくてもいいけど、頑張って一口は食べようかと声をかけた」(38歳/主婦)
わからないように混ぜるという意見が多かった中、堂々とそのものを出していたママも。一口だけなら本人も頑張ることができそうですし、ちゃんと食べることができたときには褒めるというコミュニケーションもできます。
はじめのうちは一口も無理かもしれませんが、子どもはやはり気分屋。何かのタイミングで「ママ、見てて!」と頑張ってくれたりするものです。
どれも即効性のあるものではないかもしれません。しかし“継続は力なり”で、親子の努力は実を結ぶ日が来るはず! 好き嫌い克服につながるよう、日々根気よくやっていきましょう。