上田慎一郎監督のお子さんの子守をした時の話。
null少し前の話ですが、1歳半のお子さんを一人で子守するという体験をしました。両親はなんと、あの『カメラを止めるな!』の上田慎一郎監督、奥様も映画監督のふくだみゆきさん。
私も出演している映画『カメラを止めるな!』のコメント付き上映会があり、監督ご夫婦が登壇されるため、急遽ベビーシッターが必要に。同じ幼い子を持つ父として、これは放っておけない!ということで、買って出ました。
会場の映画館にて初めて対面して、自己紹介。最初泣かれたらどうしようと思ったのですが、さすがおふたりの息子、驚くほど人見知りしない。そして、1歳半にして、動く、動く、動く!
次から次に興味のあるものを見つけ、トコトコ歩く。それに着いていく私。うちの息子は1歳半の時こんなに歩いてなかったぞ!どんどん動く、とにかく止まらない! あわよくば、子守しながら、上映会を観れると思っていたのですが、早々に劇場の外のロビーに引っ張り出され、ロビー内を探検。興味があるものを指さして、「あ。あ。あ。」と抱っこを要求。それに答える私。
一番気に入ったのは、売店に置いてあった、コーヒーのマドラー。抱っこすると、むんずと掴んで離さないので、何本か拝借。掴んだマドラーを「あー!」と言って床に投げつける。それを拾うのが私の係。
「あー!」(なげる)、拾う。
「あー!」(なげる)、拾う。
延々と繰り返されるこの作業。めっちゃ楽しそう!
それに飽きると、また動く。同じフロアのレストランにずんずん入っていき、椅子に座る。エレベーターに乗って何度も往復する。ビルの1Fのスーパーに行って、カートに乗らずに押して歩く。めっちゃアクティブ! 終始振り回されっぱなしでしたが、とても楽しい時間でした。
さすがに疲れたのか、最終的に抱っこで寝落ち。抱っこで寝てくれて、嬉しかった。ようやく、パパママの仕事が終わり、ママに抱っこ。約3時間一度も泣かずに過ごせました。お疲れ様~。
疲れたけど貴重な体験になりました。上田監督ありがとう! 小さいお子さんを持つ共働きの業界関係者の皆様、困ったときはご一報ください(笑)
育児も止めるな!
PS :『カメラを止めるな!』、日本アカデミー賞8部門受賞おめでとうございます! 授賞式は3/1です。お見逃しなく!
▲新幹線に夢中な息子と私。
眼鏡太郎さんが出演する映画『きばいやんせ!私』は3月9日公開!
<STORY>東京での生活に精神的に疲れていた女子アナの児島貴子は、取材で幼少期を過ごした鹿児島県南大隅町を訪れることに。最初は嫌々ながら取材を続けてたが、町の人々と触れ合っていくうちに、仕事の向き合い方や生き方に変化がーー。
映画『百円の恋』の武正晴監督と脚本・足立紳コンビが再びタッグを組んだ話題作。出演者は夏帆、太賀 ほか。
▶︎公式HP
眼 鏡太郎 (がん きょうたろう)
1977年1月4日生まれ、岩手県出身。東京学芸大学教育学部美術科卒業。2001年よりケラリーノ・サンドロヴィッチ率いる劇団「ナイロン100℃」の劇団員として活動中。2018年話題の映画『カメラを止めるな!』にも出演。現在は、 NHK Eテレ『シャキーン!』『コードな会議』にレギュラー出演中の、2019年3月9日には映画『きばいやんせ!私』が全国公開予定。Facebook :眼 鏡太郎 twitter:@gankyotaro 所属劇団:ナイロン100℃ 所属事務所:バウムアンドクーヘン