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子連れで「家族旅行」の頻度、年1回以上が約7割!旅行が難しくなるのはいつ頃から?

皆さんが最後に家族旅行に行ったのは、いつでしょうか。

今回『kufura』編集部は、20歳以下の子どもがいる182人の男女に家族旅行の頻度についてのアンケートを実施しました。アンケートを通じて、旅行の頻度を左右する5つの事柄が見えてきました。

家族旅行の頻度は?

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まず、家族旅行の頻度について質問しました。15の選択肢のなかから、最も近い頻度を選択してもらいました。回答の割合が高かった5つの選択肢は、以下の通りでした。

【泊まりの「家族旅行」は年に何回行きますか?(帰省は除く)】

1位・・・年に1回(30.2%)

2位・・・年に2回(20.3%)

3位・・・数年に1回(17.0%)

4位・・・家族旅行していない(15.9%)

5位・・・年に3回(7.7%)

年4回~6回と回答した人は計8.7%でした。回答者の約67%が1年に1回以上の旅行をしていました。一方、3人に1人は「数年に1回」「旅行をしていない」と回答しています。

回答を読み込んでいくと、5つの事柄が旅行の頻度を左右していました。

1:子どもの年齢

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子どもの年齢について言及した回答です。

「年に2回。まだ子どもが小さいので行くとしても年2回が限界かなと思う」(32歳女性・弁護士/子4歳)

「年に2回。夏、冬休みの思い出のため、家族でスケジュールを調整して遊園地などの宿泊施設を利用します。子どもが大きくなったら難しいと思うので、今のうちに家族の思い出作りのためです」(53歳女性・主婦/子12歳)

「数年に1回。下の子がまだ小さくて大変」(38歳女性・その他/子2歳・12歳)

「年に1回。もう子どもが大きくそれぞれの時間を持っているので、夏休みしか行かなくなった」(51歳女性・主婦/子15歳・17歳)

「家族旅行はしない。仕事で多忙だし、子どもももう親と一緒にどこか行きたいという年齢ではないので」(57歳男性・その他/子17歳)

子どもの年齢に言及した回答は、以下の3つに分かれていました。

  • 子どもがまだ小さいからなかなか旅行に行けない
  • 子どもが小さいうちに旅行に行っておきたい
  • 子どもが大きくなったから旅行に行っていない

以上を踏まえると、もしかしたら「よし、行くぞ!」と気軽に旅行に行ける時期は、意外と短いのかもしれません。

2:親自身が旅行が好きかどうか

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年に3回以上旅行をしているグループでは、親自身が旅行が好むケースが目立っていました。

「年に4回。私が旅行が好きだから」(44歳女性・総務・人事・事務/子4歳)

「年に4回。私自身が旅行好き。両親が元気なうちに孫と一緒に旅行に連れて行ってあげたいという思いもあり、近くでもできるだけお出かけに行きたいと思っている。予算的な問題から、年4回程度が限界」(39歳女性・その他/子2歳・5歳・7歳)

「年に4回。旅行が好きなため」(39歳男性・研究開発/子1歳)

「年に4回。旅行好きなので2~3カ月に1回は行きます。また、誕生日旅行も定番です」(30歳女性・総務・人事・事務/子0歳・2歳)

旅行前のリサーチ、予約、準備、移動から、現地の滞在に至るまで、一連のプロセスに楽しさを覚える人もいるのではないでしょうか。「自分が旅行が好き」というケースでは、子どもの年齢が幼児以下、というケースが多くなっています。

3:旅行が「家族行事」になっている

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旅行が家族行事として定着しているケースです。

「年に1回。妻の誕生日は宿泊ディズニーと決めていて年に1度は必ず行う恒例行事になっている」(55歳男性・技術職/子19歳)

「年に1回。宿が安くて、あまり混雑しない春休み平日に行くのが恒例」(48歳男性・その他/子9歳・15歳)

「年に1回。昔、子どもに旅行に行ったことがないといわれたために毎年夏に行くようにしている」(37歳女性・総務・人事・事務/子14歳・17歳・18歳)

「年に4回。子どもの長期休み期間を利用して(正月、春休み、GW、夏休み)」(47歳男性・会社経営・役員/子12歳・14歳)

誰かの誕生日、長期休暇、記念日……など、行事化している場合、ある程度子どもが大きくなっても行事としての旅行が実施されているケースが見受けられました。

4:子どもの都合

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旅行の頻度が「数年に1回」「家族旅行をしない」というグループからは、子どもの都合でなかなか旅行に行けない、という声が寄せられました。

「家族旅行はしない。子どもの部活や習い事で忙しいから」(47歳男性・公務員/子18歳)

「数年に1回。子どもの寮生活や夫の単身赴任で日程調節が難しい」(53歳女性・主婦/子16歳)

「家族旅行はしない。長期休みでも学校の行事や部活、親の仕事の休暇休みが取りづらい。スケジュールが合わないので家族旅行に行くのが難しい。遠方はお金がかかる」(38歳女性・主婦/子14歳・17歳)

「数年に1回。子どもの部活の都合でなかなか家族旅行ができない」(47歳男性・研究開発/子15歳・18歳)

子どもが中高生になると、学校行事や部活、テスト勉強、友人との遊興などで多忙になり、家族の予定が合わせにくくなってくるようです。

5:旅行費の用意

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旅行にかけるお金を余裕があるかどうかも、旅行の頻度を左右します。

「家族旅行はしない。経済的な余裕が無いから」(56歳男性・その他/子16歳・18歳)

「家族旅行はしない。金銭的に余裕がないので 泊まりが伴う旅行には行けない。その代わり、日帰りで行けるレジャーにはよく行く」(45歳女性・主婦/子9歳)

「数年に1回。お金が貯まったら旅行に行く」(29歳女性・その他/子5歳・7歳)

「年に1回。お金の都合がつくのが1回くらい」(36歳女性・総務・人事・事務/子9歳・
12歳・14歳)

「年に1回。夫の休みや旅行費の工面が難しい」(36歳女性・総務・人事・事務/子12歳)

食費、光熱費、育児費など、絶対に必要なお金とは異なり、“旅行費”は、暮らしの余剰資金で購入する“嗜好品”のようなもの。経済的な余裕がなければ、旅行に行くのは難しくなります。

 

以上、今回は子どもがいる家庭の旅行頻度についてのアンケートをご紹介しました。

子どもの都合、親の都合、経済的な余裕が家族旅行の頻度を左右していました。

昨今の物価高騰やインバウンド需要の増大で旅行コストが増加傾向にあります。今回のアンケートで経済的な事情に言及している回答者がいましたが、「旅行のハードルが高い」と感じる家庭は、今後さらに増えていくと推測されます。

北川和子
北川和子

自治体HP、プレスリリース、コラム、広告制作などWEBを中心に幅広いジャンルで執筆中。『kufura』では夫婦・親子のアンケート記事やビジネスマナーの取材記事を担当している。3児の母で、子ども乗せ自転車の累計走行距離は約2万キロ。地域の末端から家族と社会について日々考察を重ねている。

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