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「謝り方、上手すぎない?」子どもの可愛い&巧みな謝罪を分析!正直すぎて思わず笑っちゃう

日々学びながら成長する子どもは、失敗するもの。間違ったら「ごめんなさい」と言うことはわかっているけど、大人からみると的外れだったり、クスッと笑ってしまうものもありますよね。

そこで『kufura』では、子どもがいる20~50代の既婚男女198人にアンケート調査を実施し、「子どもや配偶者に謝られて、思わず許してしまった上手な謝り方」を教えてもらいました。【子ども編】【妻・夫編】の2回に分けてご紹介します。

今回は【子ども編】。思わずほほが緩んでしまう可愛い謝り方がたくさん寄せられました!

「子どもの上手な謝り方」のパターン8選

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可愛かったり、あざとかったり、真剣だったり。子どもが見せた「上手な謝り方」「かわいい失敗」エピソードを8つのジャンルに分けて紹介します。

1:反省が伝わる?ユニークな言いまわし

「筆記用具を勝手に使われたが“これを使うとよく勉強ができる”と言われたので、許した」(59歳男性/営業・販売)

「おやつの食べ過ぎを注意したとき、“大きくなるから”と言われて許した」(43歳男性/金融関係)

「落書きを注意したら“勝手に手が動いて書いた”と言われたとき」(33歳男性/営業・販売)

「私のケーキを子どもたちが食べてしまったが、“パパのダイエットのために”と言われて言い返せなかった」(56歳男性/会社経営・役員)

よく頭が回るというか、良い言い回しを思いついたものです(笑)。これはついつい許してしまいそうですね。

2:なぜか自信満々な謝り方にクスッ

「間違えて大切な書類に水をかけてしまった10歳息子が“大丈夫!あとは俺がするから”と少し上から目線で謝って来て思わず笑ってしまいました」(36歳男性/公務員)

「全然パンツを履かないので叱ると“おならが臭すぎて、パンツも臭いから履けないの”と言われ、笑いすぎて許しました」(40歳女性/主婦)

「ハミガキのあとに煎餅食べたがったのでダメだと言ったら、“ぼくはおせんべいに用事があるんだよ”と主張したので、なかなか弁が立つと感心した」(41歳男性/技術職)

言い訳だけど、自信満々に言われてしまったら、許してしまいますよね。

3:必死さが伝わってきて許しちゃう

「約束の時間に大幅に遅刻した時、私の好きなお菓子を添えて謝ってきました。そのお菓子を買いたくて遅刻したと言ってきたので、思わず笑って許した」(57歳男性/技術職)

「服にカレーをつけて汚してしまったけど すぐに脱いで洗おうとしてごめんなさいと言ったので許した 」(43歳女性/営業・販売)

「自分の好きな、ネットで取り寄せした少し高級な珍味を無断で5歳の息子に食べられた時。息子が自分のおやつのポテトチップスを更にかなり多めに出してお詫びのポーズをしたとき。笑ってしまった」(57歳男性/金融関係)

子どもなりになんとか許してもらおうとしている様子が伝わってきます。

4:つい「やっちゃった」

「白い壁に、“良くできました”のスタンプをしていて、“スゴイ?”と聞いてきて、つい許してしまいました」(47歳女性/主婦)

「ごめん、間違えてやっちゃった! こうすればよかったんだよねえ」(33歳女性/その他)

「パパ(自分)用のアイスクリームを娘が無断で食べてしまったが尋ねたとき、申し訳なさそうに無言でうなずいた姿を見て腹が立つどころかかわいくてうれしくなった」(55歳男性/その他)

ついついやってしまった子どもの失敗。かわいい言い回しや成長を感じたら、許しちゃいますね。

5:すぐ・すなおに謝った

「素直に問題発覚前の謝罪」(45歳男性/その他)

「寝ているところを踏まれたが、すぐに“ごめんね、痛いの痛いのとんでいけー!”と言われて可愛くて許した」(36歳女性/その他)

「言い訳を一切せずに正直に謝られたので、その覚悟に心を打たれた」(59歳男性/研究・開発)

迅速な謝罪は大人でも大事なことですよね。素直に謝ることって大事。

6:自分以外の心配をしたから

「食事中に味噌汁をこぼして“ママにかからなかった?”と、心配した時」(57歳女性/主婦)

「子どもがコップを割った時に“ママ、大丈夫?”と私の心配をしたので、思わず笑ってしまった」(51歳女性/主婦)

これはキュンとしてしまいます。怒る気をなくしてしまいますね。

7:自分でリカバーした

「牛乳をこぼした時の慌てた顔と自分で片付けようとする姿に、人に頼らずに自分で何とかしようとする態度に成長したなと思いました」(59歳女性/主婦)

「蛍光灯のカバーを壊してしまったとき、“大きくなったら買ってあげるね”と言われたとき笑ってしまった」(38歳女性/主婦)

「割ったお皿を、接着剤やパテで修理して謝ってきたとき」(50歳男性/公務員)

「わたしが息子に頭突きをされて悶絶していたら“イタイイタイの飛んでけ~! 痛くないでしょ!? もう痛くない!”って解決されて、いっちょ前だなあと笑ってしまった」(29歳女性/その他)

自分で解決しようとする姿勢があると、許したくなっちゃいますね。痛いのは飛んでいかないけども。

8:とにかくかわいい

「2歳の息子がジュースをこぼして、“ごめんちゃい”と言ったとき」(28歳男性/技術職)

「“やっちゃった。てへっ”と笑顔で言われたとき。ムカついたけど、笑顔につい許してしまった」(43歳女性/その他)

「“おかあさんごめんなさい”と上目遣いで目をうるうるさせながら言ってくるもんだから思わず許してしまう。なんというか、あざとい。でも可愛い」(43歳女性/主婦)

なんといっても、かわいいは正義。許さざるを得ないこともありますよね。なんてったって、かわいい。

ほかにはこんな謝り方も!

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「私が作った料理が口に合わなかった時、“〇〇が〇〇な所がどうしても苦手で食べられない”と理由をはっきり伝えて謝ってくれるので本当に救われます。思わず許してしまったどころではなく、むしろありがとうなエピソードです」42歳女性/主婦)

「悪い言葉を使って反抗した息子! 少し時間が経って“ママ、かわいい”と機嫌をとってくるから怒れなくなる」(50歳女性/主婦)

「7歳の娘に“まあ、人生そんなに上手くいかないよね!”と言われて笑ってしまい許さざるをえなかった」(44歳女性/主婦)

「失敗すると、“失敗は成功のもと”って言われます。笑ってしまいます」54歳女性/主婦)

 

子どもの上手な謝り方、大人でも通用するものはあるかしら。「かわいいから」で許される部分は多いのかもしれませんね。次回は「夫婦の謝り方」記事を配信します。

佐藤春華
佐藤春華

ライター・編集。1990年青森県弘前市生まれ。編集アルバイト経験を経て『ぷっちぐみ』、『小学一年生』、『ようちえん』、『めばえ』(小学館)など幼児・学年誌の編集執筆やイベント運営を担当。『ねとらぼ』『アリシー』などWEB媒体でのコラムや調査記事、業界誌でのインタビュー記事、SNSのオウンドメディア運営なども行っている。結婚を機に高知県へ移住し、旦那と黒猫との3人暮らし。かわいいものと美味しいものに目がない。

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