子育て世代の「暮らしのくふう」を支えるWEBメディア

IKEAのバスルームワゴン「HORNAVAN」は おむつワゴンに最適!【働くお母さんの、コレ買って大正解!#1】

2018年1月に初めての出産をしたライター・佐々木陽子です。出産当初イチバン大変だったことと言えば、頻回の授乳とおむつ替え。おっぱいあげて、おむつ替えて、と思ったらまたおむつ替えてまたおっぱい……。無限に続く赤ちゃんのお世話で一日が終わってしまいますよね。

そんな慣れない行動を少しでもスムーズに、そして快適に乗り切るのに欠かせなかったのがこのおむつワゴン。私なりに工夫して完成した、その中身をご紹介します。

おむつ収納は「ワゴンタイプ」がいい!

null

出産準備で考えておきたいのが、赤ちゃんのお世話セットをどうするか、ですよね。ポーチなのか、かごなのか、ワゴンに入れるのか……。いろいろ考えた末に、使いやすさ優先で選んだのがワゴンタイプです。

私が使っているのはIKEAのバスルームワゴン『HORNAVAN』。

3段になっていると、使う頻度順にグッズを収納できるので便利です。

なぜワゴンタイプかというと……、理由は3つあります。

  1. 寝室、リビング、ダイニング、どのお部屋にも簡単にガラガラ引っ張っていける
  2. 重たいものを入れても運ぶのがスムーズで面倒くさくならない
  3. 携帯や哺乳瓶、ペットボトルなどテーブルがなくても置いておける

必要なものがすべてここにある!が大切

null

とくに腰が据わる約7カ月ごろまでは両手で抱っこをしなければいけないので、「あ、あれ取ってこなくちゃ」がママにはとっても大変な作業。

必要なものをすべてひとつにまとめておけば、赤ちゃんを抱っこしながら色んなものを探して動き回る、というストレスを少しでも減らせます。

2~3時間おきにやってくる慣れない授乳に、ときには4回連続(!)もあり得るおむつ替え、漏れた便で汚れた服を着替えさせたり、ミルクの吐き戻しもあったりと、一筋縄ではいかない乳児期のお世話。このおむつワゴンがそばにあるだけでとても支えられた気がします。いわば相棒のような存在でした!

おむつワゴンはこう使う!<生後6カ月頃までの使い方>

null

この時期のポイントは、

  1. 慣れない頻回授乳とママのおっぱいケア
  2. 頻回のおむつ替えと赤ちゃんのお尻ケア
  3. 沐浴や入浴後のケア

の3つが中心です。

【上段】いちばん頻度の高いグッズをココに。細かいものは100均の整理ボックスに入れて

上段に置いた100均のメッシュボックスの中身はコレ。

  1. 授乳前やおむつ替え後には 1のアルコール消毒液でさっと手を消毒
  2. 乳児期に気を使う室温管理は気温&湿度計でこまめにチェック
  3. 授乳前後のおっぱいケアに必要な「乳頭保護器」や「乳頭保護クリーム」も常備
  4. おしりを拭くときは、100均のドレッシングボトルの上を切ったものにぬるま湯を入れて、おしりにさっとかけてから拭くと、かぶれ予防に
  5. おしりを保護してくれる「ダイパークリーム」はおむつ替えの度に使用
  6. 寝かしつけやぐずったときには「おしゃぶり」をすぐあげられるように

そのほか、いちばん使う「おしりふき」と「ガーゼ」はもちろん、大きめのよだれかけ「ビブ」はげっぷさせるときに肩にかけておくと、万が一吐き戻ししても自分の服が汚れにくく、結果、着替える手間が減りました。

また、授乳の前かがみ姿勢のときに髪の毛が落ちてくるのが煩わしいので「太めのヘアバンド(写真のグレーのもの)」があると便利でした。

【中段】おむつのストックを中心に、沐浴や入浴後に使うケアグッズを中心にまとめて

おむつ替えや沐浴後に頻繁に使うものをまとめて。これもバラバラにならないようケースに入れたり、立てて収納したりと工夫を。

  1. 頻繁に替える「おむつ」は箱に入れて多めにスタンバイしておくと助かる
  2. 「ペーパータイプのおむつ替えシート」なら洗う手間が省けるから便利
  3. 「ワセリン」や「おむつかぶれの薬」、お風呂後のおへそケアに使う「消毒液」などの薬類をケースにまとめて
  4. 授乳のたびに替えたい「母乳パッド」もすぐ取り出せるようにいくつか置いて
  5. 「ベビー爪切り」や「体温計」、意外と忘れがちなママの「爪切り」「リップクリーム」などは綿棒の空き容器に入れて
  6. 細めの「ベビー綿棒」はお風呂上りだけじゃなく鼻水のお掃除などわりとよく使うので手前に配置

【下段】たまにしか使わないけど、いざというときにあると便利なものは下段に収納

下段には大きなものをざっくりと。

  1. 「肌着」と「ガーゼ」は汚れたとき用にいくつか置いておけば取りに行く手間が省ける
  2. 赤ちゃん用というよりママ用の「ティッシュ」は下段でOK
  3. 着替え後や寝てしまったときに赤ちゃんをさっと包む「おくるみ」の予備もここに

また、わざわざ捨てに行くのも億劫なので、s字フックでビニール袋をぶらさげてゴミ箱に。時間があるときにまとめて捨てにいけばストレスも軽減。離乳食がはじまる前の赤ちゃんの便はそこまでにおわないので、この方法でずいぶん楽になりました。

赤ちゃんのお世話にほとんどの時間をとられてストレスも多いこの時期は、少しでも時間をつくってママも休みたいもの。必要なものにすぐ手が届く「おむつワゴン」で、少しでも負担を減らして、乗り切りましょう。

おむつワゴンはこう使う!<生後6カ月以降の使い方>

null

生後半年ぐらいになると、赤ちゃんのお世話にもだいぶ慣れてきます。首も据わったり、離乳食も始まったり……。おむつワゴンも赤ちゃんの成長に合わせてセッティングをマイナーチェンジしました。

この時期のポイントは……、

  1. 授乳にも慣れ、間隔もだいぶ開いてくる
  2. おむつを替える頻度も減るが、離乳食開始とともににおいが気になるように
  3. ママから受け継いだ免疫がきれ、風邪をひくことも増える
  4. 赤ちゃんとの生活ペースにも慣れ、外出の回数も増加

【上段】いちばん使う頻度が高いものだけを、厳選し直してセレクト

赤ちゃんの成長に合わせて、必要なものだけに絞っていくことも大切。たとえば私の子どもの場合、便はまとまって出るようになったけど、肌が弱くおしりかぶれがまだまだしやすいので、おむつ替え時に使う「2.のドレッシングボトルに入れたお水」と「3. のダイパークリーム」は常にスタンバイ。

また、離乳食もはじまりよだれも増えてくるので「ガーゼ」と「ビブ」もまだまだスタメン。おむつ替えのときだけでなく、床や服に垂れたよだれを拭くときにも使う「おしりふき」も変わらずマストです。

【中段】赤ちゃんとの外出前準備に必要なものをプラス

赤ちゃんとのおでかけも増えてきたので、外出前にさっと使えるよう、薬入れに日焼け止めと虫よけクリームをプラスしました。

また私の子どもの場合は保育園入園にともなって風邪をひくことも増えたので、母乳パッドのあった場所には飲み薬&鼻水吸引器のパーツを入れるボックスを置きました。

【下段】おむつの「におい対策」や鼻水吸引器を導入

離乳食がはじまって便がにおうようになってきたので、においをカットしてくれる専用の「におわないごみ袋」がワゴン入り。これに入れてからごみ袋に入れればにおいません。

また、風邪をひいたとき用に電動鼻水吸引器を導入。一日に何度も使うので、コンセントに差しやすい下段に。

ぐずったときや寝かしつけに読んであげたい絵本も、赤ちゃんと一緒に動くワゴンの中に置いておくと便利です。

 

いかがでしたか?

腰が据わったころには片手で赤ちゃんを抱っこして、もう片方の手でガラガラ引いて部屋を移動できるのも、ワゴンを選んでよかったポイント。

たくさん入るワゴンだからこそ、成長や季節に合わせて必要になってくるグッズをすっきりまとめられるんです。ぜひ自分流にカスタマイズした「おむつワゴン」で、赤ちゃんのお世話の煩わしさを少しでも減らしてみてくださいね。

 

pin はてなブックマーク facebook Twitter LINE
大特集・連載
大特集・連載