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自由研究にも!紙製の楽器や立体紙工作ブックなど「紙」を楽しむPOP UP STORE オープン!【ぺぱぷんたすの作り方】

こんにちは。『ぺぱぷんたす』という耳慣れない名前の本をつくっている、編集長の笠井です。『ぺぱぷんたす』は、紙をとことん体験する本です。

この連載【ぺぱぷんたすの作り方】では、この本を作るために集ってくれているたくさんの「プロ」たちの仕事、そして私たちがこの本に込めている思いなどを、ご紹介していきます。「紙ってすごい!」を一緒に感じてもらえたらうれしいです。

POP UP STORE「ぺぱぷんたすパーク」がスタート

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毎日暑い日が続きますね! ぺぱぷんたす編集長の笠井直子です。少し時間が空いてしまい、申し訳ありません。お伝えしたいことがたくさんあるのですが、まずは7月14日に南町田の「グランベリーパーク」にある「博品館 TOYS CONCEPT」の一角でスタートした、ぺぱぷんたすのPOP UP STORE「ぺぱぷんたすパーク」についてお伝えさせてください。

ぺぱぷんたすパークでは紙の面白さを体感してもらいたいと思い、ぺぱぷんたすだけでなく、『小学館の図鑑NEOのクラフトぶっく』や、紙の遊べるグッズなど、選りすぐりの「かみの すてきな なかまたち」に集まってもらいました!

『図鑑NEOのクラフトぶっく』は、ハサミが不要で、楽しく簡単に、しかも本格的な立体の動物や乗り物が作れる紙工作ブック。累計200万部を超える大人気シリーズにこの夏、より低年齢の読者向けの新しい「はじめてのりったい」シリーズがお目見え。

「はじめてのりったいこんちゅうかん」は、折るだけ、もしくは最大2つのパーツだけで作れるというから、はじめての工作にぴったりです。そのほか、「恐竜館」「のりもの館」「カブトムシ・クワガタ館」など、夏休みにぴったりの本をセレクトしてご紹介しています。

さまざまな「かみの すてきな なかまたち」が大集合!

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そのほかのラインナップは……

ホントの紙ねんど

「ホントの紙ねんど」って聞くと「??」となりますよね。実は「紙ねんど」として売られているもののほとんどは、紙はほんのちょっとしか入っていないのだそう。この「ホントの紙ねんど」は、本当の紙100%を原材料にし、紙ねんどづくりに必要なすべての素材をセットにした本格的な紙ねんどのキットなのです。

クエン酸と重曹の化学反応で紙が溶ける発見! そして、身近な紙ができあがるまでの工程を知ることができるワクワク! できあがった紙で作ったものは、ひときわ愛おしく感じるはずです。

ペパニカ

何年か前に、『手紙社』さん主催の「こどもの日」に「ぺぱぷんたす」が参加した時に一目惚れ、そしてかわいい音色にひと聴き惚れしたのが、この「ペパニカ」。「ペパニカ」は、「自分でつくってみんなと演奏を楽しむ」をコンセプトにした紙の楽器。

今回は、お子さんでも簡単につくれて、軽く押すと音が出るよう開発された「ピフポフ」(なんだか名前にも親近感!)と、「ペパニカ」の伴奏用シリーズの「森の音楽隊」をお招きしました。

森の音楽隊は、こぐまやふくろう、やまねこ、はりねずみ、そしておうちの5種。どの子も本当に愛らしい! ポップアップストアは1年間の予定なので、ワークショップができたらいいな、と密かに企んでいます。

紙風船

100年を超える歴史を持つ、新潟県出雲崎の『磯野紙風船製造所』がつくる「出雲崎手作り紙風船」。日本古来の伝統を守りながら、今も1つ1つ、手作業で作られています。

空気をふーっといれてまんまるに膨らませる行為も特別感があり、できあがった風船がつぶれないように力を加減しながら手でついたり、破れないようにみんなでバレーボールをしたりと、遊びも楽しい。パフっとした感触だったり、叩いたときのパンッという音もたまりません。

五感を使って楽しめて、あたっても痛くない、軽くて持ち運びに便利、といいことずくめ。たこやふぐ、などのかわいい子、ちょっとユーモアのある子、いっぱい取り揃えています。

さかなかるた

まるで本物のようなキラメキ、ギラつき、手触り! 『千葉印刷』という印刷会社が作っているかるただけあって、メタリック印刷や厚盛り印刷など、印刷技術を駆使して作られていて美しいんです。

水に強いYUPO素材を使っていて、お風呂に浮かせて遊べるところもいい。水中で魚を捕まえる感覚でかるたができちゃうなんて!

最初は「サバ」と読み札を読み上げられても全くわからないのだけれど、ヒントで「色は青色と銀色」、「体に対してウロコは小さい」と言われると、頭にサバの姿がモヤモヤと浮かんできて(といっても私の場合は切り身……)、「あ!」とゲットできたり。

回を重ねていくうちに、魚(の見た目)に詳しくなっていきます(子どもの方が覚えるのも見つけるのも早いというのが悲しいところ……)。

Kamirror

自分で組み立ててつくる、かわいいコンパクトミラー。ミラーといっても紙製のミラーだから、軽くて割れないので、子どもが持っていても安心! 

今回、裏がぺぱぷんたすのぬりえになっている特別バージョンを販売しています! 世界に1つだけの、オリジナル「Kamirror」を作ることができますよ。

Hacomoダンボール工作キット

ダンボールで組み立てて、そのまま遊べる大型キッズ遊具。段ボールシステムキッチンは、シンクのレバーをあげると水が出てきたり(段ボールの笑)と細かいところまでこだわって作られています。

ダンボール電車も実際に入って遊べます!

ぺったんハウス つながるおしろ

ダンボールでできた自分だけのお城! マジックテープでペタペタくっつけていくだけで簡単に組み立てられます。外側は真っ白なので、お絵描きしたり、シールをはったりして、自分好みにできるところもいい。

そしてここでは、展示しているお城の中に入って、ぺぱぷんたすの不思議な世界を体験できます。レジでブラックライトペンをお貸しだししていますので(大人の方同伴で借りにきてくださいね)、ぜひお城のなかを照らしてみてください!

以上、「かみの すてきな なかまたち」のご紹介でした。

紙を楽しむ展示は他にも!

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こちらのSTOREでは、ぺぱぷんたすの本も手に取って遊んでいただけるようになっています。「かみの すてきな なかまたち」と「ぺぱぷんたす」に触れて、やっぱり紙っておもしろい!すごい!をぜひ体験してください。

夏休みの自由研究のヒントもきっと、いっぱいありますよ。

そして、ストアでは、鏡の紙のオブジェをたくさん作って展示しています。鏡の紙に映る姿は……太っちょになったり、驚くほど細くなったり、上下逆さまになって見えたり……! 鏡の紙ならではの不思議体験もぜひしてみてくださいね!

ぺぱぷんたすになれる「顔はめパネル」もあるので、おもしろい写真、かわいい写真が撮れましたら、ぜひ #ぺぱぷんたすパーク で投稿していただけると嬉しいです。

暑い夏が続いています。南町田の「グランベリーパーク」には、スヌーピーミュージアムや映画館、カヤック体験ができるモンベル、水遊びができるオアシスプラザの噴水(水のカーペット)など、お子さんと楽しく過ごせる施設がいっぱい!

「ぺぱぷんたすパーク」にも、ぜひ涼みに、遊びに、来てくださいね。お待ちしています。

【開催概要】

POP UP STORE「ぺぱぷんたすパーク」

期間:
2023年7月14日(金)から開催中/終了時期未定

場所:南町田グランベリーパーク「博品館 TOYS CONCEPT」内
(東京都町田市鶴間3丁目4-1 グランベリーパークセントラルコート1階E109)

営業時間:
10:00~20:00
※定休日は南町田グランベリーパークの休業日に準ずる

店舗の詳細はこちらから

「ぺぱぷんたす006号」2,300円(税込)

「紙でできること、紙だからこそできること」をテーマに、年に1度のペースで発行しているMOOK『ぺぱぷんたす』。アートディレクター祖父江慎さんの元に、絵本作家をはじめ、たくさんのアーティストが集結!

「手を動かして何かを作る喜び」「想像し、工夫し、想像することの楽しみ」「紙の本の面白さ」を味わえるよう、毎号、内容はもちろんのこと、紙、印刷・加工と趣向を凝らして丁寧に作っています。

発売中の006号は、切ったり、折ったり、くしゃくしゃしたり、紙の楽しさを存分味わえる企画が盛り沢山。身の回りのもので遊びをぐんぐん広げられるページもあります。

笠井直子 
笠井直子 

息子ふたり、猫二匹、ウーパールーパーとのドタバタ暮らし。余裕のある生活に憧れるもゆっくりできない性分。20年ほど女性誌を編集した後、幼児誌の編集に携さわり、2017年『ぺぱぷんたす』を立ち上げ。帰宅後10分でつくる料理のマンネリ化が、今最大の悩み。

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