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娘(14歳)が大好きな梨は「サラダ」で!シンプルレシピはこんな風に【お米農家のヨメごはん#87】

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こんにちは!富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・14歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らす。そんな私たちの、食卓周りの日常を皆さんにお伝えする連載87回目。

今回は、初秋の果物の中から梨を使ったお料理と、台風の進路と睨めっこしながらの、稲刈り作業についてお伝えしたいと思います。

梨を料理にも!

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自ら進んで台所に立つ娘。 気が向いた時しかお料理はしないが、自分が食べたい果物を用意する時だけは別。

率先して包丁を手に取る。この時期は、台所で梨を切る娘をよく見かける。

全国的には全く知られていないだろうが、富山も梨の産地だ。ほとんどが県内消費されていて、スーパーでも買えるが軒先販売が多い。

人気の幸水の時期は、直売所の前にズラリと車が並ぶ。幸水は、富山ではお盆過ぎの10日間ほどしか楽しめない。

でも梨は、幸水だけではないのだ。幸水の前だと新水や筑水、幸水と同じ頃に新星・秋麗、幸水の後は豊水・新星・秋月、さらに二十世紀・新高へと続く。

とつい、熱く梨の品種について書いてしまったが、実は私、 富山に来た頃に梨の直売所をお手伝いしていた事があり、少しばかり詳しいのだ。

小さい頃からいろんな品種の梨を食べていた娘、たぶん果物の中でも特に好きなのだと思う。今ではこうして、自ら梨を切るようになった。 皮のむき方も丁寧。性格が出ている。

梨の季節は、10月に入ってもまだまだ続く。 この先もいろんな品種を楽しみたい。

その梨をサラダに入れてみたら、驚きの美味しさ!

梨は適当に切っただけ、ドレッシングはシンプルにオリーブオイルと白ワインビネガー。 塩を少しだけと、胡椒はたっぷりガリガリ挽く。

クセなくほんのりとした甘さの梨は、サラダにぴったり。 水菜でも良さそうだし、人参で作るキャロットラペに入れるのもお勧め。 すりおろして、お肉の漬けダレにしてもいい。 最近ではよく、梨をキムチにするレシピも見かける。

そのままいただくのが当たり前と思っていた梨だけれど、実はお料理にも使いやすい食材なのかもしれない。

もう1つ梨を使ったお料理、豚バラと梨のガラムマサラ炒め。 字面を見ると驚くかもしれないが、意外な組み合わせに食が進む一品。

豚バラ肉をサラダ油で炒めて塩胡椒したら、梨とガラムマサラを加えるだけ。 ガラムマサラの量はお好みで調節して、少量なら子供でも食べられるし、 多めに入れるとピリッと少しクセが出て、お酒にもあうお料理になる。

マンネリ気味な食卓に、気軽に作れるのに新風が吹いた一品となった。

秋の収穫シーズンです!

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田んぼでは収穫の秋を迎えて、あちこちでコンバインが動いている。

今年もアグレッシブな天候だったし、 世界の情勢は穏やかではない。 経済の事や政治の事など、いろいろいろいろある。

それでもこうして稲刈りを迎えられて、感謝しかない。家族や友人、お手伝いの方、農業関係者、行政の方、お客様。田んぼや水、空に雲に山に川に海。

他たくさんあるはずなのに書き出しきれないけれど、 私たちの周りのありとあらゆるものに感謝の気持ちでいっぱいだ。

この日はお天気に恵まれ稲刈り日和となったが、この前後も、そしてこの原稿を書いている側から、台風が次々と発生していて、その度に進路が気になる。

今度こそは直撃か。大きな被害がでない事を祈るのみ。 農業は祈りなのかもしれない。

自分の努力だけでは、全て支配できない事を改めて感じています。

濱田ファームのホームページはこちらから。

プロフィール

濱田律子
濱田律子

愛知県生まれ、千葉(スイカの名産地・富里)育ち。大学卒業後カナダへ。バンクーバー、カムループス、バンフと移り住み、10年間現地の旅行会社で働く。カナダの永住権を取得したにも係わらず、見ず知らずの富山県黒部市で農家に転身。米作りをしながら、旦那とココ(娘)と3人で日々の暮らしを楽しんでいます。黒部の専業米農家『濱田ファーム』はこちら。

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