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参考になる!小学校入学前に「やっておいてよかったこと」を先輩ママに聞きました

もうすぐ、新入学のシーズン。卒園した子どもたちは小学校生活を心待ちにしているのではないでしょうか? 一方、親御さんは嬉しい反面、ちゃんと学校生活を送れるだろうかと心配事も絶えないことでしょう。

そこで、『kufura』では、小学生以上の子どもがいる20~50代の女性113人にアンケートを実施。「小学校入学前にやっておいてよかったこと・やっておけばよかったこと」をうかがいました。今回は「やっておいてよかった」声からお届けします。

親も知っておくと安心!通学路の確認

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「学校までの通学路を一緒に練習した。子ども自身もそうだが、親もどこが危険な場所なのかを知ることができ、よかった」(40歳/主婦)

「小学校は土日は校庭が開放されていて、入学前から何度か歩いて校庭に遊びに行っていたので、通うまでの慣らしにできたと思う」(35歳/主婦)

「通学路の確認と、バスの場合のバス停の確認。基本バス通学だったので、どこのバス停からどこ行きのバスに乗るのかと、バスの乗り方の確認。また、歩いた場合はどの道を通って通うのかの確認」(57歳/主婦)

「学校までの登校の道。引っ越しをしてからの入学だったので、学校までの道や時間を計ったりしていました」(44歳/主婦)

一人で登下校できるかな……と心配されるママがたくさんいました。やはり、安全に通えるか、子どもの足でどのくらいの所要時間がかかるかといったことは気になるところ。事前に親子で歩いておいて、道順や危険な場所がないかのチェックをしておくと安心ですね。

早寝早起きを習慣づけておく

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「早寝早起きの習慣づけ。幼稚園より1時間早く家を出るようになるので、早起きの習慣をつけた」(49歳/主婦)

「早起きの練習。毎朝同じ時刻に起きられるように早寝早起きをして、毎日一緒の行動がとれるように努力しました」(43歳/主婦)

「朝起きて早く着替えて朝食を食べる事。習慣になり、起きたらすぐに食事して歯磨きをして着替える事が身に付きました」(49歳/主婦)

「早寝早起きの生活リズムを整えておく。集団登校なので、寝坊などして他の子ども達に迷惑かけることなく過ごせている」(44歳/主婦)

小学校にあがることで、これまでよりも早起きしなければならないというご家庭もあることでしょう。新しい生活サイクルになじめるよう、早寝早起きを意識して習慣づけた方もいました。毎日の生活リズムを整えておけば、寝坊して大慌てで出かける、なんて失敗も減らすこともできそうですね。

身の回りのことは自分でできるように!

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「身の回りのことを全て一人でできるようにしたので、よかったと思う」(43歳/主婦)

「翌日の準備を自分でさせること」(35歳/金融関係)

「自分で時間割を作る練習。子どもが自分ですすんでやるようになりました」(38歳/主婦)

「身の回りの整理整頓。出したものをカバンの中に元通りに戻すこと」(50歳/総務・人事・事務)

自分が困らないように明日必要なものを準備する、整理整頓して大事なものを無くしたりしない、というような習慣は、責任感を培うことにも繋がりそう。これは、大人の社会でも大切なことなので、きちんと身につけたいところですね。

時間やマナー…給食を想定したトレーニング

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「食事を30分で食べ終えられるようにした」(41歳/主婦)

「給食時間を想定し、時間内に食べ終えられるようにしておく」(44歳/その他)

「好き嫌いをなくすこと」(47歳/学生・フリーター)

「お箸の使い方の練習」(40歳/主婦)

小学校では次の授業もあるため、給食を時間内に食べ終えないと周りに迷惑をかけてしまうことも……。あまりにもマイペースで食べるのが遅い、あるいは嫌いなものが多くて箸が進まない、なんてことにならないよう、少し練習しておくといいかもしれません。

読み書き・算数・時計…前もって予習しておく

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「勉強の癖を身につけるように一緒にやってきた」(41歳/総務・人事・事務)

「自分の名前を書く練習」(41歳/主婦)

「公文で多少が読み書きを教えてもらったのが良かった」(40歳/総務・人事・事務)

「カタカナの練習。ひらがなはゆっくり進むのに、カタカナの学習はめちゃくちゃ早いです。お姉ちゃんの時に苦労したので、下の子にはしっかり覚えさせておきました」(49歳/総務・人事・事務)

「体操教室と漢字、算数はやっておきました。体力づくりが地味に役に立ちました」(53歳/主婦)

「時計の読み方は入学以前に知っておいた方が良いと思います。学校でも教えてはくれるが、2年生になってからなので」(45歳/その他)

前もって自分の名前を書けるようにしておく、という声も多く聞かれました。その他、体操や算数、中には時計の読み方を教えておく、なんて意見も! 集団生活の中では、時計をみて行動することがほとんど。早くから知っておくと役立つ場面が多そうです。

新しい環境になじめるよう、こんな準備をした人も

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「和式トイレの使い方。まだまだ洋式より和式率が高いので、教えておいて良かったと思います」(40歳/主婦)

「通っていた園からは一人だけしか行かない小学校だったので、入学式前から学童に行かせて友達ができやすいようにした」(37歳/その他)

「コミュニケーション力を発達させるためにサークルに入れた」(54歳/主婦)

意外と盲点になりそうなのが、和式トイレの使い方。小学校ではまだまだ和式も多いようなので、これまで洋式しか使ったことがないという場合は、お子さんに教えておくと、いざという時に学校で戸惑わずに済みそうです。

 

いかがでしたか? 親御さんたちは、我が子の楽しい学校生活を願って、いろいろな形でお子さんのサポートをしていました。新しい環境は誰だって不安ですし、緊張もします。ご紹介した声を参考に、少しでも憂いをなくし、良いスタートが切れたらいいですね。

次回は、「やっておけばよかった」という後悔の声をお送りします。

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