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あれっ、うちの子どこいった?を回避するためのママたちの「迷子対策」6つ

なかなか外出しづらい状況が続いていますが、ショッピングセンターや公園遊びなど、子どもとお出かけする機会はゼロではないはず。普段よりも少し人出が増える夏休みは、子どもとはぐれてしまわないよう、注意が必要ですよね。

そこで『kufura』ではお子さんのいる20~50代の女性192人に、子どもの「迷子対策」をうかがいました。「手をつなぐ」「目を離さない」というのは基本のよう。それ以外でみなさんがやっている、ちょっとした備えをご紹介します。

1:目立つ格好で見つけやすく!

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「原色の洋服を着せて、少し離れていても目立つようにする」(48歳/主婦)

「一人っ子なので、ほとんど目を離すことはなかったが、知らない土地に行く時(旅行の時など)は、太いボーダーの服を着せることが多かった。細ボーダーはよく見るが、太いボーダーは結構珍しく、目につきやすかった」(47歳/主婦)

「派手な色の靴下を履かせる」(38歳/その他)

「底がひかる靴にする」(49歳/営業・販売)

「派手な帽子を被せて目立つようにしている」(35歳/主婦)

「カラフルなリュックを背負わせて目立つようにしていました」(48歳/その他)

多くのママが実践していたのが、服、靴下、靴、帽子、リュックなどをカラフルなものにして目立つ格好をさせること。背の小さな子どもは人混みだと埋もれてしまいがちですが、目立つ格好であれば見つけやすくなりそうですね。その他にも、

「兄弟でおそろいの服をきせるとわかりやすい」(54歳/主婦)

「親子でお揃いの服を着る」(32歳/主婦)

と親子やきょうだい間でお揃いコーデにすることで目印にする、という方もいました。

2:子どもの格好を覚えておく

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「出かける時の服装はきちんと特徴を覚えておくようにしていました」(43歳/主婦)

「出かける前に全身の写真を撮ってます。歩いている時はなるべく声をかけるようにして目を話さないようにしています」(35歳/主婦)

「派手な服を着せ、写真を撮っておく。子どもの気持ちを落ち着かせる為に、本来の用事の前に子どもの自由時間を取る」(40歳/その他)

万が一、子どもとはぐれてしまった場合、施設内アナウンスや捜索願をお願いすることになるでしょう。その時、子どもの服装を正しく伝えることが大切になってきます。そのためにも、外に出る前に子どもの格好を写メで撮っておいたり、意識的に覚えるようにしているママも多いようです。

3:音の鳴るものを身につけさせて存在を把握

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「音のなる靴で近くにいることが確認できる」(48歳/営業・販売)

「鞄とかに鈴をつける」(37歳/主婦)

「子どもの洋服の一部に大きめの音の鳴る鈴のキーホルダーをつけていました。でも、外では他の音にかきけされてしまうので、一度迷子になってしまったことがあります」(38歳/主婦)

「笛を持たせる」(48歳/主婦)

病院や図書館など場所を考慮する必要はありますが、笛付きシューズや鈴など音の鳴るものを身につけさせておくのも手。音で子どもとの距離感が把握できそうですね。

ただし、周りの音にかき消されて結果迷子になってしまった……というママの体験談も寄せられました。周囲の状況によっては音が聞こえないことも想定し、安心することなく目を離さないようにしてあげたいですね。ピー!と大きな音が出せる笛も、非常時に役立ちそうです。

4:“迷子ひも”で迷子・急な飛び出しを防止

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「ハーネス付きのリュックを背負わせています。普段は使いませんが、大通りや人混みに行く時は必ず使っています」(32歳/広報・宣伝)

「一人目は抱っこで過ごしましたが、二人目が産まれ下の子を抱っこするようになってからは、子ども用のハーネスを使っていました」(44歳/総務・人事・事務)

手をつないでいても急に振りほどかれて走り出してしまう、手をつなぎたがらない……など、大人が予期せぬ動きをするのが子ども。賛否両論聞かれる迷子ひもですが、親とつながっていれば、はぐれたり急な飛び出しで子どもが危険な目に遭う心配は軽減されそうです。きょうだいがいて、下の子を抱っこする間の上の子のセーフティーアイテムとして活用しているママもいました。

5:持ち物に迷子札をしのばせる・服などに身元を書いておく

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「子どもの腕時計のベルトの裏に私の携帯番号を書いて、迷子になったら見せるように言ってある」(41歳/主婦)

「自分の名前を言えない頃は、迷子対策のために洋服や持ち物に名前を書いておいた」(42歳/主婦)

「旅行の時は連絡先の入った名札をつけさせました」(49歳/主婦)

子どもがまだ小さくて上手にお話しできない場合、名前や連絡先を記した迷子札をしのばせたり、洋服などに書いておくと安心ですね。プライバシーの観点から抵抗感のある方もいるかもしれませんが、土地勘のない旅行先などでは念のために備えておくといいかもしれません。

6:携帯電話を持たせる・ママの番号を覚えさせる

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「迷子になるからちゃんとついていてと声をかけておく。用心のため、万が一のためキッズ携帯を持たせておく」(48歳/主婦)

「携帯を持たせて、電話の掛け方を教えてママと離れたらすぐ電話するように言ってある。手を繋ぐ時は親指を握らせて人差し指と薬指で子どもの手首を挟むように握ると子どもが手を離しても母親とは絶対離れないから安心」(29歳/その他)

「迷子になった時困らないように、私のケータイ番号は覚えさせました」(51歳/主婦)

キッズ用の携帯電話を持たせておけば、もしはぐれても子どもの方から連絡することができますね。もし子どもが怖がったりパニックになるなどして操作できなくても、搭載されているGPS機能ですぐに子どもの居場所を追うことができるのもメリット。携帯電話を持たせていなくても、子どもにはママの電話番号だけでも覚えさせておいて損はないはず。

その他にこんな方法も!

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「子どもに、迷子になったらお店の人に『お母さんとはぐれました』とか『名前、年齢、住所、電話番号』がいえるように訓練しました」(53歳/主婦)

「迷ったら車に戻るよう伝えておく」(41歳/その他)

「前を歩いてもらう」(49歳/営業・販売)

「買い物の時ならお手伝いとしてカートを一緒に押してもらったり、買い物カゴを一緒に持ってもらうと子どもも手伝っている達成感を持つことが出来て離れないので安心です」(38歳/営業・販売)

迷子になってしまった場合を想定し、子どもと対応を重ねたり、待ち合わせ場所をしっかり決めておくことも大切ですね。お買い物シーンでは、子どもにカートやカゴを持ってもらうことで離れるのを防ぎつつ、ママのお手伝いできた!という子どもの気持ちも満たしてあげられるといった声も聞かれました。

 

はぐれてしまうと、親はもちろん、子どもも不安な気持ちでいっぱいになってしまいます。しっかり迷子対策をたてて、少しでも安心して親子で楽しいお出かけができるといいですね。

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