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大好きな「ルバーブ」の季節!自家製ジャムは、こんな風に【お米農家のヨメごはん#53】

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こんにちは。富山県の黒部市というところで、お米だけを作っている小さな小さな農家の濱田律子です。旦那とココ(娘・12歳)と3人で、地道に真面目にコツコツとお米を作りながら、仕事に子育てにドタバタもがきつつも楽しく暮らしている、そんな私たちの食卓周りの日常を、皆さんにお伝えする連載の53回目。
今回は、この時期とても楽しみにしているルバーブを使ったスイーツと、長かった春作業がやっと終了! 田んぼの様子をお伝えしたいと思います。

ルバーブの酸味はスイーツにぴったり!

今年もルバーブの季節がやってきた! 毎年とっても楽しみにしていて、出回り始めたらすぐにお取り寄せしている。 酸味がとても強いルバーブは、ジャムやパイなどスイーツにぴったりで大好きなのだ。

ルバーブは、寒い地方の直売所で買える事が多いし、最近では生協でも手に入りやすくなってきた。 けれど、この真っ赤なルバーブに出会えるかどうかはその時の運次第。 私は毎年決まった農家さんからお取り寄せしている。

ルバーブが届いたら、まずはともかくジャムにする。 自家製の果物ジャムは、お砂糖と一緒にコトコト炊き込むだけでできるお手軽さと、 それなのにとびっきりの美味しさが魅力。 特にルバーブは簡単、あっという間にできる。

適当な大きさにルバーブをザクザクと刻んで、 ルバーブの半量くらいのお砂糖(甘さを控えるなら30%程度で。この時は間をとって40%)をまぶして、 そのまましばらく置いておく。

ルバーブから水分が出てきたら、スライスしたレモンを入れて火にかける。 アクを取りながら弱火でコトコト。 滑らかになるまで10~15分くらいだろうか。 あっという間に炊き上がる。

酸味と甘みのバランスがたまらない、ルバーブジャムの出来上がり。 目にも鮮やかなジャムは、見ているだけで幸せな気分に。 おすそ分けにもピッタリ。

ルバーブジャムの一番お勧めは、ヨーグルトと食べる事! コクのあるプレーンヨーグルトとの相性は抜群。 朝ごはんにも、ちょっとお腹が空いた時のおやつにも。

もちろんトーストにもばっちり。 マスカルポーネと合わせるのが私は好き。 スコーンにも添えたかったけれど、残念ながらスコーンはこの原稿に間に合わなかった。 また別の機会にゆっくりと楽しむ事にしよう。

ジャムにするのでさえ面倒だと感じた時は、そのまま生地と合わせて焼くだけでもびっくりするくらい美味しい。 お好みレシピのマフィン生地に合わせるだけ。

もちろんバターケーキ生地でも。 とにかくこの色鮮やかなルバーブが美味しさを引き立ててくれるし、 酸味がとってもいいアクセントになる。

 

あぁ、米農家をやめてルバーブ農家になりたい、そして焼き菓子を作るお店も挑戦してみたい。 この歳になってそんな妄想が止まらなくなる危険(?)なルバーブ、 皆さまにも是非お試しいただきたい。

少しだけ余ったルバーブを、同量の氷砂糖とでシロップにも仕込んだ。 これからの蒸し暑い季節、シロップを炭酸水で割ったら最高に美味しいだろうなと思いながら。 娘も毎日チェックして、出来上がりを楽しみにしている。

娘の中学校生活が始まって2カ月…

その娘、中学生活が始まって2カ月ほど。 目をキラキラ眩しいくらいに輝かせて登校している。

あんなに苦手だった早起きも、自ら目覚まし時計をしっかりセットしてちゃんと起きてくる! 顔を洗う習慣がなかった(!)のに、まず身だしなみを整えてから朝ごはん。 新聞にも目を通す。自分で時計を確認しながら歯を磨いて、決まった時間に家を出る。 私の口を出す場面は、一切ない。

いや、唯一この重いカバン(量ったら9.2kg!)には口を出した。

不要な物は学校へ置いてくれば? こんなに教科書って必要なの?

全部もちろん必要!ときっぱり答える娘……。この重さのカバンを毎日背負っていたら、身体も鍛えられそうだし良しとするか。

学校についてはもうあまり、私が出る幕はなさそうだ。
娘は娘の世界を中学校で作りつつある。

田植えが終わって、一段落

さて、長かった春作業も田植えが終わって一段落。

3月中旬からずっと駆け抜けてきて、さすがに疲れ果てた。 週末に温泉に入ってのんびり休んだら、また田んぼでの作業が待っている。いや正確には、休んでいた日もこの田んぼの水管理だけはしっかりやった。

もうしばらく水の管理は続くので、完全な休みはない。

ビニールハウスという温室から大海原のような田んぼという厳しい世界へ旅立っていた、 まだまだ軟弱な苗をしっかり育てるために、苗にとって丁度いい水量に調整する手間はおしめない。

もう少しだけ水管理に注意が必要な日々が続きます!


濱田律子

愛知県生まれ、千葉(スイカの名産地・富里)育ち。大学卒業後カナダへ。バンクーバー、カムループス、バンフと移り住み、10年間現地の旅行会社で働く。カナダの永住権を取得したにも係らず、見ず知らずの富山県黒部市で農家に転身。米作りをしながら、旦那とココ(娘)と3人で日々の暮らしを楽しんでいます。

濱田ファームのHPはこちらから。

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