当時の成長を垣間見ることができる「絵や工作」
null「小さい頃の絵。当時ならではの可愛い絵や字をたくさん残しておげばよかった」(32歳/主婦)
「こどもの作品。幼稚園で作った工作など、壊れる前、捨てる前に、持って帰ってきた時点で写真に撮っておけばよかった」(39歳/主婦)
「子供が幼稚園のときに描いたり、作ったりした作品。全部捨ててしまいましたが、よくできていたものは思い出として、いくつか残しておいても良かったかなと思います」(39歳/主婦)
「小さい頃のお絵かき。たくさんあるから一部を取っておいて後は処分したけれど思い出すと懐かしくてみたくなったから」(55歳/主婦)
子どもが小さいときに描いた絵や作ったものは、子どものその時期でしか作りだせない唯一無二のものではないでしょうか。大きくなるにつれてクオリティは上がっていきますが、だからこそ小さいうちの作品は特別で、思い入れの強いものに感じられます。
思い入れのある一着「着ていた服」
null「子どもが小さい頃にきた可愛いワンピース」(60歳/主婦)
「7歳の着物。取っておけば孫に着せられた」(89歳/主婦)
「子どものころに来ていた服。一着くらいは取っておけばよかった」(40歳/その他)
「子供がお気に入りだった服。孫が、生まれるから着せたかった」(45歳/総務・人事・事務)
「幼稚園の制服。幼稚園の卒園後、すぐに引っ越しを控えていたので、卒園式後、すぐに幼稚園グッズを処分しました。毎日着ていた当時は何も思いませんでしたが、小学生になった今、幼稚園の制服姿はすごく可愛かったなぁと懐かしくなり、もう少しとっていれば良かったなぁと思います」(37歳/主婦)
子どもが着ていた服もサイズアウトすれば、兄弟を作る予定がない限り手放してしまうもの。しかしそのときにしか着ることのできない服は、子どもの成長を感じられる大切な思い出のアイテムとなります。
「初めて歩いた時の靴。服はとってあるけど靴も取っておけばよかった」(38歳/主婦)
「長女が初めて履いた靴。次女のはきれいな状態のままサイズアウトしたので取っておいて飾っているが、長女は履きつぶしてしまいボロボロだったので捨ててしまった。いまだに悔やみ中」(35歳/主婦)
服と同様に、ファーストシューズを残しておけばよかったという声もちらほら。服も靴も一つくらいは置いておいてもいいかもしれません。
どんなものでも嬉しい「子どもからのプレゼント」
null「子どもが描いてくれた似顔絵。大きくなったら描いてくれないので、記念にとっておけば良かった」(46歳/その他)
「子どもからもらった小さなメモにかいた手紙。沢山もらったから少しぐらいいいかなと思って、一部紛失してしまった。ちゃんと取っておけばよかった」(47歳/主婦)
「幼稚園で母の日に作ってくれた湯呑」(64歳/主婦)
「保育園のときにくれた母の日のプレゼント。ボロボロにされたけど置いておけばよかった」(29歳/学生・フリーター)
「初めて書いてくれた似顔絵」(34歳/主婦)
子どもからもらったものは数知れず。すべて残しておくのは難しいかもしれませんが、できる限り取っておきたいものです。子どもが大きくなったあとも、見返すだけで元気をもらえそうですね。
6年間が詰まってる「ランドセル」
null「子供のランドセルです。やはりリメイクなどしてとっておけば良かったと後悔しています」(67歳/総務・人事・事務)
「ランドセル。ランドセルの中に収納できるので捨てなければよかった」(38歳/主婦)
「ランドセル。リメイクして飾り物にしたりコンパクトにして残せると知って捨てなきゃよかったと後悔しました」(45歳/学生・フリーター)
「はるか昔小学校時代に使っていたランドセル。コンパクトにしようと業者に連絡したが、1~2年かかると言われ泣く泣く諦めた」(71歳/その他)
小学校を卒業すると使わなくなるランドセルは、置いていても収納場所に困ってしまいます。思い出として残したい場合には、リメイクして残しておくとコンパクトに。場所に余裕があるならそのままとっておいて、小学生時代の思い出のアイテムを一緒に中に入れておくのもいいでしょう。
親の誇り「子どもの勲章」
null「子供のお習字の展覧会で優秀賞をとった時の書き物を確認が甘くうっかり別の物と一緒に捨ててしまった」(48歳/その他)
「工作で金賞をとった手の置物。本当にリアルな手の形をしていた。正直良く出来ていると思った。勿体ない事をしてしまった」(78歳/主婦)
「子供が3年生の時、描いたスイミーの絵がその年の子供たちの冊子の表紙になりました。これを額に入れて保管すべきでした」(66歳/その他)
子どもが小さい頃にスポットライトを浴びた瞬間、それは親にとって忘れがたい思い出です。子どもの作ったものは親にとってはすべてが素晴らしいものですが、賞をもらったり記念品になるものは親子で思い出深いもの。子どもが大きくなっても手元に置いておきたいですね。
子どものがんばりが見える「勉強した証」
null「通知表。とても成績がよかったので、息子の子供に見せてやりたい」(49歳/コンピューター関連以外の技術職)
「子供の小中学校時代の通信簿。子供が独立したときに渡そうと思っていたがどこにあるかわからなくなって後悔している」(67歳/その他)
「娘が高校3年生の時に書いた日本史のノートです。どれだけ熱心に学習したかが分かる内容です。孫たちに見せてやればよかった」(73歳/学生・フリーター)
子どもの日常は形として残しておけませんが、がんばってきた日々は本物です。子どもは忘れてしまっても、親は忘れません。通知表やノートなどは、子どもが大きくなったときに手渡してあげたいですね。
捨てずにとっておいてよかった…番外編
null捨てずにとっておいている人も多数。今回はそんなエピソードも一部ご紹介します。
「いま45歳の次女が小学生の時に描いた絵。すてきにできていたので額に入れてずっと飾っています。12歳の孫が保育園時代に作った『おじいちゃん、おばあちゃん』の切り絵。とても愛らしく作ってくれて気に入っているので今も飾っています。こんなのが目に付くところにあると、その子のことを思うことも増えて、いい感じです」(73歳/主婦)
「捨てられずに困っているものとして子どもの面白い作文がいくつかある。捨ててしまえば読めなくなるので後悔してしまいそうな気がする。いつか子供に手渡したいので捨てられない」(72歳/主婦)
子どもが小さかったときのことは、思い返すとすべてが宝物の日々です。心に刻まれていることも多いですが、物があればさらに鮮明に思い出すことができるでしょう。
子ども時代のものを残しておくかどうかは、慎重に判断したいところ。写真で取っておくもの、実物を残しておくものなど、あとで後悔しないように上手に分別しておきたいものです。そのときの感情だけでなく、後々のことも考えて選別していきましょう。