7割のママは休校でも仕事は休めず!
nullまず「子どもは休校になりましたが、あなたは出勤していますか?」とたずねました。すると、
はい・・・93人(75.65%)
いいえ・・・30人(24.45%)
という、7割強の方が子どもの学校は休校でも、自分は仕事を休んだりリモートワークにしたりできず出勤しているという結果に。出社しないと仕事にならない場合や、パートだと休むとその分収入が減ったりと、リモートワークなどの在宅勤務を導入する会社が増えているともいわれていますが、まだまだ現実は「出社せざるを得ない」という方が多かったようです。
そんな休校中でも仕事が休めないママ達は、どんな事に一番困ったのでしょうか?
子どもの預け先が見つからない!
null「両親が遠方のため頼れない。子供はまだ幼児なので一人で留守番させるわけにもいかず、お友達が見るよと言ってくれたが、こんな時にお願いするのも申し訳なく思ってしまう」(36歳/女性)
「祖父母が遠方に在住しているため、お願いをするのも気が引ける」(33歳/女性)
まだ一人で留守番のできない年齢の子どもは、誰かが見てあげなくてはなりません。でも、近くに頼れる身内もいなく、学童などもいっぱいで預かり先探しに苦労したとの声もありました。また中には、「小学校で預かってくれるのはいいが、感染が心配……。でも他に頼れるところがない(小1、小4)」(42歳/女性)という悩みも寄せられていました。
子どもだけで留守番させているけど…心配
null「留守番している間に家の前で遊んだりしていないかが心配」(33歳/主婦)
「子どもだけで留守番しているので心配」(41歳/主婦)
「留守番するにあたりスマホを買いましたが、親が居ないとやはりスマホ、ゲームばかりになっている様子(小4)」(34歳/女性)
「子供だけで留守番しているので家が荒れるし、ゲームばかりしている(小2、小5)」(37歳/女性)
預け先がないので、子どもだけで留守番をさせているという方も多かったです。「子だけのお留守番」は子どもの成長を実感しますが、防犯面や留守中の過ごし方など、心配事も多いですよね。
とにかくお昼ご飯の用意が大変!
null「毎日のお昼ご飯の用意が大変。給食ってありがたいとつくづく思います」(45歳/女性)
「毎日、お昼ご飯を用意しないといけないのが困る」(41歳/女性)
「お昼ご飯を準備しておかないといけないので、朝が忙しくなった」(57歳/女性)
朝のルーティンに、子どもたちのお昼ご飯の用意が加わったというママも多いのではないでしょうか。休校中のお昼ご飯の用意にヘトヘト……と、ママたちの悲痛な叫びが聞こえてきました。
勉強もしないでダラダラ…生活のリズムが乱れた!
null「早寝早起きの習慣がなくなってきている」(37歳/その他)
「夜、寝るのがどんどん遅くなって夜中まで起きている」(42歳/その他)
「だらだらして勉強も何もしない(高2)」(40歳/女性)
「中学生だが、勉強しないで遊んでいるのが気になる」(51歳/女性)
「ちゃんと学習できているか心配」(46歳/女性)
決まった時間に登校して勉強していた日常が一変。時間を持て余し、ダラダラと過ごしてしまう子を見て、心配になる親の気持ちも理解できますね。
この状況はいつまで続く!? 先行きが不安との声も…
null「今は平気だが、いつ保育園が閉鎖になるか心配である」(43歳/女性)
「やる事が限られてしまっているので、子供のストレス度合いが心配です(小2)」(37歳/女性)
「兄弟喧嘩ばかりで毎日疲れます」(34歳/女性)
未だ収束の気配が見えないこの状況に、不安を抱く方も。ずっと家に居ては子どももストレスがたまるのではと、子どもの心の健康を心配する声も挙がっていました。
一方で、困った事はないというママもいました!
null最後に、今のところ困った事はないというママの声を紹介します。
「困っていることはありません。今までも子どもが病気で学校を休んでも、出勤しなくてはならないので同じ状況です」(56歳/女性)
「何も困ることはない。むしろ感染予防に家に居てくれて安心」(51歳/女性)
「児童クラブがやっているので、今のところ困っていない」(31歳/女性)
正直、家庭の環境や地域の差が出ているのかもしれませんね。
今回は働くママの声をお届けしましたが、いかがでしたか? 状況は刻一刻と変化しており、完全な学校再開はいつになるのか……その度に今度も働くママたちは柔軟な対応が求められそうです。
“子どもは学校を休まないといけないけど、親は仕事を休めない”という状況に備えて、日頃から夫婦や子どもとその時はどうするか話し合っておくと安心かもしれませんね。
文/鳥居優美