更年期で1番辛いのは、「発汗(ホットフラッシュ)」
null「更年期で一番辛い・辛かった症状は何ですか?」と質問したところ、次のような結果に!
1位 発汗(ホットフラッシュ)・・・26人(23.6%)
2位 めまい・・・13人(11.8%)
3位 イライラ・・・12人(10.9%)
「発汗(ホットフラッシュ)」は更年期の症状として代表的なもののひとつです。
急に体が熱くなり、汗が吹き出したりのぼせたりするとのこと。女性ホルモンの減少により、自律神経が乱れることがその原因と考えられています。
仕事をしている女性は特に、仕事中に突然汗だくになってしまうため、熱さの他に恥ずかしさも加わるとても厄介な症状なんだとか。
2位の「めまい」も自律神経の乱れが原因だと言います。
3位の「イライラ」も、よく聞く更年期の症状のひとつ。女性ホルモンの減少により、感情のコントロールにも影響が出てしまうとのこと。
次いで「頭痛」、「不眠」、「不安感」などにも票が入っていました。

更年期の症状にはどう対処する?
nullkufura読者のみなさんは、更年期の症状にはどのように対処しているのでしょうか?
「あなたはQ1で答えた更年期の悩みにどう対処しましたか?または対策していますか?」と質問したところ、以下のような結果に。(重複回答あり)
最も多かった回答の、1位から5位まで順にご紹介していきます。
1位 サプリ、漢方、市販薬で対処・・・26票
「ネットで、製薬会社のサプリを購入して、飲むようにした」(56歳/主婦)
「漢方薬を飲んでみた」(48歳/主婦)
「エクオールを飲んでる」(56歳/主婦)
「命の母を飲みました」(65歳/主婦)
サプリや漢方、市販薬などで対処している方が最も多いという結果に。
大豆イソフラボン由来の成分である「エクオール」のサプリを摂っているという方や、「命の母」などの市販薬を飲んでいるという回答も見られました。
「エクオール」は女性ホルモンに似た働きが期待できる成分なので、更年期のサポートに効果的と言われています。
「命の母」シリーズは実は120年以上のロングセラー商品です。更年期の女性のための市販薬でラインナップが多いので、ご自分の症状に合った商品を見つけられるかも知れませんね。
最寄りのドラッグストアや通販サイトなどで手軽に購入できるサプリや漢方で、効果が得られるのであれば便利ですよね。

2位 病院へ行く、処方された薬を飲む・・・16票
「病院の処方薬を飲む」(44歳/その他)
「病院に行った。薬を余分にもらって症状が出たら飲む」(57歳/その他)
「ホルモン補充療法と漢方」(53歳/総務・人事)
病院で治療を受けたり、薬を処方してもらうという方も2番目に多いという結果に。
更年期で不足する女性ホルモンを補う「ホルモン補充療法」という治療もあります。飲み薬だけではなく、貼り薬や塗り薬などもあり、更年期の代表的な症状に効果があると言われています。

3位 涼しくなる工夫をする・・・14票
「汗を抑えるために両脇に冷えぴたシートを張って出勤していた」(57歳/パート・アルバイト)
「顔にだけ風をあてる」(49歳/総務・人事)
「とにかく汗を拭いて、身体を涼しくなるようにした」(54歳/その他)
3位は「涼しくなる工夫をする」という回答でした。発汗(ホットフラッシュ)への対処法ですね。
みなさん体を冷やすため、冷却シートを使ったり冷汗タオルを使ったりと、さまざまな工夫をされている様子です。
小型扇風機や卓上扇風機を買った、という回答も多かったです。

4位 休む・・・12票
「ゆっくり過ごすようにした」(46歳/主婦)
「無理をせず休む」(59歳/主婦)
「深呼吸して安静にした」(52歳/主婦)
無理をしないのは大切なことですよね。
4位は「休む」という回答でした。
更年期の症状を和らげる対処法として、よく睡眠を取ることやストレスを溜めないことなども大切だと言います。
休める時によく休みましょう。

5位 気の持ちよう!(何もしない)・・・11票
「仕方のないこととして受け入れている」(53歳/総務・人事)
「気のせいと思い込む」(49歳/パート・アルバイト)
「やり過ごす。場当たり的対応」(67歳/その他)
5位は意外と多かった“自分の気の持ちようでやり過ごす”(何もしない)というもの。
「何も考えないようにする」とか「仕方がないと諦める」などの回答もありました。
確かに、「心頭滅却すれば火もまた涼し」とも言いますよね。なんだか修行僧のような辛抱強さを感じます……。

他には、「食事に気を使う」「ストレスを溜めない」など
他に多かった回答としては、以下のようなものがありました。
「大豆製品を多く食べるようにしました。サプリに頼るのは嫌なので、食品からできるだけ摂取していました。あとは、運動したりしていました」(56歳/主婦)
「十分な睡眠と好きなお菓子で、ストレスを溜めないように気を付ける」(44歳/主婦)
「イライラしたら運動してその感覚を忘れるようにした」(50歳/主婦)
食事に気を使ったり、ストレスを溜めないようにするなど、みなさん色々な方法で更年期に対処されています。自分に合う方法で、自分の身体と付き合っていけたらいいですね!

秋田生まれ。高校卒業後ドイツの大学の舞踊科へ。以後、海外を10年以上放浪し、現在は東京在住。ライターの他、ヨガインストラクターや振付家などもしている。