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どんな検査?費用に痛みは…「婦人科検診」で知っておきたいこと

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「もういい歳だし、婦人科検診受けとかなきゃ!」と思いつつ早何年……。分かっていながらも、ついつい足が遠のきがちに。具体的にどんな検査をするのか、痛いのか、など不安もあると思います。そこで、「1年に1回は婦人科検診を受けるようにしましょう」と呼びかけている、産婦人科医・高橋怜奈が、婦人科検診について分かりやすく解説します。

婦人科検診ってどんな検査が受けられるの?

婦人科検診とひとことで言っても、受ける機関や、受ける人間ドックによって検査内容が違います。

例えば、子宮頸がん検診、内診を婦人科検診という場合もあれば、それに経膣超音波検査や、子宮体がん検診、乳がん検診も含んで婦人科検診という場合もあります。

ですので、検診の申し込みをする際に、どのような検査内容が含まれているのか、しっかり確認をするようにしましょう。

自治体から1年から2年のペースで、子宮がん検診のお知らせがくると思います。その区や市、年齢によって、無料になるのか、自己負担があるのか、子宮頸がん検診だけでなく子宮体がん検診も含まれるのか、など違ってきます。

通常、どの自治体でも含まれているのは子宮頸がん検診と内診です。子宮体がんはオプションで有料である場合、もしくは含まれていないことが多いです。

それぞれ、具体的にどんな検査をするのかというと、

●子宮頸がん検査・・・膣から機械を挿入し、子宮の入り口である子宮膣部、頸部の細胞を採取します

●内診・・・医師が膣に指や機械を入れて、おりものの状態をみたり、子宮や卵巣の硬さや大きさ、また痛みを伴うかなどを診察します

●子宮体がん検査・・・子宮頸部よりもさらに奥にある、子宮体部の検査をします。子宮内膜(生理で剥がれ落ちる部分)の細胞を採取します

その他、自治体検診には含まれませんが、人間ドックなどに含まれるものとして、経膣超音波検査があります。この検査は、内診だけではわからないような、子宮筋腫や卵巣腫瘍を発見することができます。

婦人科検診で分かる病気

受ける検査によっても分かる病気は異なりますが、子宮頸がん、子宮体がん、またその前がん病変状態、子宮筋腫、卵巣腫瘍、子宮内膜症などが分かります。

検査は痛い?

検査を受けたことのない人にとって、痛みがあるのかなど、不安がありますよね。それもあって、ついつい足が遠のいてしまうなんてことも。でも、前もって知っておけば心の準備ができるので安心ですよね。

内診は通常、性交渉の経験がある方であれば、強い痛みはないでしょう。リラックスして受診することが大切です。しかし、子宮内膜症やその他異常がある場合は、強い痛みを伴うこともあり、それによって診断の助けになることがあります。

子宮頸がん検査の場合、子宮の入り口は、触られる感じはあるものの、強い痛みを伴うことはありません。しかし、膣に機械を挿入する際に、力をいれすぎていたりすると痛みを伴う場合があります。

子宮体がん検査は、子宮頸がん検査に比べると、痛みを伴います。

何歳になったら受けるべき?

性交渉の経験のある人であれば、20歳になったら1年に1回は子宮頸がん検診、経膣超音波検査をお勧めします。

子宮体がんの検査は、不正出血があったり、経膣超音波検査で異常がみられた際には特に必要となります。もちろん何も症状がなくても受けることは可能です。子宮頸がんの検査よりも、より奥に検査器具を挿入するため、痛みを伴います。検査前に婦人科医と相談して検査をするか決めてもよいでしょう。

費用はどれくらい?

通常の検診であれば自費なので医療機関によって異なります。

自治体からの公費検診であれば無料から2,000円程度(子宮体がんは別途有料である場合が多い)。検診目的で受診した場合は自費診療になるので医療機関によって異なりますが、子宮頸がん検査だけで3,500円~6,000円程度です。

何か症状があって保険適応される場合は3割負担の方の場合、約1,100円程度、超音波検査は約1,600円程度です。

 

子宮頸がんは、早期発見、早期治療ができる数少ないがんの一つです。

検診自体は数分で終わりますし、リラックスしていれば、痛みはほとんどありません。信頼できる産婦人科をみつけて、1年に1回は検診を受けるようにしましょう。

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