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500人に聞いた「熱中症対策」第1位は?猛暑予想の今年は通勤、就寝時でも油断するなかれ!

日に日に暑さが増し、熱中症対策が欠かせない時期がやってきました。みなさん、日頃どんな熱中症対策をしているのでしょう。今回は20~60代の男女500人にアンケートを実施。みんなの熱中症対策についてランキングにまとめてみました。さらに熱中症になった経験がある人に、体験談と対策についても調査。気を付けていてもなってしまうことがある熱中症。リアルな実体験を踏まえた対策が参考になるはずです。

みんなの熱中症対策、1位は「水分をこまめにとる」

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まずはみんなが日頃取り入れている熱中症対策について、当てはまるものを選んでもらいランキングにまとめてみると、最も多かったのは3人に2人が行っている「水分をこまめにとる」。続いて約半数の人が「冷房を使う」、「帽子をかぶる」を実施していました。また3人に1人以上が「暑い日は外出しない」と回答。「何も対策をしていない」という人は、わずか3.4%(17人)でした。

■日頃行っている熱中症対策ランキングTOP10■

1位 水分をこまめにとる……66.4%(332人)
2位 冷房を使う……53.4%(267人)
3位 帽子をかぶる……53.2%(266人)
4位 扇風機を使う……44.8%(224人)
4位(同率) 水筒を持ち歩く……44.8%(224人)
6位 暑い日は外出しない……36.0%(180人)
7位 スポーツドリンクを飲む……35.6%(178人)
8位 日傘を使う……29.2%(146人)
9位 塩飴・塩タブレットをなめる……24.6%(123人)
10位 冷却タオルを使う……12.6%(63人)

熱中症になった経験がある人は約27%

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上記のアンケートで、ほとんどの人が熱中症対策をしていることがわかりましたが、実際に熱中症になった経験があるかどうかを調査したところ、約3割の人が経験ありと回答。その症状は、「脱水症状」「頭痛」「気持ち悪い」「発熱」などでした。

●熱中症になったことはありますか?

「ある」……26.6%(133人)
「ない」……73.4%(367人)

では具体的に経験者の話を元に、症状と対策についても見ていきましょう。

真夏の屋外イベントには注意!

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熱中症経験者に、その体験談と対策を尋ねたところ、かなり多くの人が屋外で活動中に熱中症になっていることが判明。特に「登山中」「運動中」「行列に並んでいる時」などに経験した人が多いようです。ちなみに経験者の多くが、自分では大丈夫だと過信していた傾向があり、急に体調を崩す場合が少なくないようです。

必ず多めの水分補給をして、日中は日差しを避け、こまめに休憩を取るなどの対策をすることが大切でしょう。また曇っていたり、気温が高くなくても油断はできないので、天気に関わらず対策は忘れずに行った方が良さそうです。

「暑い中、行列に並んでいたらどんどん頭痛と吐き気がしてきた。今度は必ず水分補給をしっかりしようと思う」(30歳女性/総務・人事・事務)

「初夏に長距離走をしていたら、頭がくらくらして、体の力が入らなくなったので、熱中症だと自覚した。それ以来、夏場は夜でも距離を少なめにして、日差しを避けるようにした」(33歳男性/学生・フリーター)

「自治会の草引きをしていて、気分が悪くなった。曇り空で朝早く、気温もそんなに高くないのに、油断していた」(46歳女性/総務・人事・事務)

夏のアウトドアスポーツ時は無理せずに。

保冷剤や冷たい飲み物ボトルも役に立つ!

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熱中症経験者の中で比較的多かった対策が「保冷剤を利用する」ということ。のぼせ、発熱など体に熱がこもってしまった後は、とにかく冷やすことがポイントのようです。特に首の後ろ、脇の下、鼠径部(足の付け根)などを冷やすと効果的に体の熱を冷ますことができると言われています。保冷剤がない場合は、冷水で冷やしたタオルや氷、冷たい飲み物のボトルを体に当てるだけでも効果的です。

「通勤の帰りにのぼせたような感覚になった。その後は保冷剤で首の後ろを冷やした」(33歳男性/総務・人事・事務)

「立ち仕事中立っていられない程の気持ち悪さを感じ、程なくして目の前がチカチカしだして座り込んでいた。周りの人が言うには顔面蒼白で、すぐに休ませてもらえたが、以降は少しの暑さでもかかりやすくなってしまったので、仕事中にズボンのポケット(ちょうど鼠径部の当たり)に保冷剤を入れて大きな血管を冷やすように対策。おかげでだいぶ熱中症にならなくなった」(34歳女性/その他)

「熱帯夜で睡眠中に、動悸と息苦しさで目が覚めた。それ以来、アイスまくらで頭を冷やして寝ています」(38歳女性/主婦)

 

熱中症になりそう……と思ったら、頭を冷やしたり、横になって休みましょう。

水よりスポーツドリンクがおすすめ

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大量に汗をかいた場合、体内から水分と共に塩分が失われるため、水だけを飲んでも体液中の塩分濃度が下がり、身体が水分を吸収せず、排出されてしまいます。そこで塩分を含んだスポーツドリンクを利用するのがおすすめ。スポーツドリンクには糖分も含まれるため、エネルギー補給ができるという点でもいいようです。(参考:農林水産省

「海辺のごみ拾いボランティアに参加し、夢中になってごみを集めていたら頭痛がしてきた。水分をちゃんと摂ってると思っていたが飲んでいたのは水。今後炎天下でのイベントはちゃんとスポーツドリンクを持っていこうと思った」(40歳女性/総務・人事・事務)

「トライアスロンの応援で半日屋外。水分を取りすぎ、ミネラル不足になってしまい、お腹はチャプチャプで激しい頭痛が。ポカリを飲んで復活したので、その後は水だけでなくミネラルもとるようにしている」(51歳女性/主婦)

水に溶かすタイプのスポーツ飲料パウダーは、アウトドア時にさっと作れて便利。

身の危険を感じる前に、エアコンはケチらず使おう

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電気代が気になったり、環境のことを考えて、なるべくエアコンを使わないようにしているという人もいるのでは? しかし猛暑日や体調が悪い時は、エアコンを活用して、体の熱を貯めない工夫が大切です。扇風機や保冷剤などと併用して賢く快適な環境を作る工夫をしてみるといいでしょう。

「部屋が暑かったけど、エアコンをつけるのを我慢していたら、くらくらして倒れました。それ以降は我慢せず、水分ものどが渇いていなくても飲むようにしています」(40歳女性/主婦)

「真夏にエアコンをかけないで室内にいたら、頭痛と吐き気がひどかった。それ以来は夫が出勤前にエアコンをつけていくようになった」(42歳女性/主婦)

「2010年の夏にエアコンのない自室で昼寝をしていた。目覚めたら大量の汗をかいていて、起き上がると頭痛とめまいがした。急いでアクエリアスとアイスを食べ、その後冷水シャワーを浴びた。それからは必ずエアコンの効いた部屋で休むようにしている」(45歳男性/その他)

お年寄りは特にエアコンを避ける傾向にありますが、30度以上の真夏日には要所要所でしっかり使いたいもの。

いかがでしたか? 熱中症は高齢者や乳幼児がなりやすく、また体調不良の人も気を付けなければなりません。重度の熱中症の場合は、後遺症が残ることがあると言われています。倦怠感やめまい、頭痛などが長期間続いたり、ひどいと脳などの中枢神経障害がおこる場合もあるので、注意をするに越したことはありません。日頃からしっかり対策をして、暑い夏を快適に過ごしたいですね。

ちえ
ちえ

エディター・ライター歴20年以上。女性誌やアウトドア雑誌、情報誌、スポーツ誌(自転車雑誌、水泳雑誌)などで執筆。2017年から主人の仕事に帯同しアメリカに移住。小学生の男児、中学生の女児とともに、異国の地での生活に奮闘しながら、執筆活動も継続中。現在はニュースや海外生活情報などを担当。アウトドアと旅行が大好き。趣味はパン作り。

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