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ついにスギ花粉の飛散開始! 医師が教える「今からでも始めたい」4つの花粉症対策

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ついに東京など一部地域で、スギ花粉の飛散がスタートしました。飛散量はまだ少ないものの、今から気を引き締めて「花粉症対策」に取りかかりたいもの。今回は、本格的な花粉飛散開始を前に、今年の花粉予測と今から始めたい花粉症対策を、しらい耳鼻咽喉科クリニック(東京都北区)の白居芳幸先生に教えていただきました。

花粉量は前年の夏の気候が大きく影響

「今年の花粉量が多いか、少ないか」は、花粉症に悩む方にとってかなり気になるところだと思います。その年の花粉の飛散量は、前年の夏の気候が大きく影響するのだそうです。

「夏の気温が高くて雨が少なく、日照時間が長くなると、スギの花芽が成長し、翌年の春の花粉飛散量が多くなります」(以下、「」内は白居先生)

2017年の夏は、7月は全国的に気温が高く雨が少なかったものの、8月は東日本や太平洋側で雨が多く、気温も低い日が多かったため、2018年の花粉予測はとても難しい状況にあるとのこと。

地域によっても差があるそうですが、今年の大まかな予想がどうなっているのか見ていくことにしましょう。

2018年は広い範囲で前年の飛散量を上回る!

「日本気象協会の発表によると、今年のスギ・ヒノキ花粉飛散予測は、東北から近畿、四国地方までの広い範囲で前年の飛散量を上回る見込みとのこと。

また、青森、岩手、宮城、茨城、東京、神奈川、愛知など一部地域では、前年に比べて200%以上という非常に多い飛散量が予測されている都道府県もあるので注意が必要です」

ただし、今年は各機関の予測にかなりバラツキがあるそうなので、これはあくまでも予測として、万全の態勢で今から花粉症対策を行う必要があるとのこと。

「ちなみに、スギ花粉飛散のピークは、福岡では2月下旬から3月上旬、広島、大阪、名古屋では3月上旬から中旬。東京は3月上旬から4月上旬と、飛ぶ期間が長いと予測されています。ただ、ピークの時期はシーズン中の気温と関係があるため、気温が低く雪が多いと、後半にずれることもあります」

なお、スギ花粉飛散開始日と認められてニュース等で花粉情報が出る前から、わずかな量の花粉は飛び始めているとのこと。早い地域では、すでに1月中旬ごろから少しずつ花粉が飛び始めているそうなので注意しましょう。

ピーク前の今から対策を始めることが重要!

では、スギ花粉飛散がピークを迎える前の今、どういった対策を始めるのがいいのでしょうか? 白居先生によると次の4つがポイントとなるそうです。

(1)花粉症に効果が期待できる食品を継続的にとる

花粉症にいいといわれる食品で医学的にもそれが実証されているもの、例えばレンコン、玉ねぎなどを花粉の飛散がピークを迎える前から継続してとり続けるようにすると、ピーク時の症状の緩和が期待できるとのことです。

(2)飲酒を控える

お酒を飲むと、血管が拡張するため花粉症の諸症状である鼻づまり、目の充血やかゆみ等を引き起こしやすくなります。花粉飛散がピークを迎える前から、少しずつ花粉は飛び始めています。症状を悪化させないためにも、早めの今から飲酒を控えるよう心がけましょう。

(3)たばこの煙に注意する

たばこの煙は、鼻の粘膜を刺激して鼻づまりを悪化させてしまいます。ぜひ、今の時期からたばこは控えたいもの。また、たばこを吸わない人にも影響が出ることがあるので、家族の中に喫煙者がいるような場合は注意しましょう。

(4)耳鼻咽喉科を受診する

毎年花粉症がつらい人は、症状が出る前の今の時期から耳鼻咽喉科を受診し、治療を始めることが最も大切です。早めの段階で薬による初期治療を始めていると、症状の発症を遅らせ、症状を改善させることができるそうです。

いかがでしたか? 花粉飛散のピークは、もう目前です。毎日の天気や花粉情報をきちんとチェックして、外出の際はしっかり花粉対策を行いましょう。暖かく、風の強い日は花粉が飛びやすくなります。ピークを迎える前でも少しずつ花粉は飛んでいるので、マスクや眼鏡を着用し、目や鼻への花粉の侵入を防いでください。


【取材協力】

白居芳幸

東京都北区にあるしらい耳鼻咽喉科クリニック院長。日本耳鼻咽喉科学会認定専門医。埼玉県立小児医療センター耳鼻咽喉科医長、帝京大学医学部附属溝口病院耳鼻咽喉科外来医長、滝野川病院耳鼻咽喉科医長などを経て、平成16年に同クリニックを開院。地域に密着した患者さん本位の医療を実践する。雑誌や書籍への記事提供も多数。

【参考】

2018年 春の花粉飛散予測(第4報)―日本気象協会

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