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続く緊張…「コロナ疲れ」を自覚する既婚女性は8割超。みんなが疲れている10の理由

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今年の初めには想像もつかなかった新型コロナウイルスの甚大な影響。

1月に国内で初の感染者が確認されてから、2月には感染拡大の不安から生活必需品の買占めなどが起こり、その後学校が休校となり、緊急事態宣言が出され……と事態の長期化を予感させる事態に。そして、8月になった今も収束の気配はなく、緊張を強いられる日々が続いています。

このような日々に、疲れを募らせているかたは多いのではないでしょうか。

『kufura』が252人の既婚女性にアンケートに質問したところ、38.9%が「疲れていると思うことがよくある」、42.9%が「疲れていると思うことがたまにある」と回答。8割超の女性がなんらかの“コロナ疲れ”を感じています。

その内容を聞いてみると、たくさんの原因が浮かび上がってきました。

今回は、コロナウイルスの影響で疲れを感じる理由について、その具体的な理由(複数回答可)を聞いてみました。

多く寄せられた10の回答をランキング形式でお届けします。

新型コロナウイルスの影響で疲れを感じる理由は?

まず、新型コロナウイルスの影響で「最近、疲れている」と感じる理由の6位~10位の回答をご紹介します。

10位・・・ニュースの内容(7人)

「感染者が増えたというニュースを見たとき」(36歳・公務員)

「ニュースやワイドショーはコロナの話が大半で、必要以上に人々の不安をあおり続けているような気がしてならない」(53歳・会社経営・役員)

9位・・・先の見えない不安(9人)

「不安に押しつぶされそう。先が見えない状況と変化の多い状態に疲れている」(54歳・その他)

「先がわからない不安さ。毎日感染者増えたりと、精神が疲れる」(41歳・主婦)

同率7位・・・働き方の変化(10人)

「職場の仕事が少し暇になり、時短勤務になったり、人を減らしたり、いつもしていない仕事もさせられたりで、疲れます」(50歳・その他)

「仕事の方針がコロコロ変わり疲れた」(28歳・出版・マスコミ関係)

7位・・・子どものケア負担が増加(10人)

「子どもが家にいる時間が増えて、遊び相手に疲れた」(40歳・その他)

「一日中子どもと家にこもっていなければいけないのでストレスが溜まる」(32歳・主婦)

6位・・・経済的な不安(11人)

「生活が苦しいので。節約、節約で小遣いも半分に減り楽しみが無くなった」(40歳・総務・人事・事務)

「経済的に困窮しそうだから」(32歳・総務・人事・事務)

新型コロナウイルスによって、生活に大きな変化がもたらされています。

収束の目途が見えないこと、日々のニュースが新型コロナウイルスに埋め尽くされていることで、不安や疲れを感じているとの声が寄せられました。さらに、働き方の変化や家計への打撃、育児環境の変化によって、ストレスを抱えている女性も多く見られました。

続いて、上位5つの回答をご紹介します。

5位:感染の恐怖を抱えて(14人)

「いつ自分や家族が感染してしまうか分からない怖さをいつも感じているから」(33歳・営業・販売)

「感染が怖く、小さい子もいるので気を張っている。今年幼稚園受験もあるので、いつまで続くか、感染したらどうしようと不安がある」(41歳・主婦)

「感染しないか怖いので心が疲れます」(35歳・総務・人事・事務)

もし、自分や大切な人が感染してしまったら……。そんな不安や恐怖を抱え続けることで、神経をすり減らしている方は多いのではないでしょうか。

4位:家事の負担増(17人)

「ずっと自炊が続き、洗濯や掃除なども含めて家事の負担が増えているから」(58歳・主婦)

「外食が減ったので、家で作ることが増え、疲れた」(49歳・技術職)

「家族が感染しないように家の消毒をこまめにやったり、トイレや水回りの掃除を徹底的にやるので疲れた」(42歳・主婦)

「家の中の汚れが酷くなったから、掃除で疲れる」(37歳・主婦)

「リモートワークやオンライン授業で、家族がみんな家にいることが多いので、毎日毎日3食用意しなければならないから」(47歳・総務・人事・事務)

家族の在宅時間が長くなることで、既婚女性の食事や掃除などの負担の増加傾向が見られます。感染対策によって以前は必要のなかった家事が生じたという声も聞かれました。

3位:外出先が制限されている(19人)

「カラオケボックスやスーパー銭湯、カフェのスイーツ、映画館など室内のレジャーを主に楽しみとしていたため、うまく自宅でストレスの発散ができていないから」(43歳・主婦)

「外出できないので、外食や旅行ができずうまくストレス解消ができていない」(56歳・主婦)

「子どもの遊び場が閉鎖されていくところがない」(38歳・主婦)

「たまの息抜きで、夫婦で呑みに行っていたがずっと行けていないから」(49歳・主婦)

不安や恐怖を誰かと会ってシェアしたり、どこかに出かけることで紛らわすことができればいいのですが、今はその機会ももうけにくい状況。“家庭”という密室の滞在時間が増えて、息苦しさを感じている方もいらっしゃるかもしれません。

2位:家族関係の変化(21人)

「休日の出掛けるところを決めるのに、夫ともめることがある」(37歳・その他)

「夫が手洗い、うがいさえちゃんとしてくれず、その意識の低さを変えられないことに疲れている」(45歳・主婦)

「家族関係の変化。疲れる。もともと疲れやすいのに、話したいときに話せないし、話したくないときに話しかけてくるので、本当に疲れる」(53歳・主婦)

「リモートワークの息子が毎日、在宅なので、何かと気をつかう」(57歳・主婦)

「7月にいきなり帯状疱疹にかかった。その原因は夫が長らくテレワークで在宅だったので、昼食も夕食も作らないといけないし、友達との行き来が出来なくなって色々喋りたいことが喋られなくなって、環境の変化によるものと思う」(59歳・主婦)

今回のアンケートでは、主に配偶者との関係の変化の声が多く寄せられました。

友達や遠方の家族との“疎遠”が求められると、おのずと家族関係が以前より“濃密”になってしまうもの。配偶者とコロナウイルスに対する認識の違いによって不和が生じたり、同じ空間に長い時間一緒にいることで窮屈な思いを抱えている女性は少なくありませんでした。

1位:感染予防対策を継続することの負担(53人)

新型コロナウイルスの影響で疲れを感じる理由として、最も多かったのが感染予防対策の負担に関するものでした。

「マスクして、手袋して、っていう生活に疲れました。30度越した日にマスクしたくないです」(52歳・主婦)

「外に出ると以前より人との距離とか気を使うし、神経質になりがちで気分的に疲れる」(52歳・主婦)

「家に高齢者がいるので、どうしてもウイルスを持ち込みたくないため、外出時や帰宅時は神経を使う」(58歳・主婦)

「家族のために除菌作業。今まで以上に色々な場所の除菌をしないといけなかったからです」(42歳・主婦)

感染を予防するために酷暑の中マスクをして、手指や家具の除菌をして、検温をして、外出時に気を張り詰めて……と、以前はする必要のなかったことをし続けることに疲れを感じている方も。

家族に会えない、体力が落ちた、自粛警察が怖い…百人百様のコロナ疲れ

今回のアンケートでは、遠方の家族と会えない、人の目が怖い、自粛の日々で体力が落ちてしまったなど、他にも様々な理由が聞かれました。

アンケート対象者は既婚女性でしたが、今、多くの人が自宅にいながら身近な人とさえ悩みを共有できない孤独感や、大切な人と容易に会えない寂しさを募らせながら、普段より多くの家事に加え、介護・育児などのケアワークを抱える日々を送っているのではないでしょうか。そのために、心的な疲労、肉体的な疲労、そして将来の不安を抱えやすくなっていると推測できます。

回答内容からは、疲れを感じる原因は人によって異なることも見えてきました。過酷な日々はまだ続きそうですが、自分とわかりあえない“あの人”が、別の悩みを抱えているかもしれないことを心にとめ、限られた条件下で自分を思い切り甘やかす時間も必要なのかもません。

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