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ちょっとでてきた白髪。こう扱うのが正解!【私の髪、コレで今すぐイイ感じ#3】

「髪は女の命」なんて言うけれど、年齢とともに髪質が変化して悩みのタネになることも……。

髪にまつわる「知りたかったこと」が詰まった今話題の一冊が、『髪のこと、これで、ぜんぶ。』。この本の著者、ヘアライターの佐藤友美さん(kufuraでは『ママはキミと一緒に大人になる』の連載でもおなじみ!)が、kufura世代にも今すぐ役立つアドバイスを伝授します!

全4回にわたってお届けするシリーズの第3回は、女性の髪の悩みとしてよく聞かれる「白髪」について。生えてきたらまずどうしたらいいの? なかなか美容院に行けないときは? そんな疑問がスッキリ解消するアドバイスに注目です。

白髪は抜くと増える?

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増えません。

ただ、白髪を抜くと毛根がダメージを受け、それ以上その毛根から毛が生えてこなくなったり、生えてくる本数が減ったりするので、抜くのはやめましょう

生えてきた白髪の取り扱い

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生えてきた白髪はどうすればいいかというと、できれば根元付近からハサミでカットして。眉用のハサミなどを使うと切りやすいですよ。

生え際の白髪は前髪を作れば解決

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前髪を作ると生え際が見えなくなるので、白髪が目立ちにくくなります。

前髪がないと、生え際の白髪が目立つ
前髪を作ると、生え際が見えなくなるので、白髪が伸びても目立ちにくい

伸びかけ白髪の乗り切りかた

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白髪が目立つのは、とくに分け目と顔まわり。

分け目に関しては「分け目ぼかし」をしてみてください。具体的には、髪が濡れている状態のときに、髪を左右にふって乾かします。いつもとは違う場所で分け目を作って、冷風でその位置を固定してみてください。これは、「白髪が目立ってきたけどあと1週間美容院に行けない」というときに、役に立ちますよ。

顔まわりの白髪を目立たせないようにするためには、先述のように前髪を作るほか、髪を一度、前方向に乾かして根元を見せないようにしてからスタイリングするといいでしょう

白髪もおしゃれ染めすると傷みにくい

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最近日本を代表するヘアカラースペシャリストの方に、耳よりなホームカラーの方法を聞きました。

それは「ホームカラーをするときに、白髪染めではなく、おしゃれ染めのなるべく明るい色を使うこと」だそうです。

市販の白髪染めは色素が強くダメージが出やすかったり髪に色が残りやすかったりして、美容院でお直しするのが至難のわざ。でも、おしゃれ染めはそこまで強い薬液ではなく色素も薄めなので、また美容院で染め直したいと思ったときに処置できる幅が広がるのだとか。

色は、ライトブラウンなどの明るめカラーを選べばOK。こういった明るめのカラーであれば、根元だけじゃなく毛先までつけても、それほど激しく傷まないそうです。

白髪が完全に黒くはなりませんが、自然なブラウンに染まるので、白髪部分がハイライトのように見えるのだとか。暗い色よりも染めムラが出ないのもいいところ。

ただし、最初から濃い色の白髪染めをしている人は、その色素が残っているので、明るいブラウンのカラーで染めると根元だけ明るくなってしまうこともあります。そういう場合は、自分の髪の明るさに近いおしゃれ染めを使うといいでしょう。

美容院に行けないときは、白髪染めではなく、おしゃれ染めを使うと覚えておいて

 

 

白髪は、生えているのを見つけたり、増えてくるとそれだけで気分も落ち込みがち。ご紹介したいろいろな方法を使って、上手に付き合っていきましょう!

次回は、こちらも髪の悩みとしてよく聞かれる「薄毛」についてお送りします。

 

イラスト/coccory


 

佐藤友美(さとゆみ)

ライター・コラムニスト。1976年北海道知床半島生まれ。テレビ制作会社のADを経てファッション誌でヘアスタイル専門ライターとして活動したのち、書籍ライターに転向。現在は、様々な媒体にエッセイやコラムを執筆する。 著書に8万部を突破した『女の運命は髪で変わる』など。理想の男性は冴羽獠。理想の母親はムーミンのママ。小学4年生の息子と暮らすシングルマザー。

<最新刊>

『髪のこと、これで、ぜんぶ。』(1,540円・かんき出版)

髪について“知りたかったこと”がきっと見つかる1冊。今回ご紹介の「白髪対策」に加え、ヘアケアの方法や美容院での会話術など、髪にまつわる悩みや疑問を、293項目の分かりやすいアドバイスですっきり解消!

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