洋服のサイズが変わった!
null今回のアンケートで最も多かったのは、洋服がサイズダウンしたという体験談。
「細身のジーパンが履けるようになり、体型隠しの服から脱出できて気分的に明るくなった」(53歳女性/主婦)
「服を選ぶのが楽しくなった。特にボトムスやワンピース。以前はとにかく着られるもの、体型を隠すものだったし、ハンガーにかかっているときと自分が着たときでシルエットが変わってしまったりしたが、痩せたら選べる範囲が広がり、試着も楽しくなった」(51歳女性/主婦)
「きつかった服がまた入るようになったし、自信がついて、推し活にどんどん行くようになりました! 楽しいです!」(54歳女性/主婦)
「洋服がお得に買えるようになりました。痩せてS、XSサイズを着るようになったのですが、これらのサイズの売れ行きがあまり良くないのか、バーゲンの際、S、XSサイズはあまり売り切れにならず、そのためかなり安く服を買うことができています」(52歳女性/その他)
「結婚式のためにダイエットをしました。ドレスのサイズが2サイズダウンして着たいドレスが着られたことが嬉しかったです!」(33歳女性/主婦)
自分の憧れていたファッションに体型がジャストフィットするようになったことへの喜びの声が続出! それによって、おしゃれを楽しめるようになった、気持ちが前向きになれたなど、単に体型やクローゼットの内容だけでなく、まさしく「痩せたら人生変わった!」という実感を得られた人は少なくないようです。
体が軽くなり動作がスムーズになった!
null「階段の登りがめちゃくちゃ楽になった」(55歳男性/その他)
「体が軽くなり、長時間・長距離歩いても疲れなくなりました。また脚の疲れもほぼ感じなくなりました」(35歳男性/デザイン関係)
「動きが軽やかになって、以前より外に出歩きたいという気持ちになり、気持ちも明るくなった」(47歳男性/その他)
「登山を本格的に再開した。休日が楽しくなった」(56歳男性/コンピュータ関連以外の技術職)
「体が軽やかになり、仕事のパフォーマンスが上がった。また、益々スポーツに励むようになった」(53歳男性/その他)
想像してみてください。もし自分の体にプラス5キロの重しを常に携えなければならないとしたら、日常動作のひとつひとつがどんなに億劫になることでしょうか?
逆に、ダイエットでマイナス5キロを実現すれば、まるでハンディキャップ戦から解放されたかのように動きが楽に! そうなると、「エレベーターよりも階段でいこう」「電車に乗らず一駅くらい歩こう」など、何かにつけて選択が怠惰よりもアクティブな方向へ。エネルギー消費量がどんどん増え、ますます痩せやすくなるという好循環も期待できそうです。
周囲の反応が変わった!
null「半年ぶりの歯医者に行ったとき第一声で“痩せた? その方が良い”と言われた」(51歳男性/その他)
「見るからに体のシルエットが変わってスッキリした。周囲の人からもすぐに“スタイル良くなったね!”と言われて嬉しかったです」(43歳女性/その他)
「男性の態度が変わった。太ってる時は、無礼な言動をたくさんされたけど、されなくなった!」(41歳女性/総務・人事・事務)
「太っていた頃しか知らない友人に、痩せている自分を知らないので、普通に目の前に出ても他人になれる(後でちゃんと告白する)」(49歳女性/主婦)
上記以外に、「顔が小さくなった」「若返った」などのリアクションも。こんなふうに周囲がおもしろいように反応してくれると、それがまた「リバウンドしないようにしよう」「より健康美を目指そう」といったモチベーションの維持やアップにもつながりそうですね。
生活習慣や体質が改善された!
null「食事の改善、有酸素運動を増やした事などにより体重減少。人間ドックでひっかからないようになった事は嬉しい」(50歳男性/営業・販売)
「自分は筋トレによって痩せたのですが、筋肉量が増えることによって代謝が上がり、一定の運動さえしていれば、体重がもどる事がなくなりました。つまり毎日の運動習慣が身に付きました」(58歳男性/その他)
「ウオーキングとランニングで足腰とお尻回りのダイエット(10キロ)に成功したら身体が軽くなった感覚と御飯が美味しいと感じるように。運動の効果は素晴らしい」(47歳男性/その他)
「身体が明らかに軽くなった。腸内環境が整い毎日快便になった」(34歳女性/総務・人事・事務)
「油ものが苦手になり、ノンフライでないカップ麺が食べられなくなった」(40歳女性/主婦)
食事制限だけでなく、運動もとりいれることでダイエットに成功した人などから、体質自体が改善されたという喜びの報告も。健康的になり、人生が充実している感が伝わってきますね。
その他、ダイエットに成功するとこんないいことが…
null「腹筋が割れたことで泳ぎに行ったりするのに抵抗が無くなった」(43歳男性/その他)
「見た目が変わることで、自信が持てるようになり、人前に出るのが楽しくなったり、普段喋らない人と話がはずんで仕事のチャンスが増えたりしました」(53歳男性/総務・人事・事務)
「2カ月で10キロダイエットしてプロポーズし成功」(52歳男性/その他)
これまでのコメントでも散見されましたが、ダイエット成功が自信や自己肯定感アップにつながり、物事に前向きに取り組めるようになる効果もあるようです。
ちなみに、筆者知人でもレコーディングダイエットで見違えるほどのスリムになった女性がいますが、彼女の場合、“目標に向かって記録する楽しさ”に目覚め、その勢いで難関資格に挑戦・合格し、今はその資格で生業を立てています。これなんかも“痩せたら人生変わった”例かもしれません。
逆にこんな副作用に要注意!
nullここまでポジティブ面ばかりお伝えしてきましたが、ごくわずかながらダイエットの闇を報告する声もありました。
「変わったことはない。懸命に努力してダイエットしたが、簡単にリバウンドした」(59歳男性/会社・経営)
「急激に痩せて心配された。食べられないんだと思われて食べ物をいっぱいすすめられた」(40歳女性/その他)
「今ある知識が無かったせいで、筋肉がかなり落ち、力が弱くなったし体力も無くなった」(52歳男性/営業・販売)
「高校卒業時点での体重は49キロくらい。とにかく垢抜けたくて20歳前後の体重は38キロ。身体を壊しました」(45歳女性/営業・販売)
絶食したり、ある特定の食品しかとらなかったりなど、極端なダイエットは禁物。無理のない適度なダイエットで健康的にハッピーになるのを目指したいところです。
以上、いかがでしたか? 筆者は2022年夏から2023年初頭くらいにかけて、3キロほど落としいい感じだったのですが、その後、ストレスや食生活の乱れなどで現在は元の木阿弥に。ただ今回の調査で寄せられた前向きなコメントの数々に「もう一度やってみようかな」とエネルギーをもらった気分です。みなさんのモチベーションアップにもぜひ役立ててくださいね。
成人までの人生を受験勉強にささげた結果、東京大学文学部卒業。その後なぜか弁護士になりたくて司法試験に挑戦するも、合格に至らないまま撤退。紆余曲折の末、2010年よりフリーライターの看板を掲げています。