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お家時間の増加で運動不足を解消したい!と始めたものの、続かなかったフィットネスは…

お家で過ごす時間が多かったこの1年、運動不足解消のためにやっていたことはありますか? 始めたもののなかなか継続が難しい……、そんな声も聞こえてきそうです。
そこで今回『kufura』では20~50代の女性479名を対象に、この1年でやってみたフィットネスのなかで“続かなかったもの”を伺いました。継続は力なり、とはわかってはいるものの、なかなか容易ではないのが現実です。

ウォーキング・ランニング

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「冬になって寒くなってきたら外に出るのが嫌になった」(33歳/その他)

「夜のウォーキング。季節によって温度差があり、天候も良くないとやらなくなり、そのまましなくなった」(47歳/主婦)

「ウォーキングまたはランニングは最初はいいのですが段々とこの時期ならではの寒さを耐えるのがキツくて挫折しました」(25歳/その他)

「雨が降っている、寒い、暑い、疲れている、夜が遅い、次の日の朝が早いなどと何かと理由をつけてやらなくなることが増え、気づいたら何もやらなくなっていました」(22歳/学生・フリーター)

外で行うウォーキングやランニングは、その日の気候によってできる・できないが判断されるため、しない日が続いてそのままフェードアウトしてしまったという声が多数。特に寒さで家を出られなかった人が多いようです。この春の復活に期待です!

準備が面倒なもの

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「オンラインのヨガ。ヨガマットを敷いたり準備が億劫になった」(42歳/総務・人事・事務)

「DVDデバイスを引っ張り出す、DVDの出し入れ等に時間がかかるために、面倒になった」(33歳/公務員)

「フィットボクシングとリングフィット。やるためのスペースを空けるためにいちいちこたつを脇に寄せるのが面倒になり起動しなくなった」(29歳/主婦)

「Wii Fit。いちいち起動するのがめんどくさい」(22歳/学生・フリーター)

「縄跳び、外での運動。着替えが面倒なのと、洗濯物や使ったものの消毒などが手間だったため」(36歳/主婦)

体を動かす前段階として、用意しなければならないものがあったり、場所を作ったりと、ほんのひと手間でもやらなくてはならないことがあると面倒を感じてしまいます。「やろう!」と決めた瞬間に始められる状況であることは、継続において大事なことですね。

運動がハードなもの

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「YouTubeの腹筋を割る方法の実践。きつかった」(23歳/営業・販売)

「YouTubeで見た二の腕を細くする筋トレ。3分と短い時間だけどキツい。効果はあったけどだんだんめんどくさくなってやらなくなった」(27歳/デザイン関係)

「ハードな筋トレ。自分の体力と向き合えていなかった」(31歳/主婦)

「オンラインのヨガは挫折しました。ポーズがとれなくて、難しくて……。体がかたくて、ポーズができなくて、難しかった……」(51歳/主婦)

「ジョギングはしんどくて無理だった。身体に合っていなかった」(31歳/営業・販売)

「スクワット運動。ハードすぎてやりたくなくなる」(47歳/主婦)

ハードな筋トレや、慣れないジョギングなど、今の自分にはキツイと感じるものは継続しないようです。最初から飛ばしすぎると嫌になってしまうので、自分が習慣にできそうな範囲で始めるといいかもしれません。

やり方があっているかわからないもの

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「自宅トレーニング。6か月弱くらいは頑張って続けたのですが、確かに体力の増加にはつながったと思うけど、目に見える効果が期待できなかったので、これで合っているのか? どう改善した方が良いのか?と悩みだし結局やめてしまいました」(35歳/総務・人事・事務)

「DVDを見ながらヨガをする。DVDだと細かいところがよく分からず、挫折してしまいました」(38歳/主婦)

「オンラインヨガです。自分の姿勢やフォームが正しいのかわからなかったので」(36歳/総務・人事・事務)

「ヨガ。やり方が一人だとよくわからなかった」(32歳/総務・人事・事務)

最近は家でYouTubeなどを見ながらトレーニングができて手軽な反面、映像だと実際に自分ができているかどうかわかりにくいという難点があります。そこに効果がついてこないと、なおさらモチベーションが保てず挫折という流れに。正しいフォームは教えてもらわないと難しい部分かもしれませんね。

周囲への迷惑が気になるもの

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「ダンスはハードで続きませんでした。マンションなので足音や時間帯なども気になってしまう」(39歳/主婦)

「踏み台昇降。ドタバタするので階下の人に迷惑かと思いあまりやらなくなった」(31歳/その他)

「オンラインのエアロビクス。ドタバタするのでマンションの下の階の人に迷惑だと感じて」(56歳/主婦)

「ブルブルマシン。音がうるさく乗る時間が限られるため」(37歳/主婦)

マンション住まいなど、階下が気になるような動きや器具は、継続断念の原因の1つです。やる気があっても同時に気を遣わなければならない状態だと、思うようにできません。自分が都合よく動けるフィットネスを選んだほうが無難でしょう。

体に痛みがでてしまったもの

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「YouTubeを観ながら筋トレ。腰痛が悪化したため」(32歳/営業・販売)

「オンラインダンス。足を痛めた」(48歳/主婦)

「HIIT。続けたかったのですが肩が痛くなり挫折しました。肩に痛みが出たのでやめました」(57歳/その他)

「ヨガ。開脚する際に足が痛むようになってしまったため」(23歳/学生・フリーター)

フィットネスをやった結果、体を痛めたという人が意外に多いという事実が判明。無理な動きをしているのか、正しいフォームで行われていないのか、体を痛めてしまっては元も子もありません。トレーニングには自己管理も大切です。

効果がでたからやめた!? その他の回答

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「スクワット。下半身が強くなったが筋肉が付いて太くなったから」(50歳/主婦)

「ランニング。痩せすぎてしまうため、やめました」(39歳/営業・販売)

「YouTubeを見ながら有酸素運動。少し筋肉がついたので辞めてしまった」(53歳/主婦)

フィットネスにより効果を感じられると続きそうなものですが、思いもよらない方向に効果がでてしまうと続けられなくなることも。自分の目的に合わせたフィットネスを選んで、健康美を作っていきたいところです。

 

今回のアンケートでは、挫折したものがある一方で、継続できているフィットネスがある人も多数いました。やはり自分に合ったものを見つけることが継続のポイントと言えそうです。自分のペースで無理なくできるものを続けていきたいですね。

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