爪を伸ばせないよわよわ勢
null昔から、爪にすぐひびが入ります。シールをはがす、引き出しを引っ張る、扉を開ける……いろんなシーンですぐにピキッとひびが入るのです。
そうなってしまうと、冬場は乾燥もあるためどんどん割れが進みます。ひびの入った部分がどんどん広がり、割れていくのです。一番進行するのは、トイレや着替えの際にタイツやレギンスなどを下すとき。まあ、ひっかかります。とにかく冬場は厳しい。
爪を切っても痛くない場所にひびが入るなら切ってしまえばいいのですが、厄介なのはまだまだ5ミリは伸びないと爪が切れない場所のひび。これは伸びるまで守り抜いていかないと、深爪に泣きます。
ということで、爪よわよわ勢の筆者が実践している四段活用をご紹介します。

段階1:「からだWelcia」の「成分マニアがつくったネイル&フィンガークリーム」
null

「からだWelcia」はドラッグストア『ウエルシア』のオリジナルブランドで、数々のスキンケアや美容アイテムを販売しています。
「成分マニアがつくったネイル&フィンガークリーム」は、その名の通りがっつり29種類の成分が入っている指先専用クリーム。クロモジの主張少な目の優しい香りです。
クリームタイプでサラッとしているので気軽に塗ることができるのが特徴。ハンドクリーム代わりにも使っています。コスパも良いので気軽にガンガン使えます。
乾燥する季節は水仕事の後など必ず塗る方が良いんですよね……なかなかできない! このズボラな性格が、後で苦労することになります。
段階2:『O・P・I』の「Nail Envy(ネイルエンビ―)」
null

平成のネイルブーム以降おなじみのアメリカのネイルブランド『O・P・I(オー・ピ―・アイ)』。これまたロングセラーである、ネイル強化剤「Nail Envy」。
昔から爪よわよわ勢の筆者はベースコートとして使っていました。最近では、「Nail Envy」を毎日塗って7日目にオフする、という使い方がポピュラーだそうです。成分はビタミンEや加水たんぱく質で、爪の割れや欠け二枚爪などのトラブルを防ぐ、予防的強化剤です。
透明以外にもカラータイプも販売中。毎日これを塗ることで、確かに爪が厚くなります。が、たまに家事をしている時にモロッと削れることも。そのあたりは普通のマニキュア的です。乾くのも早いので、せっかちな筆者も失敗なく塗れました。
段階3:『コージ―』の「ネイリスト 割れ爪補修グルー」
null

爪のひび割れは線が少し入ったくらいならしばらくは問題はないのですが、生活していくうちに引っかかることが増えてどんどん進行していきます。
髪の毛を手櫛でとかしていたら引っかかるレベルになるとちょっとやばい……、この段階ですかさずグルー(接着剤)を取り出します。こちらは刷毛タイプで、ひび割れた場所にさっと塗るだけの強力接着剤。自爪、ネイルカラー、ジェルネイルの上からでも使用できます。
ばんそうこうや傷テープ的な物を巻いてみたこともあるのですが、皮膚の部分がテープの粘着部分にかぶれてしまい、あまり長く使えないのです……(涙)。爪部分だけに貼ってもみたのですが、外側がけば立ってしまうなど、あまり美しくない。ですので、接着剤は本当に助かります。
接着剤系あるあるですが、こちらはシーズンを超えて使うことが難しい。1年前に購入したものを再度使おうと思って引っ張り出すと、ガチガチに固まっていたということも。なので、乾燥シーズンになったら1個は購入するようにしています。
接着剤のおかげでしばらくは安心して生活できるのですが、これも乱暴に指先を使ってしまうとあっさりひび割れが復活します。一番やらかすのはトイレに行くとき! なんで爪って、こうもタイツにひっかかるんですかねえ。
段階4:ジェルネイルシールとUV照射
null


ネイルシールをすることで、浮きを抑える。なんとかもってくれ……!
最後の手段として、爪が早くはがれて深爪になるのを阻止すべく、ジェルネイルシールを貼ります。ばんそうこう的な感じです。
普段からジェルネイルシールをすることで予防を、という声もあるかもしれません。が、あまり好きじゃないんですよ……ジェルネイルシールの覆ってる感が。なので、筆者にとっては最後の手段です。これでカバーをして、ひっかかりや衝撃から爪を守ります。
使い方はジェルネイルシールを貼って、自爪サイズに沿って形をエメリーボードで整えます。その後、UV照射をして硬化します。これでかなりひび割れ爪が守られます!
そうこうして数日~1週間くらいガードしていると、爪が伸びて、ひびの入った部分が切り離されても深爪しないギリギリの位置を確保できるように。その頃にはジェルネイルシールを貼っていても、なんとなく爪が浮くというか、引っかかったり、動いたりしていることが多いのです。そして着替えの後などにふと気づくと、ジェルネイルシールが完全に浮いているのを見て、剥がします。すると……!

ここまで自爪が伸びたら、もう切り離せる……!
やっと、ひび割れた部分をカットしても深爪しない状態になっています。ここまで来たら、安心して残されたひび割れ部分を切り離します。
これでやっとひび割れの呪いから解放されるのです……!
この冬は既に2回、両親指にてひび割れを経験しました。中指、人差し指もよく使うため、ひび割れ率が高いのですが、今シーズンは予防的ケアのおかげもあり、まだ大惨事にはなっていません。
できれば春になるまで、もうひび割れが起きないように日常的なケアを強化していきたいと思っています。何ならプロテイン飲料とか摂取してタンパク質強化も……。爪よわよわ勢の皆さん、乾燥の季節をがんばって乗り切りましょうね。

神保町で働く編集者。少女漫画からファッション、テレビ、トレンド情報、堅実女子、アウトドアなどの専門メディアを経て、kufuraへ。音楽と旅とアートと山とゴルフとサウナが好きです。一度ハマると長めです。2024年現在、ビリヤニとキャロットケーキを追いながら、あんことおはぎにも熱視線を送っています。