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オンオフを切り替えて「目の前の仕事」に集中するには?【行動科学で解決する女のモヤイヤ 第7回】

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仕事に家庭に奮闘する“働く主婦”が、日々を軽やかに送れるようになるためのヒントについて、行動習慣コンサルタントの冨山真由さんからレクチャーを受けていくこの連載。

今回は、”働く主婦がオンとオフを切り替え、仕事と家庭を両立する方法”を教えていただくことに。

「ママモード」をオフにして目の前の仕事に集中するコツ

今日は午後から保護者会。3時間仕事を抜けなければ。仕事が忙しい時に限ってプライベートの用事が入ってくるのはなぜなのか……若干パニックぎみの『kufura』編集部のE子。

「今日は保護者会があるとか、PTAの会合があるとなると、“あのママと顔を合わせるの気が重いな”とか“今日こそスムーズにいくかな、終わるかな”など、ついそちらに気がそれてしまいがちになると思います。人はそんなに器用じゃないので、オンオフをうまく切り替えられないものです。

ただ、仕事中は“ママモード”はオフにして、仕事に集中しましょう。余計な“自動思考”が流れてしまったら、机をコンコンコンと叩くなどして、余計な考えをリセットして、目の前の仕事に専念してほしいですね」と冨山さん。

働く主婦は、仕事をしながらつい子どものことを考えたりしがちかも……?

「“集中力”という意味ではよくないですね。

女性の方には多いのですが、同時に考えられちゃうんですね。男性は仕事場にいたら“お父さんモード”はオフにして、仕事のことしか考えられない方が多いです。同時に考えると仕事の生産性は落ちてしまうので、複数のことを考えるのはやめると決めて、習慣にしてしまいましょう。

“危ない危ない、同時に思考が回った”と思ったら、やはり机をノックするなどして切り離してください」

集中したいと思っても、気分が乗らないときはどうすれば?

「企画書を作るのであれば、まずはタイトルだけ書いてしまいましょう。そうすると不思議なことに、一気に集中できます。“自分をのせる”ことが大事です。

自分をのせるのは、単調な作業からでいいです。のってきたところで考えるとうまくできます。

“集中しすぎて保護者会に遅れちゃったらどうしよう”と心配なのであれば、アラーム設定をしておきましょう。そうすれば、その時間まで安心して集中できます。

ピピピとなったら、そこまででOKとして、ダラダラせずすぐ保護者会に向かいましょう。切り替えが大事です」

 

仕事を勢いではなく「集中して」こなす方法とは?

20代や30代の前半は、今より勢いがあった気がする。いざとなったら一気に仕事を片付けることもできた。でも最近は、家に帰ったら家事や育児が待っていると思うとヘトヘトになることもできず、頑張りが効かないことも……。

「勢いで仕事はしない方がいいです。なぜかというと、一部の人以外はバーンアウトしてしまうからです。

仕事は勢いがなくても100%の結果が出せます。どうしたらいいかといえば、まずは集中タイムを決めてもらいます。

20代の頃はぶっ通しで集中できたのに今はできないというのであれば、今集中できる時間を決めて、その間は集中するようにしてください。

30分でもいいです。私は朝の方が頭が冴えるというのであれば、午前中に集中タイムを入れましょう。午前中はまだぼーっとしていて、午後のほうが冴えるという人は午後の時間帯に。午後はまだのってきたばかりで、帰る間際の夕方が一番冴えるという方は、夕方でもいいです。その時間に集中してやりたいことを持ってきます。

それ以外は集中しなくてもできる仕事をやるようにします。大人も子どもも集中できるのは15分がいい方で、できて45分と言われてるんですね。

昔のような働き方をしないほうが、かえっていいかもしれませんよ」

 

冨山さんに教えてもらったように、スマホのタイマーをセットして、時間になったらサッと保護者会に出かけたE子。不思議と疲れなくて済んだことにびっくり。いつもは余計なことを考えすぎて、勝手に疲れているのかも。その時々で目の前の仕事に集中する。これも両立のコツのひとつなんだ!

 

※次回は、「働く主婦がいつでも集中する方法」についてご紹介します。

 

構成・文/kufura編集部 人物撮影/横田紋子(小学館)

 

【参考】

※  冨山真由(2017)『今すぐ! 集中力をつくる技術』(祥伝社)

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