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外勤中のオアシス!スキマ時間をお得に過ごせる「東京の図書館」3つ

営業職など、外回りの仕事が発生した女性にとって、外出先での休憩場所の確保は必須である。この場合の“休憩”とは、“サボる”という意味ではなく、アポイントとアポイントの間の“すき間時間”を有効活用することである。毎回カフェを使っていたら、お財布へのダメージが大きいし、北風が冷たくなってくると公園での休憩はちょっとキツい。都内には無数に図書館があるが、暖を取ることができ、なおかつ最新の情報が手に入る図書館を使わない手はない。今回は、サイト『東京図書館制覇!』の管理人で、図書館事情に詳しい竹内庸子さんに、外回りの仕事中に休憩しながらビジネスに役立つ知識も得られる図書館を3つ紹介して頂いた。近くでアポイントがあったらぜひ活用してみて欲しい。

千代田区立千代田図書館

「東西線、都営新宿線、半蔵門線の九段下駅から徒歩5分の千代田区役所の9階と10階が千代田図書館です。ビジネス雑誌やビジネス関連本を豊富に取りそろえた“調査研究ゾーン”は『あなたのセカンドオフィスに』というキャッチコピーを掲げて、無線LANやPCが使える席を設置しています。神保町の古書店と連携した展示なども行っており、ネットで手に入らない知識も得られます」

竹橋駅や神保町駅からも徒歩圏内。内堀通り沿いの大きな建物なので、迷うこともなさそう。クライアントに急ぎのメールを送信する時などにも活用できそうだ。途中、四季折々の空気を吸いながらお堀のそばを歩くのも心地よいだろう。

豊島区立中央図書館

「有楽町線東池袋駅に直結しているライズアリーナビルの4階と5階が豊島区立中央図書館です。ビジネス支援コーナーで、有線LANやPCが使える席を設置しています。建物内に劇場(あうるすぽっと)が併設されていることもあり、文化芸術の資料が充実しています。もちろん、中央図書館なのであらゆる資料が揃っており、趣味の本も仕事の本も探せますよ」

駅直結で、雨の日の休憩場所にもよさそうだ。ちょっと時間がある時には、普段なかなか触れることのできない文化芸術の情報に触れて教養を深めてみよう。

東京都立中央図書館

続いては、日比谷線広尾駅そばの有栖川宮記念公園の中にある東京都立図書館。

「貸出はできませんが、海外の新聞・雑誌など一般的な図書館では所蔵していない資料も多いです。1階のビジネス情報コーナーや法律情報コーナーは、仕事に役立つ情報が充実。

こちらも無線LANとPCが使える席を設置しています」と竹内さん。

カフェテリアも併設されているので、ランチ後に外国のファッション誌を手にとりながら少し食休みするのもいいかもしれない。図書館を出て、有栖川宮記念公園で、ゆったりと歴史を感じ、季節の花を愛でながら歩いているうちに、アポイントの時間を忘れてしまわないようにご注意を。

東京都立中央図書館では閲覧のみだが、千代田図書館・豊島区中央図書館ともに、区の住民でなくても本が借りられるとのことだ。

 

以上、外回りのすき間時間にぴったりの図書館を3つご紹介したがいかがだろうか?

東京以外でお仕事をされている方も、是非お近くの図書館について調べてみることをおすすめする。

パンプスを履いて大きなバッグを抱えての長時間の外回りは身体的にキツい。すき間時間ができたら図書館で座りながら休息と旬な情報を補給することをおすすめする。

2014/10/21 BizLady掲載

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