「よかれと思って…」が逆効果! 1位は“すべての返答に必ずお説教を混ぜてくる”
まずは上位から見ていきましょう。
1位・・・すべての返答にさりげなくお説教を混ぜてくる(28.2%)
2位・・・無表情(24.4%)
3位・・・こちらの語尾にかぶせながらしゃべってくる(23.8%)
4位・・・声が大きすぎる(20.4%)
5位・・・相槌が少なすぎる(無言でこちらの話を聞いている)(15.6%)
1位については、悪気なくついお説教してしまうという人もいるでしょう。年齢を重ねるほど、いろいろなことに気づくようになるもの。他人から「こんなことがあって~」と報告を受けると、「もっとこうすれば改善するのに」「大丈夫かしら」という思いから、親切心で指摘してしまう人もいるかもしれません。
けれども、動機が何であれ、“お説教”には威圧感を感じてうんざりしてしまう人が多いようです。よほど親しい間柄でない限り、またはよほど酷い話の内容でない限り、指摘したいことが喉から出そうになってもグッと我慢しておいた方がよさそう。
2位は、多くの人にとって納得の結果かもしれません。ちなみに、この答えとは対照的な「貼りついたような笑顔」に威圧感を感じていると答えた人は、14.0%。いくら不自然な笑顔であっても、無表情よりはマシだと感じる人の方が多いようです。
3位は、おしゃべり好きでせっかちな人に多い傾向。そこまで悪気はなかったとしても、毎回自分のペースを押し通しながらグイグイ話されると誰でもうんざりしてしまうでしょう。“語尾にかぶせてくる”という何気ない行動に、自分本位な姿勢が透けて見えているのかも。
仕事などで忙しいときは仕方がないこともありますが、できる限り相手のペースに合わせて、相手が自分の言いたいことを話し終わってから喋るようにしましょう。
“明るく、穏やか”が理想? 相づちとアイコンタクトをほどほどに
4位については、元気いっぱいでハキハキしているのは良いことですが、人によっては怒っているのと勘違いされる可能性があります。お年寄りや体育会系の人々には好かれそうですが、一般的には「ちょっとキツい」と感じる人の方が多い傾向。
5位は、もしかしたら本人としては真剣に話を聞いているつもりなのかもしれませんが、2位の無表情と同じく、あまりにも反応がなさすぎると相手に不安感を与えてしまうよう。ちなみに、これと対をなす「相づちが多い」は13.2%、「リアクションが大きすぎる」は14.4%でした。
また、「目を合わせてくれない」が14.8%だったのに対し、「目をじーっと見つめてくる」が11.6%。僅差ではありますが、どちらかというと“無反応”の方がより相手に怖がられるようですね。シャイな人は、相手の鼻や眉間、口元あたりに視線を向けるようにすると良いかもしれません。
以上、“悪気はなくても相手に威圧感を与えがち”な振る舞いランキングでしたが、いかがでしょうか?
上記の行動は、心に余裕がないときや疲れているときには、ついやってしまいがち。
自分自身では大したことないと思っていても、じつは自分が思っている以上の威圧感を相手に与えてしまっていることもあるようです。
2017/1/24 BizLady掲載