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初心忘るべからず…!うっかり忘れがちな「ビジネスマナー」おさらい

早いもので3月。今年度も終わりを迎えようとしていますね。そして、新しい年度がはじまって新入社員がやってきて、後輩もできる……。あれ、こんな時、ビジネスマナーどうだったっかな?と思うシチュエーションも多くなる時期ですよね。そこで、新年度に向けて、改めてビジネスマナーをおさらいしておくと、やっておいてよかった……と思うシーンに出会うかもしれません! 今回はビジネスマナー検定を持つ筆者が、新年度に向けたビジネスマナーをお伝えします。

挨拶は元気よく笑顔で”が基本中の基本

挨拶はビジネスシーンにおいて、大切な要素の一つ。第一印象は最初のひと言で決まるといってもいいくらいですよね。最初に挨拶をするシーンがとても多いと思いますので、ぜひ元気よく、大きな声で挨拶をすることを心がけてください。

その時には必ず、相手の目を見ることが大事。大げさではないさりげない笑顔を添えると印象アップにつながります。

ビジネスや人間関係は、相手に好感を持ってもらえることから始まります。

挨拶に自信がない……という方は、家で鏡を見て練習をしてみてもいいかもしれませんね。その際は、携帯の動画などで撮影をすると、客観的にどうしたらいいか、どこが足りないかがなどがわかりますのでやってみてくださいね。

電話は“3コール以内”で取って! 表情は明るくが基本

ビジネスシーンの中でも、とにかく電話が苦手という方は多いかもしれません。とくに、慣れない会社では、初めて聞く取引先の名前が聞き取れなかったり、相手の名前を何度も聞き返してしまったり、大事なことを聞きそびれてしまったりと、電話というだけで毛嫌いする人もいるようです。

電話のマナーは、鳴ったら3コール以内に受話器をとることが基本です。その時には、メモを忘れずに用意しましょう。

相手が名乗らない場合は、「恐れ入りますが」とこちらから聞き出しましょう。この時に間違いやすい表現が、「お名前頂戴できますか」です。“もらう”の謙譲語が“頂戴する”ですので、混同しないように注意。「お名前をうかがってもよろしいですか?」「お名前をお聞きしてもよろしいですか?」などと聞きましょう。

そして、一番大切なのは表情です。電話で表情は伝わらない……と思っている方もいるかもしれませんが、じつは、顔の表情と声の表情はつながっています。笑顔で話すと、明るく感情のこもった表情豊かな声になりますので、顔の表情にも気を配りましょう。

名刺交換を格好よくできると、“できる人”に見える!

社会人になる前は、格好いい名刺交換に憧れていたという方もいるかもしれません。

名刺交換は立って行うのが基本。この時気を付けてもらいたいのが姿勢です。胸を張ると、名乗る時の声もいい声がでますので、きれいな立ち姿を意識してください。

そして、自分の名前を相手に見えるように、目下の人から挨拶をするのが基本です。お金を払う側ともらう側の場合、常にもらう側が目下になりますので、もらう側から名乗ります。

また、相手の名前が難しい漢字だったり、複数の読みが推測できる場合、交換するときに「〜とお読みしてよろしいでしょうか」と確認しておきましょう。後からは聞きにくいものです。

さらに大勢の中で交換をする場合、名刺と顔が合致しなくなる場合もあります。その時には、座った順に名刺を並べたり、後で特徴的だったことを名刺の裏にメモをしたりしておくとわかりやすいです。

そして、一番やってはいけないこと……それは、名刺を忘れることです。もし忘れてしまったら、次に会う時にきちんとお詫びをして渡しましょう。名刺は代用とはいかないので注意です。多めに持ち歩きましょう。

 

以上、ビジネスマナーのおさらいでしたが、いかがでしょうか?

仕事でベテランになっても、マナーは“初心忘るべからず”、春風のように颯爽としておきたいですよね!

2017/3/24 BizLady掲載

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