チャレンジする
null上司に難題な仕事をできるか問われた時、「チャレンジしてみます」と言いたい場合の“I will challenge it”は間違い。
“challenge”は「(人)に挑戦」する時に使われる単語(彼に試合を挑む。など)で、「(物事)に挑戦」する時に使うのは“try”や“attempt”が適しています。
“I will challenge it”でも通じないことはありませんが、「この人は英語力に欠けるな」と思われてしまいます。
ノートパソコン
null仕事の必需品、“ノートパソコン”は和製英語だと知っている人は少ないかもしれません。デスクトップは英語ですが、ノートパソコンは正しくは“laptop computer”。
膝(lap)の上(top)に乗せるパソコンという意味からきているようです。
サラリーマン
null日本語では男性会社員はサラリーマン、女性はOL(Office Lady)と言いますが、どちらも外国人には通じません。
会社員の名称は男女問わず“office worker”が正しい単語。サラリーマンと言うと“給与取り”という意味になり、誤解が誤解を生みトラブルになりかねません。今のうちに正しく覚えておきましょう。
以上、和製英語の正しい意味をご紹介しましたが、いかがでしたか?
通訳や翻訳の仕事をする筆者でも、和製英語には困惑することがあります。
“知った気”になっていることが最も成長を妨げます。日常の中でカタカナを見かけたら「これって英語? 和製英語?」と調べてみて下さい。日々の積み重ねが英語力アップの鍵です!
2015/9/24 BizLady掲載
執筆/井上エリ